1 lipid raftにおけるT細胞活性化の正と負の調節機構
小杉 厚
1.raftを構成する脂質とタンパク質 2.T細胞活性化とraft
2 B細胞抗原レセプターを介するシグナル制御機構
黒崎知博
1.BCRの構造・機能 2.アダプター分子群の機能 3.positive, negative
selection
3 B細胞レセプターシグナル伝達を担うアダプターBASH(BLNK/SLP-65)
北村大介
1.BASH/BLNK/SLP-65の発見 2.BASH欠損マウスの解析からわかったこと
4 免疫シグナル伝達におけるrasGAP結合タンパク質Dokの機能
山梨裕司
1.B細胞レセプターとDokの機能 2.細胞の癌化とDokの機能
5 リンパ球セマフォリン分子CD100の免疫応答の制御機構
熊ノ郷淳
1.セマフォリンファミリーの概略 2.CD100分子の構造と機能 3.CD100とそのレセプター
4.CD100ノックアウトマウス
6 gp130を介したサイトカインシグナルと他のシグナル伝達経路とのクロストーク
中島欽一,田賀哲也
1.レセプター複合体中にgp130を信号伝達鎖として共有するサイトカイン群 2.gp130を介した細胞内シグナル伝達機構
3.gp130信号伝達経路の負の制御機構 4.gp130を介したシグナルと他のシグナル伝達経路とのクロストーク
7 弱いシグナルと強い応答:I型インターフェロンレセプターを介した新たなシグナル伝達調節機構
高岡晃教,谷口維紹
1.IFNによる基本的なシグナル伝達経路 2.IFN-α/βの弱いシグナルによるIFN-γ応答性の増強
3.IL-6シグナル伝達系における“subthreshold IFN-α/β signaling” の役割の検討 4.シグナルクロストークの場としてのカベオラ膜ドメイン
8 サイトカインレセプターを介するシグナル伝達:gp130をモデルとして
西田圭吾,白銀隆宏,熱海 徹,日比正彦,石原克彦,平野俊夫
1.gp130の構造とシグナル伝達に関与する機能領域 2.SHP-2/Gab1,2を介するMAPキナーゼ活性化経路
3.YXXQモチーフを介するSTAT3の活性化による増殖,分化の制御機構
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