序 永田和宏,遠藤斗志也
概論:タンパク質の一生とタンパク質社会学 遠藤斗志也,永田和宏
1)概説 タンパク質の誕生と成熟の社会学 吉田賢右,元島史尋
2)新生プロセスの制御 1. 最も早いタンパク質品質管理機構 稲田利文,饗場弘二 2. 翻訳時におけるシャペロンの働き 田口英樹,Bei-Wen Ying,上田卓也
3)フォールディングの景観 1. フォールディングの理論 高田彰二,高城史子
1)概説 タンパク質の配送・搬入とタンパク質が通る孔学 遠藤斗志也
2)配送システム 1. 合成後に運ばれる膜タンパク質の配送機構 三原勝芳 2. 大腸菌リポタンパク質の輸送質 成田新一郎,徳田 元 3. 解明されはじめた葉緑体タンパク質配送システムのユニークさ 菊地真吾,中井正人
3)タンパク質の通る孔 1.ミトコンドリアの外膜内膜の孔 遠藤斗志也,山本 林 2. Clp,プロテアソームの孔 渡辺洋平,吉田賢右 3.トランスロコンの孔 阪口雅郎,木田祐一郎 4. 核膜の孔 浅利宗弘,米田悦啓
1)概説 タンパク質社会における危機管理システム 永田和宏
2)監視システム 1. 小胞体ストレス感知機構 及川大輔,木俣行雄,河野憲二
3)再生システム 1. タンパク質のOマンノシル化と小胞体品質管理 中務邦雄 2. シャペロンによる再生システム 徳永文稔
1)概説 制御不能タンパク質が引き起こす病態 樋口京一
2)アミロイド形成 1. アミロイド線維形成機構 −裏の世界の構築原理 茶谷絵理,後藤祐児