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羊土社
2020年2月の書籍

 出版社  羊土社

〒101−0052
東京都千代田区神田小川町2-5-1
TEL 03-5282-1211
FAX 03-5282-1212
URL https://www.yodosha.co.jp/

1. 微生物学
2. 基礎栄養学ノート 第4版
3. 楽しくわかる栄養学
4. 基礎栄養学 第4版
5. ポスドクの流儀
6. 理系総合のための生命科学 第5版
7. 現代生命科学 第3版
8. 解剖生理学 人体の構造と機能 第3版
9. 解剖生理学ノート 人体の構造と機能 第3版


栄養科学イラストレイテッド
微生物学

大橋典男/編


【大橋典男】

第1章 微生物学の概論
【増澤俊幸】

1.微生物とは

A 生物の分類
B 真核生物と原核生物
C 微生物の生物界における位置づけ

2.微生物学の歴史

A 微生物学のはじまり
B 現代微生物学までの道

3.微生物の特徴

A 細菌
B ウイルス 【鈴木 隆,紅林佑希】
C 原虫
D 蠕虫
E 真菌
F プリオン

4.微生物と感染症

A 感染成立の過程
B 感染の種類
C 敗血症,菌血症,ウイルス血症
D 感染源の種類
E 感染経路の種類
F 感染症の微生物学的検査法

5.感染症に関する法律と対策

A 日本における感染症の現状とその対策
B 感染症を制御するための法律
C 感染症の予防法
微生物と健康 「ビール酵母を肥料に」

第2章 微生物の制御

1.微生物の制御とは
【藤澤 誠】

A 基本的な考え方
B 微生物の増殖・死滅・制御
C 制御方法の種類

2.微生物の増殖条件
【藤澤 誠】

A 栄養素
B 水分
C pH
D 温度
E 酸素要求性

3.食品の腐敗と発酵

A 食品の腐敗と変敗 【市川陽子】
B 発酵 【大橋典男】

4.滅菌・消毒
【市川陽子】

A 殺菌,静菌,除菌の違い
B 滅菌
C 消毒

5.食品の保存

A 加熱保存法 【市川陽子】
B 低温保存法 【市川陽子】
C 食品添加物 【島村裕子】
D その他 【島村裕子】
微生物と健康 「ノロウイルスの感染から身を守る方法−汚物の適切な処理−」 【市川陽子】

第3章 微生物の活用

1.アルコール飲料
【新井映子】

A アルコール発酵とアルコール飲料
B 清酒
C ワイン
D ビール
E ウイスキー
F 焼酎

2.発酵調味料
【新井映子】

A みそ
B しょうゆ
C 食酢
D みりん
E うま味調味料
F 魚醤

3.微生物利用食品
【新井映子】

A 漬物
B パン
C ヨーグルト
D チーズ
E その他

4.微生物によるその他の物質生産と利用
【大橋典男】

A アミノ酸・核酸関連物質・有機酸
B 高度不飽和脂肪酸
C 微生物生産酵素 D 抗寄生虫抗生物質
E 乳酸産生菌を利用した化粧品
微生物と健康 「ヨーグルトに含まれるビフィズス菌と乳酸菌の役割とは?」 【新井映子】

第4章 病原微生物と感染症

§1 細菌と感染症

1.グラム陽性菌
【島村裕子】

A グラム陽性球菌
B グラム陽性芽胞形成桿菌
C グラム陽性芽胞非形成桿菌

2.グラム陰性菌
【三宅正紀】

A グラム陰性球菌
B グラム陰性腸内細菌科桿菌
C グラム陰性ビブリオ科桿菌
D グラム陰性らせん菌
E その他のグラム陰性桿菌
F スピロヘータ

3.マイコプラズ・リケッチア・クラミジア
【大橋典男】

A マイコプラズマ(肺炎マイコプラズマ)
B リケッチア
C クラミジア

4.口腔内細菌
【島村裕子】

A う蝕原因細菌
B 歯周病関連細菌

5.衛生指標菌
【島村裕子】

A 一般細菌数
B 大腸菌群
C 腸内細菌科菌群
D 腸球菌

§2 ウイルスと感染症
【鈴木 隆,紅林佑希】

1.RNAウイルス

A カリシウイルス科
B アストロウイルス科
C ピコルナウイルス科
D トガウイルス科
E フラビウイルス科
F コロナウイルス科
G レトロウイルス科
H レオウイルス科
I オルソミクソウイルス科
J パラミクソウイルス科
K ラブドウイルス科
L フィロウイルス科
M ブニヤウイルス科
N アレナウイルス科

