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実験医学増刊 Vol.24 No.13 2006
形と運動を司る細胞のダイナミクス
最新技術による分子機構の解明から疾患治療への展開まで
 出版社  羊土社

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竹縄忠臣

序論 細胞の形,細胞の運動を制御する細胞骨格と接着
竹縄忠臣

■ 第1章 細胞の形の制御

1.《概説》細胞を形作る構成要素:膜,細胞骨格,接着
末次志郎

2.LglとaPKC-PAR複合体による細胞極性の制御機構
堀越洋輔,大野茂男
3.アクチン細胞骨格系の制御機構 RhoファミリーGタンパク質
根岸 学,加藤裕教
4.微小管ダイナミクスと配向を制御する分子機構
清末優子
5.微小管結合タンパク質による細胞膜変形とエンドサイトーシスの制御
上江洲章吉,中西宏之
6.中間径フィラメントの構築制御とシグナルクロストーク
井澤一郎,稲垣昌樹
7.アクチン細胞骨格とアクチン調節タンパク質
馬渕一誠,渡邊直樹,寺崎朝子,高稲正勝,斧 正一郎
8.生体膜の形状を決定するタンパク質〜アクチン細胞骨格制御におけるその役割
伊藤俊樹

■ 第2章 細胞運動制御

1.《概説》細胞遊走:その様式と分子機構
遠藤 剛

2.化学遊走因子濃度勾配認識と先導端(leading edge)発生
佐々木敦朗,Richard A. Firtel

3.糸状仮足形成,葉状仮足形成と運動力の発生
末次志郎

4.単細胞遊走と集団遊走
山崎大輔,竹縄忠臣
5.SHPチロシンホスファターゼによる細胞運動・細胞接着制御
村田陽二,的崎 尚

■  第3章 細胞と外部環境

1.《概説》細胞接着と細胞骨格
扇田久和,高井義美

2.カドヘリン依存性細胞間接着〜カドヘリン・カテニン複合体による細胞間接着の調節
冨永純司,永渕昭良

3.ネクチンとネクチン様分子による細胞の接着,極性形成,運動,増殖の制御機構
佐藤龍洋,藤田直之,高井義美
4.タイトジャンクションを構成する膜タンパク質の最近の話題
池ノ内順一,古瀬幹夫,月田承一郎
5.細胞−細胞外基質間接着〜インテグリン裏打ちタンパク質による接着構造のター ンオーバーと運動の制御
木岡紀幸,満島 勝,高橋穂波,植田和光
6.細胞運動を制御するプロテアーゼ:MT1-MMP
伊藤義文

■  第4章 新たな研究ストラテジー

1.生体内イメージングによる癌細胞運動の観察
山口英樹

2.細胞遊走研究のパラダイムシフト〜二次元から三次元へ
栗栖修作

3.脂質結合モジュールによるイノシトールリン脂質動態解析
佐々木雄彦,渡辺健一,鈴木 聡
4.単分子スペックル顕微鏡によるアクチンダイナミックス観察
渡邊直樹

■  第5章 細胞と形態形成・疾患

1.からだ作りにみる上皮−間充織転換
吉野剛史,仲矢由紀子,高橋淑子

2.神経細胞移動とリーリン
馬場 敦,服部光治

3.WASP機能障害と血液細胞異常
小田 淳
4.筋形成・筋再生とWASP ファミリー
遠藤 剛,高野和儀
5.癌の浸潤,転移とアクチン細胞骨格による浸潤突起形成
及川 司
6.デスモソームカドヘリンの接着障害と水疱症
西藤公司,天谷雅行
7.インテグリンと病態
冨山佳昭


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