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実験医学増刊 Vol.26 No.20 2008
樹状細胞による免疫制御と臨床応用
T細胞制御機構の理解から,樹状細胞療法の開発,自己免疫疾患・感染症の病態解明とその治療まで
 出版社  羊土社

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■ 第1章 樹状細胞の生物学と生理学(分化・サブセット活性化・動態)

1.血液前駆細胞から樹状細胞サブセットへの分化経路
2.樹状細胞による抗原提示の制御機構
3.Notchシグナルと樹状細胞分化
4.樹状細胞の遊走を制御するCDMファミリー分子DOCK2
5.核酸系免疫アジュバントによる樹状細胞活性化機構とその病理的意義
6.樹状細胞に発現するC型レクチンの機能とシグナル伝達

■ 第2章 樹状細胞を介する免疫応答制御

1.制御性T細胞と樹状細胞のクロストーク
2.樹状細胞上の共刺激分子制御による免疫応答制御
3.制御性樹状細胞を介する免疫応答制御
4.神経ペプチドCGRPによる樹状細胞機能制御
5.免疫寛容の誘導における樹状細胞の作用
6.樹状細胞サブセットによるOX40リガンドおよびICOSリガンドを介する向炎症・抗炎症免疫応答の制御
7.消化管粘膜での免疫応答における樹状細胞の役割─小腸粘膜樹状細胞によるIgAクラススイッチ制御

■  第3章 臓器特異的な樹状細胞の機能

1. 肝樹状細胞のサブセットとトラフィッキング
2. 皮膚の樹状細胞サブセットと機能
3.腸管粘膜固有層のユニークな樹状細胞によるTh17細胞の誘導
4. 生殖器における樹状細胞サブセットと機能
5. 脳の樹状細胞・マクロファージの起源と機能

■ 第4章 感染における樹状細胞の作用

1. リーシュマニア原虫と樹状細胞
2. HIV:ヒト免疫不全ウイルス感染と樹状細胞
3.単純ヘルペスウイルス感染と樹状細胞機能
4. HBV:B型肝炎ウイルス感染と樹状細胞機能

■ 第5章 自己免疫疾患と樹状細胞

1. 自己免疫疾患におけるDcirの役割
2. 自己免疫疾患にかかわるcathepsin Kの新たな役割
3.SLE:全身性エリテマトーデスにおける樹状細胞機能異常と病因的役割

■ 第6章 臨床応用に向けた樹状細胞の利用

1. NKT細胞と樹状細胞のクロストークを利用した免疫療法の新展開
2. 樹状細胞制御によるがん免疫療法
3.免疫療法への応用を目指したES細胞からの樹状細胞の作製
4. 粘膜感染症に対する予防ワクチンの現状
5. 悪性脳腫瘍に対する樹状細胞療法


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