2.DNAウイルス

A ポックスウイルス科
B ヘルペスウイルス科
C アデノウイルス科
D パピローマウイルス科
E パルボウイルス科
F ヘパドナウイルス科

3.肝炎ウイルス

A A型肝炎ウイルス
B B型肝炎ウイルス
C C型肝炎ウイルス
D D型肝炎ウイルス
E E型肝炎ウイルス

4.プリオン

A 感染性プリオン病(獲得性プリオン病)
B 孤発性プリオン病
C 遺伝性プリオン病(家族性プリオン病)

§3 原虫・蠕虫・真菌と感染症
【大橋典男】

1.原虫と感染症

A 胞子虫類
B 鞭毛虫類
C 根足虫類

2.蠕虫と感染症

A 線虫類
B 吸虫類
C 条虫類

3.真菌と感染症

A カンジダ属
B アスペルギルス属
C クリプトコッカス属
D ニューモシスチス属
E スポロトリックス属
F 輸入感染症をおこす真菌
G 皮膚真菌症をおこす真菌

§4 感染症の一覧・治療

1.感染症の種類
【増澤俊幸】

A 微生物性食中毒
B その他の消化器感染症
C 呼吸器系感染症
D 中枢神経系感染症
E 泌尿器系・生殖器系感染症
F 新興・再興感染症
G 皮膚・軟部組織感染症
H 人獣共通感染症(動物由来感染症)

2.食品衛生学上重要な感染症と原因微生物
【大橋典男】

3.感染症の化学療法

A 抗菌薬の種類と治療法 【増澤俊幸】
B 抗ウイルス薬の種類と治療法 【鈴木 隆】
微生物と健康 「HACCP(ハサップ)」 【三宅正紀】

第5章 免疫とアレルギー

1.免疫とは
【曽根保子】

A 自然免疫
B 獲得免疫
C 免疫応答に関与する細胞群

2.体液性免疫と細胞性免疫
【曽根保子】

A 抗原
B 抗体
C 補体
D 生体における免疫応答の例

3.生体防御を担う免疫系のネットワーク
【大橋典男】

A 抗原提示
B リンパ球の活性化
C サイトカイン
D 細胞傷害機構
E 免疫のフィードバック制御

4.アレルギー(過敏症)
【大橋典男】

A T型アレルギー
B U型アレルギー(細胞溶解反応)
C V型アレルギー(免疫複合体型反応)
D W型アレルギー(遅延型アレルギー)
E X型アレルギー(受容体傷害反応)

5.食物アレルギーの表示について
【大橋典男】

A 特定原材料等
B 特定原材料やそれに準ずるものの範囲
C アレルゲンの種類

6.血液型
【大橋典男】

A ABO式血液型
B Rh式血液型

7.自己免疫疾患と免疫不全
【大橋典男】

A 自己免疫疾患
B 免疫不全症候群

8.予防接種
【大橋典男】

A 生ワクチンと不活化ワクチン
B 定期接種と任意接種
C 血清療法

9.栄養と免疫
【三浦進司】

A 免疫担当細胞における栄養素代謝
B 栄養素摂取の異常と免疫機能
C 免疫機能に影響する栄養素,食品成分
D 免疫栄養剤

10.運動と免疫
【三浦進司】

A 運動と免疫機能
B 運動に対する急性免疫応答と運動終了後の変化
C 日常的な運動トレーニングと免疫機能 D 運動による免疫機能低下を抑制する栄養介入
E 運動誘発性アレルギー反応
免疫学からのメッセージ 「食物アレルギー疾病予防」 【大橋典男】

