1. 生命科学論文を書きはじめる人のための英語鉄板ワード&フレーズ
2. 食品機能学
3. 生理学
4. 基礎栄養学ノート 第5版
5. 基礎栄養学 第5版
生命科学論文を書きはじめる人のための
英語鉄板ワード&フレーズ
河本 健,石井達也/著
本書の使い方
第一部:概略編
1 本書で示す分類と論文執筆の戦略
2 頻出重要コロケーションパターン
3 論文の型を学ぼう-各セクションの書き方のポイント-
4 論文執筆の流れ-“Results” から書き始めよう-
コラム(1)ChatGPTとライフサイエンス辞書コーパスで英語表現を見つけよう
第二部:本編(キーワード/キーフレーズ)
A 研究/実験を行う理由とその実施について述べる表現
A-1 研究/実験の仮説や根拠を示すときのキーワード
A-2 研究/実験の目的を示すときのキーワード
A-3 研究/実験の実施について述べるときのキーワード
B 実験結果を述べる表現
B-1 結果の提示を行うときのキーワード
B-2 変化した結果を述べるときのキーワード
B-3 変化なしの結果を述べるときのキーワード
B-4 結果を比較するときのキーワード
B-5 結果を追加するときのキーワード
C 解釈/まとめ/概略を述べる表現
C-1 解釈を述べるときのキーワード
C-2 一致を述べるときのキーワード
C-3 可能性を述べるときのキーワード
C-4 まとめ/結論を述べるときのキーワード
C-5 本研究の概略を紹介するときのキーワード
D 背景情報/課題/展望を述べる表現
D-1 研究対象を紹介/定義づけするときのキーワード
D-2 研究対象を特徴づけするときのキーワード
D-3 重要性を強調するときのキーワード
D-4 先行研究を紹介するときのキーワード
D-5 問題/課題を述べるときのキーワード
D-6 将来の課題を述べるときのキーワード
D-7 将来展望(成果の価値)を述べるときのキーワード
E 実験方法を述べる表現
E-1 研究材料の入手や作製に関するキーワード
E-2 研究材料の維持管理に関するキーワード
E-3 実験手順に関するキーワード
E-4 実験の実施に関するキーワード
E-5 統計処理に関するキーワード
E-6 バイオインフォマティクスの方法に関するキーワード
E-7 研究倫理に関するキーワード
第三部:巻末演習
解答
コラム(2)ChatGPTを使って文を書き換えてみよう
付録:Move/Step との対応図
索引
栄養科学イラストレイテッド
食品機能学
深津(佐々木)佳世子/編
◆ 序
【深津(佐々木)佳世子】
第1章 食品機能学とは
【深津(佐々木)佳世子】
1.食品とは
A 日本における食品の定義
B 食品の条件・特性
2.食品の機能
A 一次機能とは
B 二次機能とは
C 三次機能とは
3.機能性食品とは
A 保健機能食品
B 特定保健用食品
C 栄養機能食品
D 機能性表示食品
E 特別用途食品
[食べ物で健康になる!]日本と諸外国における食品表示の違い
第2章 一次機能
【海野知紀】
1.一次機能とは
2.たんぱく質の栄養
A アミノ酸とペプチド
B たんぱく質
C たんぱく質・アミノ酸の役割
D たんぱく質の栄養価
3.炭水化物の栄養
A 糖質の分類
B エネルギー源としての役割
C 血糖調節
D 食物繊維
4.脂質の栄養
A 脂質の種類
B 脂質を構成する脂肪酸の種類
C 油脂の構造と性質
D 油脂の酸化
E 脂質の栄養
5.ビタミンの栄養
A ビタミンの分類
B 脂溶性ビタミン
C 水溶性ビタミン
6.ミネラルの栄養
A 多量ミネラル
B 微量ミネラル
[食べ物で健康になる!]たんぱく質って体にとって非効率?
