ビッグデータの議論が本格的になってきました。ビッグデータの例でよく引用されるのが、医療に関するデータや、自動車からのデータの例です。

自動車の場合、現在移動している場所やワイパーの動作の有無、速度、ライトのオンオフ情報などを逐次集めて解析することで、どの道路が生きているか、雨がどのくらい降っているかなど、各地域の詳細な情報が解析可能となります。

こういった大量のデータに対する研究論文が、最近多くなってきました。任意のデータ間に関数的な依存関係があるかどうかを推定するようなアルゴリズムもその一例です。

DNA配列のシーケンシングでも1度に得られるデータの容量が、テラバイト級になっていますが、様々な方面でこういった大量データの処理が求められるようになりそうです。これからさらに一歩進んだ新しい世界が待っているような気がいたします。