第6章 腸内細菌叢とプロバイオティクス

1.腸内細菌叢
【大橋典男】

A 腸内細菌叢
B 善玉菌と悪玉菌
C 腸内細菌叢のバランス

2.プロバイオティクス
【小林麻貴】

A プロバイオティクス
B 期待される保健効果
C バイオジェニックス

3.プレバイオティクス・シンバイオティクス
【小林麻貴】

A プレバイオティクス
B シンバイオティクス

4.関連する機能性食品
【小林麻貴】

A 機能性ヨーグルト
B サプリメント
C その他の機能性食品
微生物と健康 「透析患者とヨーグルト」 【大橋典男】


栄養科学イラストレイテッド[演習版]
基礎栄養学ノート 第4版

田地陽一/編

第4版の序
【田地陽一】

第1章 栄養の概念
【田地陽一】

要点整理問題
(1)栄養の定義
(2)栄養と健康・疾患
(3)遺伝形質と栄養の相互作用

演習問題

第2章 食物の摂取
【深津佳世子(佐々木)】

要点整理問題
(1)満腹感・空腹感と食欲
(2)摂食量の調節
(3)食事のリズムとタイミング

演習問題

第3章 消化・吸収と栄養素の体内動態
【木村万里子】

要点整理問題
(1)消化器系の構造と機能
(2)消化・吸収と栄養
(3)消化過程(分泌源別の酵素・活性化・基質・終末産物)の概要
(4)管腔内消化の調節
(5)膜消化・吸収
(6)栄養素別の消化・吸収
(7)栄養素の体内動態
(8)生物学的利用度(生物学的有効性)

演習問題

第4章 炭水化物の栄養
【田地陽一,坂本友里】

要点整理問題
(1)炭水化物の概要
(2)糖質の分類
(3)エネルギー源としての作用
(4)血糖とその調節
(5)糖質の体内代謝
(6)他の栄養素との関係
(7)食物繊維

演習問題

第5章 脂質の栄養
【田地陽一,坂本友里】

要点整理問題
(1)脂質の種類とはたらき
(2)脂質の臓器間輸送
(3)脂質の体内代謝
(4)貯蔵エネルギーとしての作用
(5)摂取する脂質の量と質の評価
(6)脂肪酸由来の生理活性物質
(7)他の栄養素との関係

演習問題

第6章 たんぱく質の栄養
【永井俊匡】

要点整理問題
(1)アミノ酸・たんぱく質の構造・機能
(2)たんぱく質の合成と分解
(3)たんぱく質・アミノ酸の体内代謝
(4)アミノ酸の臓器間輸送
(5)摂取するたんぱく質の量と質の評価
他の栄養素との関係

演習問題

第7章 ビタミンの栄養
【大口健司】

要点整理問題
(1)ビタミンの構造と機能
(2)ビタミンの栄養学的機能
(3)ビタミンの生物学的利用度
(4)他の栄養素との関係

演習問題

第8章 ミネラルの栄養
【大口健司】

要点整理問題
(1)ミネラルの分類と栄養学的機能
(2)硬組織におけるはたらき
(3)生体機能の調節機構
(4)酵素反応の賦活作用
(5)鉄代謝と栄養
(6)ミネラルの生物学的利用度

演習問題

第9章 水・電解質の栄養的意義
【寺島健彦,石田淳子】

要点整理問題
(1)生体内の水
(2)水の出納
(3)脱水,浮腫
(4)電解質代謝と栄養

演習問題

第10章 エネルギー代謝
【海野知紀】

要点整理問題
(1)エネルギー代謝の概念
(2)エネルギー消費量
(3)臓器別エネルギー代謝
(4)エネルギー代謝の測定法

演習問題

付表 日本人の食事摂取基準(2020年版)

