実験医学別冊 Experimental Medicine
改訂版 もっとよくわかる!
幹細胞と再生医療
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出版社
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羊土社
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長船健二/著
■ 改訂版のはじめに
■ 初版のはじめに
■ 第1章 再生医療と幹細胞―密接な両者を正しく理解する
再生医療の可能性―新たな医療アプローチを可能にする幹細胞のすごさ
幹細胞の4つの特徴
幹細胞の種類―多能性幹細胞と組織幹細胞
ニッチ―幹細胞性を維持するための生体内微小環境
■ 第2章 組織幹細胞(1) ―解明が進んでいる5つの組織幹細胞
組織幹細胞とは
組織幹細胞の存在を証明する5つの実験手法
造血幹細胞
間葉系幹細胞
神経幹細胞
皮膚,毛嚢の幹細胞
腸幹細胞
■ 第3章 組織幹細胞(2) ―その他の臓器でも研究は進む
外胚葉系―眼,乳腺
中胚葉系―骨格筋,心筋,腎臓
内胚葉系―肝臓,膵臓,肺
生殖系―精子
SP 細胞―高い色素排出能をもつ細胞集団
今後の課題
■ 第4章 ES細胞 ―実用化の鍵を握るフロントランナー
ES 細胞とは
ES 細胞の基本的な分化誘導法
ES 細胞から特定細胞種への分化誘導法開発
両生類受精卵のアニマルキャップ
今後の課題
■ 第5章 iPS細胞 ―ノーベル賞のその後
iPS 細胞とは
ES 細胞や株間の比較
iPS 細胞の利点
効率的で安全なiPS 細胞樹立へのアプローチ
iPS 細胞研究動向
今後の課題
■ 第6章 ダイレクトリプログラミング ―幹細胞を用いない再生医療
ダイレクトリプログラミングとは
過去のダイレクトリプログラミングの報告
膵臓のin vivo リプログラミング
膵臓以外の5つの成功例
ダイレクトリプログラミングによる再生医療の利点と課題
■ 第7章 機能的な組織や臓器を創る ―オルガノイドを中心に
オルガノイド
organ-on-a-chip
異種動物を活用した臓器再生
その他の臓器再生研究
今後の課題
■ 第8章 ケミカルバイオロジー ―未開の「宝の山」のストラテジー
ケミカルバイオロジーとは
幹細胞の未分化状態の維持
体細胞からiPS 細胞へのリプログラミング
幹細胞から臓器細胞への分化誘導研究
化合物スクリーニングによる臓器の発生分化機構の解明
疾患特異的iPS 細胞を用いた難治性疾患に対する治療薬探索
生体内(in vivo )での再生
化合物を用いた研究の特徴
■ 第9章 疾患モデル ―幹細胞が活きるもう1つの臨床応用
ゲノム編集技術の進歩
in vivo モデル
in vitro モデル
疾患特異的iPS 細胞を用いた創薬
疾患特異的iPS 細胞を用いた遺伝子治療
今後の課題
■ 第10章 幹細胞再生医学研究の臨床応用と実用化 ―幹細胞研究はここまで進んだ!
再生医療と実用化が期待される研究領域
レギュレーション,産業面の整備
再生医療用iPS 細胞株
ヒトES/iPS 細胞を用いた細胞療法の臨床試験までの道筋
ヒトiPS/ES 細胞を用いた国内における細胞療法の臨床試験
薬剤毒性評価系
組織幹細胞を用いた臨床試験
細胞シート工学を応用した臨床研究
今後の課題と展望
■ おわりに〜基礎研究と臨床を結ぶために〜
■ 索引
■ Column
私の研究の歩みと現在のテーマ
なぜ再生研究をはじめたか?
北 徹先生〜私が医学部を卒業して入局した医局の教授
浅島先生との出会い
浅島誠先生〜私の大学院時代の指導教官で恩師
浅島研のイモリ採り
本当につらかったけど,ためになった3年間
先のことを考えない
iPS 細胞のi はなぜ小文字なのか?
メルトン(Douglas A Melton)先生〜私の米国留学時のボスで恩師
メルトン研究室
学問や研究は決して浅くて狭いものではない
消火器
NBA バスケットボール
人生は何が起こるかわからない
山中先生のノーベル生理学医学賞受賞
偉大な先生たちの共通点
人生初のフルマラソン
ベンチャー設立
臨床試験
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