山本雅之,荻島創一/編
本書の刊行に寄せて
【末松 誠】
序にかえて ―ゲノム医療研究開発の基盤としての疾患データベースと複合バイオバンク
【山本雅之】
■ 第1章 データシェアリングにより推進するゲノム医療研究開発 |
- ゲノム医療研究開発の稀少疾患領域における国内外の動向
【小崎健次郎】
- がん領域におけるゲノム医療研究開発の国内外の動向
【大津 敦】
- 国際的なデータシェアリングの加速と国内の取り組み
【川嶋実苗,児玉悠一,高木利久】
■ 第2章 疾患データベースとバイオバンク 【プロジェクトの最前線と利用の実践ガイド】 |
[概論]疾患データベースとバイオバンクの現状と動向
【峯岸直子】
- 東北メディカル・メガバンク計画 ―震災復興からのコホートと次世代型バイオバンク構築
【清水厚志,布施昇男】
- 日本の疾患コホートとしてのバイオバンク・ジャパンの取り組み
【村上善則】
- ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク
【後藤雄一】
- 次世代多目的コホート研究 JPHC-NEXT
【澤田典絵,津金昌一郎】
- 山形県コホート研究
【佐藤慎哉,嘉山孝正】
- 鶴岡メタボロームコホート研究
【原田 成,武林 亨】
- 京都大学におけるBIC(Biobank and Informatics for Cancer)プロジェクトについて―クリニカルバイオバンク研究会も含めて
【武藤 学】
- 臨床ゲノム情報統合データベース整備事業の構想と展望
【加藤規弘】
- NBDCヒトデータベースとグループ共有への展開
【川嶋実苗,児玉悠一,高木利久】
- バイオバンク連携と統合データベース―東北メディカル・メガバンク計画の取り組みを中心に
【荻島創一】
- 国外の疾患ゲノムバリエーションデータベース ―ClinVar,COSMIC
【三嶋博之】
- 国外のバイオバンク ―BioVU,UK Biobank,Generation R,Lifelines
【栗山進一】
- バイオバンクにおける試料の品質管理―東北メディカル・メガバンク計画での取り組み
【工藤久智,寺川貴裕,山下理宇】
- コホート研究におけるゲノム・オミックス解析
【木下賢吾】
- 集団特異的なカスタムアレイの設計と高精度なジェノタイピング―カスタムアレイが拓く未来
【河合洋介,檀上稲穂】
- 現代的なバイオバンクの発達とその利用法
【信國宇洋】
- 個人情報保護の規制とバイオバンク
【米村滋人】
- バイオバンクとセキュリティ―東北メディカル・メガバンク機構の取り組みを中心に
【井貴子】
- バイオバンクと知的財産―東北メディカル・メガバンク計画バイオバンクを例に
【橋詰拓明】
- バイオバンクにおける倫理的課題―時間経過に関する一側面を中心に
【長神風二】
- バイオバンクを構築するために必要な人材とその育成
【鈴木洋一】
■ 第4章 疾患データベースとバイオバンクの今後の課題
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- バイオバンクの国際標準化のもたらすもの
【増井 徹】
- ゲノム医療研究への病院連携による診療情報の利活用
【永家 聖,荻島創一】
- バイオバンクにおける研究参加者への遺伝情報の結果回付
【川目 裕】
- IoT技術を活用した新たなコホート研究
【山内隆史,越智大介,檜山 聡】
- ジャポニカアレイを用いたゲノム情報の解析と研究応用
【山口泰平,岩田誠司,高山卓三】
バイオバンクのこれまでの発展の基本軸と将来の展望 ―バイオバンクの2つの流れと医療ビッグデータ・人工知能
【田中 博】