索引


楽しくわかる栄養学

中村丁次/著

はじめに

キャラクター紹介

第1章 栄養学とは

(1)栄養,栄養学とは

(2)栄養学の歴史

1.エネルギー代謝に関する発見
2.糖質と脂質に関する発見
3.タンパク質に関する発見
4.ビタミンに関する発見
5.ミネラルに関する発見

(3)人体の成り立ちと栄養

1.人体の構成と栄養
2.細胞・遺伝子と栄養

(4)食物の成分と栄養

(5)保健,医療,福祉と栄養

1.保健と栄養
2.医療・福祉と栄養

第2章 栄養素の種類と働き

(1)栄養素の種類と含有する食物

1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物(糖質,食物繊維)
4.ビタミン
5.ミネラル

(2)タンパク質の働きと欠乏症,過剰症

1.働き
2.欠乏症,過剰症
3.タンパク質の食事摂取基準
4.生物学的方法
5.化学的方法

(3)脂質の働きと欠乏症,過剰症

1.働き
2.欠乏症
3.過剰症

(4)糖質の働きと欠乏症,過剰症

1.働き
2.欠乏症,過剰症

(5)食物繊維の働きと欠乏症,過剰症

1.働き,欠乏症
2.摂取量の推移,過剰症

(6)ビタミンの働きと欠乏症,過剰症

1.水溶性ビタミン
2.脂溶性ビタミン
3.ビタミンの食事摂取基準

(7)ミネラルの働きと欠乏症,過剰症

1.多量ミネラル
2.微量ミネラル
3.ミネラルの食事摂取基準

(8)水の働きと摂取量

1.水の働き
2.水の適正な摂取量

第3章 栄養素の生理

(1)食物の摂取

1.食欲中枢とその調整機能
2.空腹感
3.食欲と空腹感
4.味覚
5.栄養感覚による摂取量の調整

(2)消化

1.消化とは
2.消化器官

(3)吸収

1.吸収とは
2.吸収の機構
3.吸収の経路
4.消化吸収率

(4)排泄

(5)栄養素の消化・吸収

1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物
4.ビタミン
5.ミネラル

(6)栄養素の代謝

1.タンパク質
2.脂質
3.炭水化物
4.ビタミン
5.ミネラル

第4章 エネルギー代謝

(1)生命のエネルギーと食物のエネルギー

1.エネルギーの単位
2.エネルギー産生栄養素

(2)人体のエネルギー代謝

1.基礎代謝
2.活動代謝
3.食事誘発性熱産生(DIT)

(3)消費エネルギーの測定法と算定法

1.直接熱量測定法
2.間接熱量測定法
3.生活活動調査

(4)推定エネルギー必要量の算定

(5)傷病者へのエネルギー投与量

第5章 ライフステージと栄養

(1)妊娠期,授乳期

1.母性の特質
2.妊娠と栄養
3.授乳と栄養

(2)発育期

1.発育期の生理
2.発育期の栄養

(3)思春期,青年期

1.思春期,青年期の生理
2.思春期,青年期の栄養

(4)成人期

1.成人
2.成人期の栄養と生活習慣病

(5)高齢期

1.高齢者
2.高齢者の生理
3.高齢者の栄養
4.高齢者の栄養不良

第6章 栄養アセスメント

(1)栄養アセスメントとは

1.栄養アセスメントはなぜ必要なのか
2.栄養アセスメントで行われる評価

(2)各種栄養指標の特徴

1.身体計測
2.生理・生化学検査
3.臨床徴候
4.食事調査

第7章 傷病者の栄養ケア

(1)食事療法

(2)栄養がかかわる主な疾患

1.肥満
2.痩せ
3.タンパク質欠乏症
4.ビタミン・ミネラル欠乏症
5.糖尿病
6.脂質異常症
7.高尿酸血症・痛風
8.高血圧症
9.慢性腎臓病(CKD)
10.貧血
11.食物アレルギー
12.消化器疾患
13.肝臓病,胆のう病,膵臓病
14.がん
15.外科手術

(3)栄養補給

1.経口栄養(食事)
2.経腸栄養
3.経静脈栄養

第8章 特別用途食品と保健機能食品

(1)病者用食品

(2)妊産婦・授乳婦用粉乳

(3)乳児用調製乳

(4)えん下困難者用食品

(5)保健機能食品

1.特定保健用食品
2.栄養機能食品
3.機能性表示食品

第9章 健康づくりと栄養

(1)健康増進と疾病予防

1.栄養改善から健康増進へ
2.健康日本21

(2)食事摂取基準

1.日本人の食事摂取基準とは
2.日本人の各栄養素の摂取基準
3.生活習慣病の増悪化防止の食事

(3)食生活指針

生活指針改定の趣旨

第10章 これからの栄養

(1)栄養不良の二重負荷

(2)快適で持続可能な社会の建設と栄養

おわりに

参考文献

付表 日本人の食事摂取基準(2020年版)

