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実験医学増刊　Vol.32 No.2 2014

研究成果を薬につなげる アカデミア創薬の戦略と実例				◆　出版社　◆　羊土社 〒101−0052 東京都千代田区神田小川町2-5-1 TEL 03-5282-1211 FAX 03-5282-1212 URL https://www.yodosha.co.jp/

長野哲雄／編

序
【長野哲雄】

■　総論

1. アカデミア創薬を成功させるために
   【長野哲雄／堺谷政弘】
   
   
2. アカデミア創薬における死の谷の本質は何か
   【小島宏建】
   
   
3. アカデミア創薬を推進する国内外の取り組み
   【岡部隆義】

■　第1章　アカデミア創薬実現に必要な10の視点

1. アカデミア創薬における化合物ライブラリーの重要性
   【小島宏建】
   
   
2. アカデミア創薬における化合物スクリーニングのポイント―偽陽性ヒットをいかに見極めるか
   【熊谷和夫】
   
   
3. 『疾患関連因子』は必ずしも『創薬標的分子』ではない―適切なターゲット選定のための要件
   【下西　学】
   
   
4. -i）　表現型アッセイ(1)：アカデミア創薬における創薬標的タンパク質の探索研究
   【小松　徹】
   
   -ii）　表現型アッセイ(2)：「くすり（候補）」の効き方を調べる―新しい光親和性標識法の開発
   【細谷孝充／吉田　優】
   
   
5. 合理的創薬と構造解析
   【齊藤貴士／堺谷政弘／前仲勝実】
   
   
6. 創薬におけるバイオマーカーの重要性
   【本橋慧樹／福元宏明／森豊隆志／岩坪　威】
   
   
7. 創薬における構造最適化研究―リード最適化の難しさとその魅力
   【宮地弘幸】
   
   
8. インシリコ創薬
   【本間光貴】
   
   
9. エコファーマという創薬技術―ドラッグリポジショニングとの相違
   【井上和秀】
   
   
10. アカデミア創薬における特許出願と学術発表はジレンマとなるか？
    【浅井章良】

■　第2章　アカデミア創薬研究の今を知る

《注目の標的からの創薬展開》

1. リゾホスファチジン酸産生酵素ATX/NPP2を標的とした創薬
   【青木淳賢】
   
   
2. キナーゼの多彩な立体構造を標的とした創薬
   【喜井　勲／萩原正敏】
   
   
3. 2型糖尿病の新規創薬ターゲットとしてのLPA第4受容体
   【大戸貴代／柳田圭介／石井　聡】
   
   
4. タンパク質間相互作用をターゲットとした阻害低分子化合物探索と創薬
   【圓谷奈保美／本間謙吾／一條秀憲】
   
   
5. 核内受容体の医薬化学―合成レチノイドの創薬展開
   【影近弘之】
   
   
6. 顕在化した創薬標的マイクロRNA（miRNA）
   【村田亜沙子／中谷和彦】

《各疾患領域におけるニーズと研究戦略》

7. メラノーマの治療に向けて―固形腫瘍への分子標的薬の開発
   【酒井敏行】
   
   
8. -i）　血液がん(1)：急性骨髄性白血病におけるニーズとシーズ
   【直江知樹】
   
   -ii）　血液がん(2)：急性骨髄性白血病幹細胞を標的とした医薬品開発
   【田仲昭子／斎藤頼子／石川文彦】
   
   
9. 免疫抑制剤開発の新しい分子標的としてのDOCK2
   【宇留野武人／福井宣規】
   
   
10. 神経疾患領域におけるアカデミア創薬
    【植田弘師／松永隼人】
    
    
11. 代謝疾患の治療に向けたアカデミア創薬―アディポネクチン受容体を標的とした健康長寿薬開発への挑戦
    【山内敏正／岩部美紀／岩部真人／門脇　孝】
    
    
12. 感染症の治療に向けて―ポリオ根絶計画におけるアカデミア創薬の試み
    【有田峰太郎】
    
    
13. 希少疾病のアカデミア創薬―グローバルオーファンドラッグ創成をめざして
    【北　潔／志波智生／原田繁春】

■　Column 創薬研究にまつわる注目の動き

1. 蛍光プローブが拓く新しいスクリーニング系
   【花岡健二郎】
   
   
2. 化合物の“質”を評価する新しいスクリーニング系
   【長門石 曉／津本浩平】
   
   
3. 新しいADMET/PK評価系としてのサンドイッチ培養ヒト肝細胞
   【杉山雄一】
   
   
4. カイコを用いた糖尿病治療薬の開発
   【松本靖彦／関水和久】

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