第3章 二次機能
1.二次機能とは
【伊藤裕才】
2.呈味成分
【伊藤裕才】
A 味覚について
B 甘味成分
C 酸味成分
D 塩味成分
E 苦味成分
F うま味成分
G 渋み成分
H 辛味成分
I えぐ味成分
J 味の相互作用
3.香気成分
【伊藤裕才】
A 植物の香気成分
B きのこの香気成分
C 腐敗や発酵食品の匂い成分
D 調理で発生する香気成分
4.色素成分
【伊藤裕才】
A カロテノイド色素
B フラボノイド色素
C ポルフィリン色素
D 天然色素類
E 調理で生成する色素
F 合成着色料
5.テクスチャー
【中川裕子】
A 食品のテクスチャーの認知
B 味覚とテクスチャー
C 食べる機能とテクスチャー
D 食品のレオロジー
E 官能評価
6.毒性物質
【伊藤裕才】
A 植物の毒
B きのこの毒
C 魚介類の毒
D 調理加工で発生する毒性物質
[食べ物で健康になる!]昆虫由来の食材ってどう思う?
【伊藤裕才】
第4章 三次機能
1.三次機能とは
【深津(佐々木)佳世子】
2.特定保健用食品の許可表示に基づいて
A おなかの調子を整える
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
B 糖の吸収を緩やかにする
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
C 血圧が高めの方に適している
【深津(佐々木)佳世子】
D コレステロールが高めの方に適している
【深津(佐々木)佳世子】
E 歯の健康維持に役立つ
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
F 血中中性脂肪や体脂肪が気になる方に適している
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
G カルシウム等の吸収を高める
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
H 骨の健康が気になる方に適している
【中西陽子,深津(佐々木)佳世子】
3.抗酸化とフィトケミカル
A 活性酸素種と酸化ストレス
【小林翔,深津(佐々木)佳世子】
B フィトケミカル
【小林翔,深津(佐々木)佳世子】
C 栄養素のトランスポーター
【深津(佐々木)佳世子】
4.プロバイオティクスとプレバイオティクス
【深津(佐々木)佳世子】
A 腸内細菌・プロバイオティクス
B 食物繊維・プレバイオティクス
C シンバイオティクス
[食べ物で健康になる!]「科学的根拠」に基づく食品機能学は希望の光
【深津(佐々木)佳世子】
第5章 生活習慣病と栄養・免疫
1.生活習慣病
【深津(佐々木)佳世子】
A 生活習慣病という概念
B 死の四重奏,死の五重奏
C オーダーメイド栄養療法/オーダーメイド栄養指導
2.肥満
【深津(佐々木)佳世子】
A 肥満とは
B 肥満と肥満症とメタボリックシンドローム
C 肥満を防ぐ保健機能食品
D 内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
E 内臓脂肪型肥満が危険な理由
3.糖尿病
【深津(佐々木)佳世子】
A 糖尿病とは
B インスリンの働き
C 糖尿病や高血糖の原因となるメカニズム
D 糖尿病にはどんな種類があるの?
E 糖尿病の人は世界に何人くらいいるの?
F 血糖値が気になる方に適した保健機能食品
4.血管障害
【深津(佐々木)佳世子】
A 血管障害の成因について
B 血管内皮細胞障害因子について
C 血管内皮細胞による血管障害抑制作用
D 血管内皮細胞を守るために〜食事が大切〜
E 血管内皮細胞の健康によい保健機能食品および食品成分
5.免疫
【中西陽子】
A 免疫とは何か
B 免疫を担う器官と細胞
C 自然免疫
D 獲得免疫
E 抗原と抗体
F 免疫応答の調節と異常
G 栄養と免疫
6.がん
【中西陽子】
A がん細胞とは
B がんの原因
C がん化に関連する遺伝子異常
D がんの代謝
E がんの治療
F がんの治療と栄養管理
G がんの予防
[食べ物で健康になる!]健康のために,食べる? 食べない?
