震災後、エネルギーを考える機会がだいぶ増えてきました。

資源エネルギー庁のページで調べてみると、電力を含むエネルギー消費量全体で見た場合、産業関係はほぼ横ばいだそうですが、家庭用がかなり伸びている結果が示されていました。

「いつでもどこでも快適に」のような言葉に代表される技術、ITやエアコンといったもので、家庭のエネルギー消費量がどんどん伸びてきているんですね。

現在、消費電力が明らかに下がるものとして期待されるもののひとつは照明ですね。私もシーリングライトなど購入して入れ替えました。

白の光がLEDで実現できたのは、よく知られている青色LEDが開発されたからです。90年代前半に発売開始されてますから、20年近く経って家庭用の照明として利用されるようになりました。

画期的だと分かっていても一般に使われるまではこんなに時間がかかるのか、と思っておりましたが、今回の震災で、LED化が一気に加速されそうな気がしております。

LEDの寿命も長いので、お父さんの仕事の代表である「電球交換」は、人生に数回しか経験しない珍しい作業に変わるのでしょうね。きっと。