進展する幹細胞のサイエンスから再生医療へ
【梅澤明弘】
I.微小環境
- ニッシェによる組織幹細胞の維持
【長澤丘司/尾松芳樹/杉山立樹】
- 幹細胞とがんの接点
【平尾 敦】
II.リプログラミングのメカニズムとエピジェネティクス
- ヒトとマウスiPS細胞の共通性と相違点
【多田 高】
- 体細胞初期化を促進する新規因子の探索とGlis1の同定
【前川桃子/山中伸弥】
- iPS細胞とゲノムメチル化ダイナミクス
【西野光一郎/梅澤明弘】
- 幹細胞のゲノムインプリンティングとエピジェネティクス
【多田政子】
III.分化と多能性のメカニズム
- Zfp521による多能性幹細胞の神経分化の開始機序
【上谷大介/笹井芳樹】
- 体軸幹細胞から神経系・中胚葉への分化とその制御
【竹本龍也/近藤寿人】
- 哺乳類の生殖細胞における分化多能性の誘導
【木村 透】
- マウスES細胞におけるシグナル−転写因子ネットワークによる多能性維持のメカニズム
【浦 大樹/丹羽仁史】
IV.幹細胞の維持と安定化,その他の機能
- ES細胞におけるZSCAN4によるゲノム安定性維持
【平田哲也/洪 実】
- 細胞間接着によるヒト多能性幹細胞の生存シグナルの分子機序
【大串雅俊】
- 多能性幹細胞と糖鎖
【豊田雅士/梅澤明弘】
■ 第2章 多能性幹細胞と分化誘導などのテクノロジー |
- 医療応用へ向けたヒトiPS細胞作製の技術開発
【山川達也/沖田圭介】
- 特定因子による細胞運命の直接転換
【鈴木淳史】
- クローン胚からのES細胞作製
【阿久津英憲/福田 篤/Dieter Egli】
- 幹細胞の自己組織化による眼杯形成
【永楽元次】
- ES/iPS細胞研究のための遺伝学的手法の新展開
【堀江恭二/國府 力/竹田潤二】
- 転写調節因子を自在に誘導できるES細胞バンクの作製とその応用
【中武悠樹/西山 晃/洪 実】
■ 第3章 臨床に向けた戦略と最前線ー創薬・多細胞体構築に向けて |
- 加齢黄斑変性
【岡本理志/高橋政代】
- ES細胞から機能的な下垂体の立体形成
【須賀英隆】
- iPS細胞を用いたParkinson病に対する再生医療の現状と課題
【西村周泰/高橋 淳】
- ES・iPS細胞からの機能的な始原生殖細胞の分化
【林 克彦/斎藤通紀】
- ES細胞・iPS細胞から機能的な血液細胞を作り出す方法
【原 孝彦/北島健二】
- 制御性T細胞と移植免疫
【木本富子/坂口志文】
- 患者から学び患者に還元する,疾患iPS細胞研究の新展開
【濱崎考史/寺田直弘】
- iPS細胞を用いた遺伝子・細胞治療への挑戦
【香月康宏/押村光雄】
■ 第4章 再生医療実用化の現状とレギュレーション |
- 臨床用iPS細胞バンク
【青井貴之】
- 再生医療における細胞・組織加工製品の治験とレギュレーション
【草川森士/佐藤陽治】