【中西陽子】
第6章 食品の規格基準と表示
【小林翔,深津(佐々木)佳世子】
1.食品にかかわる法律と食品制度の歴史
A 食品にかかわる法律
B 特別用途食品制度と保健機能食品制度の歴史
2.特別用途食品制度
A 特別用途食品の許可・表示
B 特定保健用食品
3.栄養機能食品と機能性表示食品
A 栄養機能食品の表示
B 機能性表示食品の表示
4.遺伝子組換え食品
A 遺伝子組換え農作物,遺伝子組換え食品
B 遺伝子組換え食品の表示
5.一般的な食品表示について(食品表示基準)
A 食品表示基準の制定と景品表示法
B 原産地・原産国の表示
C アレルギー表示の対象品目
D 栄養成分表示
E 原材料名と添加物
F 消費期限と賞味期限
G 製造所固有記号
H JASマークの表示
I 景品表示法
[食べ物で健康になる!]“何を”“どのように”食べるかについて一人ひとりが考える力を育む教育〜国民健康・栄養調査から考える〜
◆ 索引
Column
日本は世界に先駆けて
酸化還元反応について復習してみよう
エネルギー代謝にかかわる酸素の消費量と摂取量について考えてみよう
食物アレルギー
PT・OTビジュアルテキスト専門基礎
生理学
南沢 享/編
序
【南沢 享】
第1章 からだの働きのしくみを学ぼう(総論)
【南沢 享】
1 はじめに
2 人体の階層構造―細胞,組織,器官,器官系
1)細胞 2)組織 3)器官(臓器) 4)器官系
3 細胞の構造と機能
1)細胞膜 2)核 3)細胞小器官
4 膜輸送とシグナル伝達系
1)細胞内外の物質や情報のやりとり 2)チャネル 3)輸送体(担体) 4)ポンプ 5)受容体
5 恒常性
1)ネガティブフィードバック 2)発達・成長・老化など時間変化
6 生理学の理解に必要な化学や物理学の基礎知識
1)細胞を構成する物質 2)同位体 3)pH(水素イオン指数) 4)タンパク質の構造と性質 5)酵素による化学反応の促進 6)物質移動の原則 7)代謝とエネルギー 8)酸化還元反応 9)サーファクタント(界面活性剤)
第2章 からだを活動させる電気的な興奮(神経細胞,筋細胞,感覚受容細胞)
【南沢 享】
1 興奮性細胞とは何か
2 静止膜電位の発生のしくみ
3 活動電位の発生のしくみ
4 受容器電位
5 興奮の伝導と伝達
1)興奮の伝導 2)興奮の伝達
第3章 からだが感じる(感覚)
【志牟田 美佐】
1 物理的・化学的刺激を感じるしくみ
2 感覚の分類
1)体性感覚(表在感覚,深部感覚) 2)内臓感覚(臓器感覚,内臓痛) 3)特殊感覚(視覚,聴覚,平衡感覚,味覚,嗅覚)
第4章 からだを動かす・支える(筋肉・骨・関節)
【谷端 淳】
1 筋肉の種類と働き
1)骨格筋 2)心筋 3)平滑筋
2 骨格筋の構造
1)収縮装置としての骨格筋 2)ミオシンフィラメントとアクチンフィラメント(筋原線維)の構造
3 筋収縮の分子機構
1)筋収縮のしくみ(クロスブリッジサイクル) 2)筋弛緩のしくみ
4 筋肉への情報伝達
1)運動ニューロンによる筋線維支配 2)運動ニューロンから筋線維への興奮(筋収縮情報)の伝達 3)筋線維の興奮から収縮まで(興奮収縮連関)
5 骨格筋収縮の種類と特性
1)骨格筋収縮の種類 2)力発生の調節 3)等尺性収縮と等張性収縮 4)骨格筋の長さ―張力関係
6 骨格筋を構成する筋線維の種類と代謝特性
1)筋線維の種類 2)筋へのエネルギー補充
7 骨格筋の肥大・萎縮に関与する分子制御機構
1)骨格筋の肥大・萎縮 2)骨格筋再生にかかわる細胞
