概論 ウイルス・細菌と生体防御機構の攻防 1. ウイルスセンサーによるRNA認識とシグナル活性化の分子メカニズム 2. HIVと内因性防御機構の攻防 3. 麻疹ウイルスの宿主防御抑制機構 4. ヘルペスウイルスによるリン酸化を介した宿主機能制御 5. サルモネラの炎症誘導と定着戦略─Salmonella Typhimurium(ネズミチフス菌)による腸感染 6. 赤痢菌による自然免疫克服戦略 7. 腸管感染における病原細菌と常在細菌の攻防 8. 腸内細菌によるインフルエンザウイルス特異的粘膜免疫応答の制御
概論 超生命体のエコシステム─宿主-共生細菌叢クロストークのバイオロジー 1. ヒト常在菌叢マイクロバイオーム研究 2. 統合オミクスによる腸エコシステムの理解 3. 腸内常在菌と宿主腸管免疫系 4. 腸管IgAの産生メカニズムと腸内細菌制御 5. プロバイオティクス─宿主に有益な生きた微生物 6. 皮膚・鼻腔における宿主-病原性細菌-常在細菌間の相互作用
概論 宿主の生体バリア─腸管,肺,皮膚における新たな免疫細胞とその機能 1. 腸管粘膜における制御性ミエロイド細胞 2. M細胞の機能と分化,腸管免疫系における位置づけ 3. 肺におけるインバリアントNKT細胞による糖脂質抗原認識と細菌感染防御 4. 皮膚免疫システムと常在細菌の相互作用研究 5. 寄生虫感染と宿主粘膜免疫の攻防におけるIL-33とII型自然リンパ系細胞の役割
概論 感染・共生・生体防御研究から生まれる新たな疾患予防,治療法ターゲット 1. RIPキナーゼを介した細胞死─敗血症治療の新たなターゲット 2. 酸化ミトコンドリアDNA─新たな核酸免疫認識機構とその臨床応用の可能性 3. 実用化ステージとなった粘膜ワクチンの今後に向けた新展開 4. mTORをターゲットとしたワクチン,免疫療法 5. 粒子アジュバントのメカニズム 6. 細胞外核酸の生物学的意義と臨床応用
|