坂田泰史/編
心不全パンデミック時代に向けた心筋への治療アプローチとは
1.ヒト肺動脈性肺高血圧症に類似した血行動態と病理組織像を示す動物モデル 2.心不全における単一心筋細胞プロファイル 3.最新の心臓PET画像診断 4.オミックス情報解析技術をどう使うか 5.循環器領域におけるデータベース研究の現状と可能性 6.実用段階に入った心臓シミュレーション
1.興奮収縮連関―不全心筋ではどこが問題なのか 2.心筋細胞肥大の細胞内シグナル 3.発生および分化における代謝シフトと可塑性 4.心臓リモデリングにおけるオートファジーの役割 5.心不全と炎症 6.心筋炎と免疫の関与 7.microRNAの病態・診断・治療における意義 8.心臓線維化と心臓線維芽細胞 9.心筋−内皮細胞間クロストークによる心臓の発生・恒常性維持の制御機構 10.心腎連関のメカニズム 11.心脳連関のメカニズム
1.創薬標的としての心臓のエネルギー代謝 2.直接的サルコメア制御剤による新しい心不全治療薬の開発 3.循環器疾患に対するドラッグデリバリーシステムの可能性 4.膜分子のメカノセンシングを標的とした治療戦略 5.疾患iPS 細胞を心疾患の創薬に結びつける 6.心不全に対する新しい治療―細胞シート工学を応用した再生治療法の開発 7.ダイレクトリプログラミング(心筋直接誘導) 8.ゲノム編集の難治性心筋症医療応用
1.心筋細胞由来の悪性腫瘍はなぜ少ないか 2.心筋はなぜ動き続けられるのか―虚血に対する適応の観点から 3.左室心筋と右室心筋は何が違うのか 4.完全人工心臓はなぜ難しいのか? |