8 不随意筋の収縮の特徴
1)心筋の収縮 2)心筋収縮の特徴 3)心筋の収縮性 4)平滑筋の収縮
9 骨の働きと形成
1)骨の働き 2)骨の分類 3)骨の構造 4)骨の細胞とその役割 5)骨代謝 6)骨とカルシウム代謝
10 関節の構造と動き
1)関節の構造 2)関節運動の障害 3)不動関節
第5章 からだの中の情報を伝える(神経細胞・自律神経以外の末梢神経)
【志牟田 美佐】
1 神経系の構成
2 末梢神経系の機能的分類
3 神経細胞(ニューロン)と神経膠細胞(グリア細胞)
1)神経細胞(ニューロン)の形態 2)神経膠細胞(グリア細胞) 3)神経線維の分類
4 脊髄神経と脳神経
1)脊髄神経 2)脊髄神経の走行 3)脳神経 4)脳神経の線維の構成
第6章 からだとこころの司令塔(中枢神経系)
【志牟田 美佐】
1 髄膜
2 髄液
3 血液脳関門
4 脳循環
5 脳と脊髄の構造
1)脊髄の構造と機能 2)脳幹(中脳,橋,延髄)の構造と機能 3)小脳の構造と機能 4)間脳(視床,視床上部,視床下部)の構造と機能 5)大脳の構造と機能
第7章 からだのバランスを保つ(自律神経系)
【志牟田 美佐】
1 ニューロンの交代
2 拮抗的二重支配
1)自律神経による生体機能の調節 2)自律神経の神経伝達物質と受容体 3)交感神経系の構造 4)副交感神経系の構造
3 不随意的(自律的)支配
4 緊張性支配
第8章 からだに酸素を取り込む(呼吸器)
【谷端 淳】
1 呼吸のしくみ
1)呼吸の概要 2)吸気・呼気・血液のガス分圧 3)肺におけるガス交換 4)呼吸ガスの運搬
2 呼吸に必要な器官の構造と機能
1)気道 2)吸気時と嚥下時の上気道の動き 3)気道の機能 4)下気道の名称と分岐 5)気管支の構造 6)肺胞の構造
3 肺気量分画と気流速度
1)肺気量分画 2)気流速度
4 呼吸運動のしくみ
1)胸郭 2)呼吸筋 3)呼吸運動
5 肺循環
1)肺の血流と血圧 2)換気血流比不均等の調節
6 呼吸の調節機能
1)呼吸の中枢 2)化学受容器 3)肺の伸展受容器 4)呼吸運動は酸塩基平衡を調節する 5)呼吸運動の異常
7 呼吸の病態生理
1)換気障害 2)呼吸不全
第9章 からだ中に血液をめぐらせる(循環器)
【谷端 淳】
1 循環器系の役割
1)循環器系の構成 2)血管の構造と機能 3)心臓の構造
2 心臓のポンプ作用と心周期
1)血流量 2)血圧 3)心臓にかかる負荷 4)フランク・スターリングの法則 5)静脈還流量 6)中心静脈圧 7)心臓の収縮力とカルシウムイオン 8)心周期 9)心音
3 心臓の電気的興奮
1)固有心筋細胞の興奮と収縮 2)活動電位の発生と心臓の収縮 3)心臓の自動性と歩調とり 4)興奮の伝搬 5)心筋の収縮リズム(心拍数)の変化と潜在的歩調とり 6)心電図
4 心臓の循環(冠循環)
1)冠状血管系 2)冠状循環 3)心臓の機能不全
5 各臓器における循環の特性
1)脳循環 2)内臓循環 3)肺循環 4)骨格筋循環
第10章 からだ中をめぐって,からだを守る(血液)
【谷端 淳】
1 血液の組成と機能
1)血漿 2)細胞成分
2 造血のしくみ
1)骨髄における造血 2)造血幹細胞から血球への分化 3)赤血球の新生 4)造血幹細胞の増殖・分化にかかわるサイトカイン
3 赤血球
1)赤血球の役割 2)ヘモグロビンの構造と機能 3)酸素解離曲線 4)赤血球の破壊 5)血液型
4 白血球
1)白血球の役割 2)顆粒球 3)リンパ球 4)単球