索引


栄養科学イラストレイテッド
基礎栄養学 第4版

田地陽一/編

第4版の序
【田地陽一】

第1章 栄養の概念
【田地陽一】

1.栄養の定義

A 栄養とは
B 栄養素の種類とはたらき
C 三大栄養素はどこにたどり着くのか

2.栄養と健康・疾患

A 栄養学の歴史
B 欠乏症と過剰症
C メタボリックシンドローム・生活習慣病
D 食事摂取基準

3.遺伝形質と栄養の相互作用

A 体の設計図であるDNA,遺伝子,ゲノム
B 遺伝子多型とは
C 生活習慣病と遺伝子多型
D 倹約(節約)遺伝子仮説
[臨床栄養への入門]オーダーメイド医療

第2章 食物の摂取
【深津佳世子(佐々木)】

1.満腹感・空腹感と食欲

A 満腹感
B 空腹感
C 食欲

2.摂食量の調節

A 中枢の摂食調節
B 末梢の摂食調節
C 摂食調節物質

3.食事のリズムとタイミング

A 日内リズムと栄養補給
B 夜食・欠食
[臨床栄養への入門]いよいよはじまったレプチン補充療法について

第3章 消化・吸収と栄養素の体内動態
【木村万里子】

1.消化器系の構造と機能

A 口腔・咽頭・食道・胃・小腸・大腸の基本構造と機能
B 肝臓の構造と機能

2.消化・吸収と栄養

A 水溶性栄養素
B 疎水性栄養素

3.消化過程(分泌源別の酵素・活性化・基質・終末産物)の概要

A 唾液腺
B 胃腺
C 膵臓
D 胆嚢
E 小腸

4.管腔内消化の調節

A 脳相,胃相,腸相
B 自律神経による調節
C 消化管ホルモンによる調節

5.膜消化・吸収

A 膜の透過
B 受動輸送
C 膜動輸送
D 能動輸送

6.栄養素別の消化・吸収

A たんぱく質
B 炭水化物(糖質,食物繊維)
C 脂質
D ビタミン
E ミネラル(無機質)

7.栄養素の体内動態

A 門脈系(水溶性栄養素)
B リンパ系(疎水性栄養素)
C 細胞外液

8.生物学的利用度(生物学的有効性)

A 消化吸収率
B 栄養価
[臨床栄養への入門]栄養素の消化・吸収に影響するさまざまな要因

第4章 炭水化物の栄養
【田地陽一,坂本友里】

1.炭水化物の概要

2.糖質の分類

A 単糖類
B 二糖類
C 多糖類

3.エネルギー源としての作用

A エネルギー源としての役割
B 炭水化物エネルギー比率
C その他の代謝経路

4.血糖とその調節

A インスリンの作用
B 血糖曲線

5.糖質の体内代謝

A 食後の糖質代謝
B 食間期(空腹時)の糖質代謝
C 赤血球における糖質代謝

6.他の栄養素との関係

A 糖質と脂質の相互変換
B 糖質とたんぱく質の関係
C ビタミンB1必要量の増加

7.食物繊維

A 食物繊維の分類とはたらき
B 難消化性糖質
C 腸内細菌
D 食物繊維の目標摂取量
[臨床栄養への入門]糖尿病とは

第5章 脂質の栄養
【田地陽一,坂本友里】

1.脂質の種類とはたらき

A トリグリセリド(トリアシルグリセロール)
B 脂肪酸
C リン脂質
D コレステロール

2.脂質の臓器間輸送

A リポたんぱく質
B 遊離脂肪酸

3.脂質の体内代謝

A 食後の脂質代謝
B 空腹時(食間期)の脂質代謝
C エネルギー源としての脂肪酸(β酸化とクエン酸回路)

4.貯蔵エネルギーとしての作用

A トリグリセリドの合成
B 脂肪細胞の役割
C 褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞

5.摂取する脂質の量と質の評価

A 脂肪エネルギー比率
B 各脂肪酸の食事摂取基準

6.脂肪酸由来の生理活性物質

7.他の栄養素との関係

A ビタミンB1節約作用
B エネルギー源としての糖質の節約作用
[臨床栄養への入門]脂質異常症

第6章 たんぱく質の栄養
【永井俊匡】

1.アミノ酸・たんぱく質の構造・機能

A アミノ酸
B ペプチド
C たんぱく質
D アミノ酸配列と高次構造

2.たんぱく質の合成と分解

A たんぱく質の合成
B たんぱく質の分解

3.たんぱく質・アミノ酸の体内代謝

A 食後・食間期のたんぱく質・アミノ酸代謝
B たんぱく質・アミノ酸代謝の臓器差
C アミノ酸の代謝
D アルブミン
E 急速代謝回転たんぱく質(RTP)

4.アミノ酸の臓器間輸送

A アミノ酸プール
B 分枝(分岐鎖)アミノ酸の特徴

5.摂取するたんぱく質の量と質の評価

A たんぱく質効率比
B 窒素出納
C 生物価と正味たんぱく質利用率
D 不可欠(必須)アミノ酸
E アミノ酸価(アミノ酸スコア)
F アミノ酸の補足効果

6.他の栄養素との関係

A エネルギー代謝とたんぱく質
B 糖新生とたんぱく質代謝
C アミノ酸代謝とビタミン
[臨床栄養への入門]アミノ酸に関連する先天性代謝疾患
[臨床栄養への入門]たんぱく質代謝・アミノ酸代謝に関する栄養指標

