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実験医学増刊 Vol.22 No.11 2004
成熟・展開する 
アポトーシス研究
分子機構や個体レベルの解析,非アポトーシス型細胞死研究への拡がりから疾患解明 ・医療応用まで
 出版社  羊土社

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辻本賀英

■ 第1章 アポトーシスの引き金

概論:細胞死研究の新たな展開と挑戦
一條秀憲

 1. デスレセプターとDISC関連分子
岡本一男,米原 伸

 2. TGF-βスーパーファミリーとアポトーシス
福田直美,斉藤正夫,宮園浩平

 3. アポトーシス誘導における細胞縮小化とCl−チャネルの役割
岡田泰伸,清水貴浩

 4. p53によるアポトーシス制御とその新展開
荒川博文

 5. BH3-onlyタンパク質:DNA傷害によるアポトーシス誘導の実行因子としての役割
渋江 司,谷口維紹

 6. DNA二重鎖切断によるアポトーシス
清水重臣,小西昭充,辻本賀英
 7. 小胞体ストレスによるアポトーシス
片山泰一,遠山正彌

■ 第2章 アポトーシスの実行・制御

 1. Bcl-2ファミリー概論
清水重臣,辻本賀英

 2. IAPとその阻害因子
鈴木泰行,高橋良輔

 3. PI3K−Akt経路によるアポトーシス抑制機構とその阻害剤開発の現状
藤田直也,鶴尾 隆

 4. ASK1の活性化機構とアポトーシスの制御
高河原周一,武田弘資,一條秀憲

 5. SAPK/JNK系の活性化機構と生理的役割
仁科博史,中川健太郎,堅田利明
 6. 細胞内小器官特異的caspase活性化機構と細胞死シグナル
光田輝彦,中川敏幸
 7. アポトーシスを司るDNAエンドヌクレアーゼ
田沼靖一,塩川大介,小林隆信

■  第3章 非アポトーシス型細胞死

 1. 虚血による細胞死
新沢康英,辻本賀英

 2. オートファジーを伴う細胞死
水島 昇

 3. 神経変性疾患と細胞死
垣塚 彰

 4. 癌と非アポトーシス型プログラム細胞死
北中千史


■  第4章 生体における細胞死

 1. タンパク質分解系による死の制御−ショウジョウバエからのブレイクスルー
倉永英里奈,三浦正幸

 2. ショウジョウバエの個体発生と細胞死
木村賢一

 3.リンパ球選択とアポトーシス
鍔田武志

 4. アポトーシスによる配偶子選別のしくみと意義
中西義信,白土明子

 5. 両生類における筋の発生運命とプログラム細胞死のしくみ
西川彰男
 6. 脳発生と細胞死
大石康二,後藤由季子

■  第5章 疾患と細胞死

 1. Fasリガンドによるアポトーシスと炎症と癌
須田貴司

 2. パーキンソン病のドパミン神経細胞死
望月秀樹,安田 徹,古谷 剛,水野美邦

 3. アルツハイマー病と神経細胞死
今泉和則

 4. タンパク質構造異常による細胞死と糖尿病
浦野文彦



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