5 血小板
1)血小板の役割 2)止血のメカニズム
6 血液凝固と線維素溶解
1)血餅・血清 2)血液凝固 3)線維素溶解(線溶)
第11章 からだの液体成分を調節する(泌尿器)
【南沢 享】
1 体液
1)体液の区分 2)からだの水分の出入り 3)浸透圧とは 4)血漿浸透圧とその調節 5)血漿膠質浸透圧とは
2 腎臓の機能と構造
1)腎臓の機能的特徴 2)腎臓の解剖学的特徴 3)腎小体(糸球体とボーマン嚢)の機能 4)尿細管と集合管の機能 5)腎盂(腎盤),尿管の機能
3 水や電解質の分泌と再吸収
1)水の再吸収 2)Na+,Cl−の再吸収 3)K+の再吸収と分泌 4)Ca2+とリン酸(PO43−)の再吸収
4 栄養素の再吸収
1)グルコースの再吸収 2)アミノ酸の再吸収
5 老廃物の排出
6 酸塩基平衡
1)体液のpH維持 2)HCO3−の再吸収 3)H+の分泌
7 腎臓の機能評価
8 腎臓の内分泌機能
1)レニン 2)エリスロポエチン(EPO) 3)活性型ビタミンD3
9 排尿
1)尿の性状 2)蓄尿・排尿の神経調節
第12章 もうひとりのからだをつくる(生殖器)
【南沢 享】
1 性の分化
1)生殖腺の性分化 2)減数分裂
2 男性生殖器
1)男性生殖器の構造と機能 2)精子形成
3 女性生殖器
1)女性生殖器の構造と機能 2)性周期 3)卵子形成
4 妊娠・分娩
1)受精 2)妊娠 3)胎盤の形成と機能 4)分娩 5)乳汁の産生と分泌
5 発生・発達・成長・加齢・老化
1)受精卵から胎児,新生児への変化 2)成長と発達 3)加齢と老化
第13章 からだの働きを調節する(内分泌器)
【南沢 享】
1 内分泌とホルモン
1)内分泌と外分泌 2)ホルモンの特徴 3)ホルモンの構造と受容体 4)ホルモンの分泌調節
2 視床下部ホルモン
1)副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH) 2)甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH) 3)成長ホルモン放出ホルモン(GHRH) 4)性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH) 5)成長ホルモン抑制ホルモン(GHIH),ソマトスタチン 6)プロラクチン抑制ホルモン(PIH),ドパミン 7)プロラクチン放出ホルモン(PRH)
3 下垂体ホルモン
1)下垂体前葉ホルモン 2)下垂体後葉ホルモン
4 甲状腺ホルモンとカルシトニン
1)甲状腺ホルモン 2)カルシトニン
5 副甲状腺ホルモン
6 副腎皮質ホルモン
1)副腎皮質
7 副腎髄質ホルモン
8 性ホルモン
9 ホルモンによるグルコースの調節
10 ホルモンによるカルシウムの調節
第14章 からだにエネルギーを取り込み,代謝する(消化器)
【谷端 淳】
1 消化と吸収のしくみ
1)消化器系の構成 2)食物の消化 3)食物の吸収 4)消化管の運動
2 消化管の構造と機能
1)口腔と食道の働き 2)胃の働き 3)十二指腸の働き 4)空腸・回腸の働き 5)大腸の働き
3 消化管に付属する器官の構造と機能
1)膵臓の働き 2)肝臓の働き 3)胆嚢・胆汁の働き
4 栄養素の種類と役割
1)栄養素が必要な理由 2)活動エネルギーとなる三大栄養素 3)ビタミン,ミネラルの働き 4)炭水化物の消化と吸収 5)タンパク質の消化と吸収 6)脂質の代謝 7)エネルギーの変換とATP産生
