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実験医学別冊 Experimental Medicine
改訂版 もっとよくわかる!
腸内細菌叢
“もう1つの臓器”を知り、健康・疾患を制御する!
 出版社  羊土社

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東京都千代田区神田小川町2-5-1
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福田真嗣/編

■ 改訂にあたって

【福田真嗣】

■ 初版はじめに

【福田真嗣】

■ 巻頭カラー

■ 第I部 腸内細菌の基礎知識

1章 腸内細菌研究ことはじめ

【福田真嗣】

1 腸内細菌の発見から20世紀前半まで―便の観察からはじまった

2 20世紀後半―腸内細菌の培養・同定・分類法の確立

3 そして腸内マイクロバイオーム研究へ

2章 腸内細菌と健康・疾患

1 腸内細菌の分類・命名
【平山和宏】

2 ヒトの健康と腸内細菌叢
【福田真嗣】

3 ヒトの疾患と腸内細菌叢
【福田真嗣】

3章 生体バリアと腸内細菌叢

【後藤義幸】

1 物理的・化学的バリア

2 生物学的バリア(粘膜免疫系)

3 環境因子としてのバリア(常在細菌)

4 免疫系の修飾(TLR・NLRなどを介した作用)

■ 第II部 腸内細菌叢とヒトの疾患

4章 腸内細菌のはたらき

【福田真嗣】

1 腸内細菌にとっての栄養

2 腸内細菌叢はもう1つの臓器

5章 腸内細菌叢のバランスを変化させる要因

【小田巻俊孝】

1 食事

2 生活習慣

3 薬物療法

4 加齢

5 環境

6 出生経路,乳児期の栄養方法の違い

7 宿主遺伝要因

8 おわりに

6章 腸内細菌叢のバランス異常(dysbiosis)と疾患

1 消化器疾患
【鎌田信彦】

2 代謝性疾患
【木村郁夫】

3 がん
【大谷直子】

4 免疫系疾患
【後藤義幸】

5 循環器疾患
【山下智也】

■ 第III部 腸内環境制御(腸内デザイン®)へのアプローチ

7章 腸内環境を“見る”方法

1 ヒト腸内細菌叢メタゲノム解析手法
【中村祐哉,山田拓司】

2 ヒト腸内環境のメタボローム解析手法
【福田真嗣】

3 メタボロゲノミクス
【福田真嗣】

8章 腸内環境を“知る”方法

1 細菌の単離・培養・保管
【坂本光央】

2 無菌動物とノトバイオート動物
【平山和宏】

3 オルガノイドを用いた解析
【宣 旭,佐々木伸雄】

4 統計および数理・生態学的アプローチ
【鈴木健大】

9章 腸内環境を“操る”方法

1 プレバイオティクス
【境 洋平】

2 プロバイオティクス
【小田巻俊孝】

3 ポストバイオティクス
【小川 順】

4 ファージ療法
【藤本康介,植松 智】

5 便移植療法の現状と展望
【石川 大】

■ 第IV部 腸内細菌叢研究の実用化の試み

10章 腸内細菌叢を標的とした医薬品開発

1 生菌製剤(単菌/カクテル)
【金 倫基】

2 腸内細菌に作用する低分子薬
【金 倫基】

3 腸内細菌創薬の課題点と今後の展望
【金 倫基】

4 マイクロバイオーム創薬の産業化動向
【中原 拓】

11章 腸内環境に基づく層別化医療・創薬・ヘルスケア

【福田真嗣】

1 腸内環境情報を活用した病気の診断・予測

2 腸内環境情報を活用した近未来の層別化医療・創薬・ヘルスケア

■ あとがき

【福田真嗣】

■ 執筆者一覧

■ 執筆者プロフィール

■ 索引

■ Column
  1. ときにまぎらわしい菌の命名
    【福田真嗣】

  2. 私と腸内細菌研究との出会い
    【福田真嗣】

  3. サツマイモを食べるとなぜおならが出るか?
    【福田真嗣】

  4. 細菌の“顔”を観察しよう
    【鎌田信彦】

  5. 腸内細菌研究との出会い
    【木村郁夫】

  6. 共生と排除のしくみ
    【後藤義幸】

  7. 微生物の学名
    【坂本光央】

  8. 幹細胞学者がなぜ腸内細菌?
    【佐々木伸雄】

  9. ハンプティー・ダンプティー群集
    【鈴木健大】

  10. 転換期
    【小川 順】

  11. 私と腸内細菌研究
    【金 倫基】

  12. 利己的な腸内細菌?
    【福田真嗣】


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