●概論 日本における生理活性ペプチド研究の流れとその展開
【児島将康/斎藤祐見子】
●第1章 代謝制御・摂食調節のキープレーヤー
- 最新のグレリン基礎研究
【細田洋司/寒川賢治】
- アディポサイトカイン研究の進歩
【福原淳範/大月道夫/下村伊一郎】
- レプチン研究の最近の話題
【孫 徹/海老原 健/細田公則/中尾一和】
- アディポネクチンおよびアディポネクチン受容体の構造と機能
【山内敏正/門脇 孝】
●第2章 興味深い生理機能を示す代謝制御ペプチド
- 睡眠・覚醒と摂食調節をリンクする神経ペプチド:オレキシン
【桜井 武】
- MCHの最新の話題
【斎藤祐見子】
- 代謝制御と日内リズムをリンクするニューロメジンUとニューロメジンS
【森 健二/宮里幹也/児島将康/寒川賢治】
- ガラニン様ペプチド(GALP)による摂食・代謝調節と肥満克服の新戦略
【影山晴秋/竹ノ谷文子/柴 加奈子/塩田清二】
- ヒトにおけるレジスチンの意義─インスリン抵抗性,SNP,血中濃度
【大沼 裕/大澤春彦】
●第3章 日本発:新しく発見された代謝調節因子
- 新規生理活性ペプチドの探索方法の進歩
【斎藤祐見子/児島将康】
- 摂食抑制ホルモン“ネスファチン-1”─レプチンとの対比
【清水弘行/森 昌朋】
- アンジオポエチン様因子と生活習慣病
【尾池雄一】
- セクレトペプチドーム解析で発見された新しい摂食調節ペプチドNERP-2
【佐々木一樹/十枝内厚次/中里雅光/南野直人】
- 新しいアディポサイトカインSfrp5の代謝制御機構
【大内乗有】
●概論 生理活性ペプチドと疾患・臨床応用
【山口秀樹/中里雅光】
●第4章 代謝調節における末梢・中枢の組織連関
- 生理活性ペプチド・ホルモンとAMPK
【戸田知得/箕越靖彦】
- エネルギー代謝の臓器・組織間作用
【山田哲也/片桐秀樹】
- 中枢神経インスリン作用による肝糖産生制御機構
【井上 啓】
- 摂食調節に機能する生理活性ペプチド;CCK, NPW&NPBの作用機構および摂食関連ホルモンの末梢での相互作用と中枢への伝達
【伊達 紫】
- 脳による骨の調節
【竹田 秀】
- 肥満と炎症性サイトカイン
【伊藤綾香/小川佳宏】
●第5章 生理活性ペプチドの臨床応用
- 創薬ターゲットとしての生理活性ペプチド
【森 正明】
- グレリンのトランスレーショナルリサーチ
【松元信弘/中里雅光】
- レプチンと疾患,および臨床応用
【海老原 健/細田公則/中尾一和】
- アディポネクチンと疾患,臨床応用
【中川靖彦/船橋 徹】
- インクレチンとインクレチンを応用した治療の可能性
【原田範雄/稲垣暢也】
- グルカゴンおよびグルカゴン関連ペプチドの生体内意義と臨床応用
【難波光義/美内雅之/宮川潤一郎】
- ナトリウム利尿ペプチドと肥満・インスリン抵抗性
【岸本一郎/徳留 健/槇野久士/寒川賢治】
- アドレノメデュリンの内分泌・代謝系へのユニークな作用
【北 俊弘/北村和雄】