第15章 からだの熱を保つ(体温)
【谷端 淳】
1 体温とは
1)核心温度と外殻温度 2)体温の測定法 3)体温の生理的変動
2 熱の出納
1)熱産生 2)熱放散
3 体温の調節
1)温度受容器 2)体温調節中枢
4 発熱
5 高体温と低体温
1)高体温(うつ熱) 2)熱中症 3)低体温
第16章 メカノバイオロジーとメカノセラピー
【南沢 享】
1 細胞力覚
1)メカノセンサー 2)機械受容チャネル 3)接着関連タンパク質 4)アクチン細胞骨格系
2 骨格筋のメカノバイオロジー
1)重力の影響 2)骨格筋のメカノセンサー 3)筋紡錘
3 骨と連結組織のメカノバイオロジー
1)骨への機械的刺激の影響 2)骨のメカノセンサー 3)関節や腱・靭帯への機械的刺激の影響
4 皮膚のメカノバイオロジー
5 メカノセラピー
索引
栄養科学イラストレイテッド[演習版]
基礎栄養学ノート 第5版
田地陽一/編
● 第5版の序
【田地陽一】
第1章 栄養の概念
【田地陽一】
要点整理問題
1.栄養の定義
2.栄養と健康・疾患
3.遺伝形質と栄養の相互作用
演習問題
第2章 食物の摂取
【深津佳世子(佐々木)】
要点整理問題
1.満腹感・空腹感と食欲
2.摂食量の調節
3.食事のリズムとタイミング
演習問題
第3章 消化・吸収と栄養素の体内動態
【木村万里子】
要点整理問題
1.消化器系の構造と機能
2.消化・吸収と栄養
3.消化過程(分泌源別の酵素・活性化・基質・終末産物)の概要
4.腔内消化の調節
5.膜消化・吸収
6.栄養素別の消化・吸収
7.栄養素の体内動態
8.生物学的利用度(生物学的有効性)
9.栄養素の排泄
演習問題
第4章 炭水化物の栄養
【田地陽一】
要点整理問題
1.炭水化物の概要
2.糖質の分類
3.エネルギー源としての作用
4.血糖とその調節
5.糖質の体内代謝
6.他の栄養素との関係
7.食物繊維
演習問題
第5章 脂質の栄養
【田地陽一】
要点整理問題
1.脂質の種類とはたらき
2.脂質の臓器間輸送
3.脂質の体内代謝
4.貯蔵エネルギーとしての作用
5.摂取する脂質の量と質の評価
6.脂肪酸由来の生理活性物質
7.他の栄養素との関係
演習問題
第6章 たんぱく質の栄養
【永井俊匡】
要点整理問題
1.アミノ酸・たんぱく質の構造・機能
2.たんぱく質の合成と分解
3.たんぱく質・アミノ酸の体内代謝
4.アミノ酸の臓器間輸送
5.摂取するたんぱく質の量と質の評価
6.他の栄養素との関係
演習問題
第7章 ビタミンの栄養
【大口健司】
要点整理問題
1.ビタミンの分類
2.ビタミンの栄養学的特徴と機能
3.ビタミンの吸収と体内利用
演習問題
第8章 ミネラルの栄養
【大口健司】
要点整理問題
1.ミネラルの分類
2.ミネラルの栄養学的特徴と機能
3.ミネラルの吸収と体内利用
演習問題
第9章 水・電解質の栄養的意義
【寺島健彦,石田淳子】
要点整理問題
1.生体内の水
2.水の出納
3.脱水・熱中症・浮腫
4.電解質代謝と栄養
演習問題
第10章 エネルギー代謝
【海野知紀】
要点整理問題
1.エネルギー代謝の概念
2.エネルギー代謝の測定法
3.生体利用エネルギー
演習問題
● 付表 日本人の食事摂取基準(2025年版)
● 索引
栄養科学イラストレイテッド
基礎栄養学 第5版
田地陽一/編
◆ 第5版の序
【田地陽一】
◆ 基礎栄養学で使われる英単語一覧
第1章 栄養の概念
【田地陽一】
1.栄養の定義
A 栄養とは
B 栄養素の種類とはたらき
C 三大栄養素はどこにたどり着くのか
2.栄養と健康・疾患
A 栄養学の歴史
B 欠乏症と過剰症
C メタボリックシンドローム・生活習慣病
D 食事摂取基準
3.遺伝形質と栄養の相互作用
A 体の設計図であるDNA,遺伝子,ゲノム
B 遺伝子多型とは
C 生活習慣病と遺伝子多型
D 倹約(節約)遺伝子仮説
[臨床栄養への入門]オーダーメイド医療
第2章 食物の摂取
【深津佳世子(佐々木)】
1.満腹感・空腹感と食欲
A 満腹感
B 空腹感
C 食欲
2.摂食量の調節
A 中枢の摂食調節
B 末梢の摂食調節
C 摂食調節物質
3.食事のリズムとタイミング
A 日内リズムと栄養補給
B 夜食・欠食
[臨床栄養への入門]レプチンを用いた治療について
第3章 消化・吸収と栄養素の体内動態
【木村万里子】
1.消化器系の構造と機能
A 口腔・咽頭・食道・胃・小腸・大腸の基本構造と機能
B 肝臓の構造と機能
2.消化・吸収と栄養
A 水溶性栄養素
B 疎水性栄養素
3.消化過程(分泌源別の酵素・活性化・基質・終末産物)の概要
A 唾液腺
B 胃腺
C 膵臓
D 胆嚢
E 小腸
4.管腔内消化の調節
A 脳相,胃相,腸相
B 自律神経による調節
C 消化管ホルモンによる調節
5.膜消化・吸収
A 膜の透過
B 受動輸送
C 膜動輸送
D 能動輸送
6.栄養素別の消化・吸収
A たんぱく質
B 炭水化物(糖質,食物繊維)
C 脂質
D ビタミン
E ミネラル(無機質)
F 水
7.栄養素の体内動態
A 門脈系(水溶性栄養素)
B リンパ系(疎水性栄養素)
C 細胞外液
8.生物学的利用度(生物学的有効性)
A 消化吸収率
B 栄養価
9.栄養素の排泄
A 便による排泄
B 尿による排泄
C 皮膚・肺からの排泄
[臨床栄養への入門]栄養素の消化・吸収に影響するさまざまな要因
第4章 炭水化物の栄養
【田地陽一】
1.炭水化物の概要
2.糖質の分類
A 単糖類
B 二糖類
C 糖類
D 多糖類
E 糖アルコール
3.エネルギー源としての作用
A エネルギー源としての役割
B 炭水化物エネルギー比率
C その他の代謝経路
4.血糖とその調節
A インスリンの作用
B 血糖曲線
5.糖質の体内代謝
A 食後の糖質代謝
B 食間期(空腹時)の糖質代謝
C 赤血球における糖質代謝
6.他の栄養素との関係
A 糖質と脂質の相互変換
B 糖質とたんぱく質の関係
C ビタミンB1必要量の増加
7.食物繊維
A 食物繊維の分類とはたらき
B 難消化性糖質
C 腸内細菌
D 食物繊維の目標摂取量
8.アルコールの代謝
[臨床栄養への入門]糖尿病とは
第5章 脂質の栄養
【田地陽一】
1.脂質の種類とはたらき
A トリグリセリド(トリアシルグリセロール)
B 脂肪酸
C リン脂質
D コレステロール
2.脂質の臓器間輸送
A リポたんぱく質
B 遊離脂肪酸
C ケトン体
3.脂質の体内代謝
A 食後の脂質代謝
B 空腹時(食間期)の脂質代謝
C エネルギー源としての脂肪酸(β酸化とクエン酸回路)
4.貯蔵エネルギーとしての作用
A トリグリセリドの合成
B 脂肪細胞の役割
C 褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞
5.摂取する脂質の量と質の評価
A 脂肪エネルギー比率
B 各脂肪酸の食事摂取基準
6.脂肪酸由来の生理活性物質
7.他の栄養素との関係
A ビタミンB1節約作用
B 脂肪酸の利用とビタミンB2必要量
C 脂質とビタミンEの必要量
D エネルギー源としての糖質の節約作用
[臨床栄養への入門]脂質異常症
第6章 たんぱく質の栄養
【永井俊匡】
1.アミノ酸・たんぱく質の構造・機能
A アミノ酸
B ペプチド
C たんぱく質
D アミノ酸配列と高次構造
2.たんぱく質の合成と分解
A たんぱく質の合成
B たんぱく質の分解
3.たんぱく質・アミノ酸の体内代謝
A 食後・食間期のたんぱく質・アミノ酸代謝
B たんぱく質・アミノ酸代謝の臓器差
C アミノ酸の代謝
D アルブミン
E 急速代謝回転たんぱく質(RTP)
4.アミノ酸の臓器間輸送
A アミノ酸プール
B 分枝(分岐鎖)アミノ酸の特徴
5.摂取するたんぱく質の量と質の評価
A たんぱく質効率比
B 窒素出納
C 窒素係数(=6.25)
D 生物価と正味たんぱく質利用率
E 不可欠(必須)アミノ酸
F アミノ酸価(アミノ酸スコア)
G アミノ酸の補足効果
6.他の栄養素との関係
A エネルギー代謝とたんぱく質
B 糖新生とたんぱく質代謝
C アミノ酸代謝とビタミン
[臨床栄養への入門]アミノ酸に関連する先天性代謝疾患
[臨床栄養への入門]たんぱく質代謝・アミノ酸代謝に関する栄養指標
[臨床栄養への入門]時代は「食べるな」から「食べろ」へ?―ロコモ,フレイル,サルコペニア―
第7章 ビタミンの栄養
【大口健司】
1.ビタミンの分類
A 脂溶性ビタミン
B 水溶性ビタミン
2.ビタミンの栄養学的特徴と機能
A 補酵素とビタミン
B 抗酸化作用とビタミン
C ホルモン様作用とビタミン
D 血液凝固とビタミン
E エネルギー代謝とビタミン
F 糖質・脂質・アミノ酸の代謝とビタミン
G 核酸代謝とビタミン
H 一炭素単位代謝とビタミン
I カルシウム代謝とビタミン
3.ビタミンの吸収と体内利用
A 脂溶性ビタミンと脂質の消化・吸収の共通性
B 水溶性ビタミンの組織飽和と尿中排出
C 腸内細菌叢とビタミン
D ビタミンB12吸収機構の特殊性
[臨床栄養への入門]ビタミンDと低カルシウム血症
第8章 ミネラルの栄養
【大口健司】
1.ミネラルの分類
A 多量ミネラル
B 微量ミネラル
2.ミネラルの栄養学的特徴と機能
A 硬組織とミネラル
B 神経・筋肉の機能維持とミネラル
C 血圧調節とミネラル
D 糖代謝とミネラル
E 酵素とミネラル
3.ミネラルの吸収と体内利用
A カルシウムの吸収と体内利用
B 鉄の吸収と体内利用
[臨床栄養への入門]肝機能の異常とウィルソン病
第9章 水・電解質の栄養的意義
【寺島健彦,石田淳子】
1.生体内の水
A 水の分布
2.水の出納
A 水の特徴
B 1日の水の出納
3.脱水・浮腫
A 浸透圧
B 脱水
C 浮腫
4.電解質代謝と栄養
A 水・電解質・酸塩基平衡の調節
B 高血圧とナトリウム・カリウム
[臨床栄養への入門]アシドーシスとアルカローシス
第10章 エネルギー代謝
【海野知紀】
1.エネルギー代謝の概念
A 基礎代謝量
B 安静時代謝量
C 睡眠時代謝量
D 活動時代謝量
E メッツ(METs),身体活動レベル(PAL)
F 食事誘発性熱産生(DIT)
2.エネルギー代謝の測定法
A 直接法と間接法
B 呼気ガス分析
C 呼吸商,非たんぱく質呼吸商
D 二重標識水法
3.生体利用エネルギー
A 物理的燃焼値,生理的燃焼値
B 臓器別エネルギー代謝
[臨床栄養への入門]個人の推定エネルギー必要量の把握
◆ 付表 日本人の食事摂取基準(2025年版)
◆ 索引