第7章 ビタミンの栄養
【大口健司】

1.ビタミンの構造と機能

A 脂溶性ビタミン
B 水溶性ビタミン

2.ビタミンの栄養学的機能

A レチノイドと活性型ビタミンDのホルモン様作用
B 補酵素
C 抗酸化作用とビタミンC・ビタミンE・カロテノイド
D 血液凝固とビタミンK
E 一炭素単位代謝とビタミンB12・葉酸
F 造血作用とビタミンB12・葉酸
G 脂質・糖質代謝とビオチン・パントテン酸

3.ビタミンの生物学的利用度

A 脂溶性ビタミンと脂質の消化吸収の共通性
B 水溶性ビタミンの組織飽和と尿中排出
C 腸内細菌叢とビタミン
D ビタミンB12吸収機構の特殊性

4.他の栄養素との関係

A エネルギー代謝とビタミン
B 糖質代謝とビタミン
C たんぱく質・核酸代謝とビタミン
D カルシウム代謝とビタミン
[臨床栄養への入門]ビタミンDと低カルシウム血症

第8章 ミネラルの栄養
【大口健司】

1.ミネラルの分類と栄養学的機能

A 多量ミネラル
B 微量ミネラル

2.硬組織におけるはたらき

A 硬組織とカルシウム,リン,マグネシウム
B 骨と運動・ビタミンDの関係
C 歯とフッ素

3.生体機能の調節機構

A レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系とナトリウム
B 神経・筋肉の機能維持とカリウム・マグネシウム
C 糖代謝とクロム

4.酵素反応の賦活作用

A 活性酸素と銅・亜鉛・マンガン・セレン
B 呼吸酵素と鉄・銅・モリブデン・ヨウ素

5.鉄代謝と栄養

A ヘム鉄と非ヘム鉄
B 鉄の体内運搬と蓄積

6.ミネラルの生物学的利用度

A カルシウムの消化吸収率と変動要因
B 鉄の消化吸収率と変動要因
C ビタミンCと鉄吸収
[臨床栄養への入門]肝機能の異常とウィルソン病

第9章 水・電解質の栄養的意義
【寺島健彦,石田淳子】

1.生体内の水

A 水の分布

2.水の出納

A 水の特徴
B 1日の水の出納

3.脱水,浮腫

A 浸透圧
B 脱水
C 浮腫

4.電解質代謝と栄養

A 水・電解質・酸塩基平衡の調節
B 高血圧とナトリウム・カリウム
[臨床栄養への入門]アシドーシス(acidosis)とアルカローシス(alkalosis)

第10章 エネルギー代謝
【海野知紀】

1.エネルギー代謝の概念

A 物理的燃焼値
B 生理的燃焼値(生体利用エネルギー量)

2.エネルギー消費量

A 基礎代謝量
B 安静時代謝量
C 睡眠時代謝量
D 活動時代謝量
E メッツ(METs),身体活動レベル(PAL)
F 食事誘発性熱産生(DIT)

3.臓器別エネルギー代謝

A 筋肉
B 肝臓
C 脂肪組織
D 脳

4.エネルギー代謝の測定法

A 直接法と間接法
B 呼気ガス分析
C 呼吸商と非たんぱく質呼吸商
D 二重標識水法
[臨床栄養への入門]個人の推定エネルギー必要量の把握

付表 日本人の食事摂取基準(2020年版)

索引


ポスドクの流儀
悩みを解きほぐして今日から行動するためのチェックリスト

Liz Elvidge,Carol Spencely,Emma Williams/著,小谷 力/翻訳

謝辞

日本語版発行に寄せて

まえがき

第1章 ポスドクという選択

第2章 英国の高等教育の背景

第3章 研究者として英国に渡る:海外へ渡る人への教訓

第4章 ポスドクという立場で働くことを最大限活用するには

第5章 研究責任者(PI)との関係

第6章 論文発表と生き残り

第7章 教えることと監督すること

第8章 移転可能なスキルの開発とチャンスのつかみ方

第9章 効果的な人脈形成の要点

第10章 予測不可能な研究─リスクと見返りのバランス

第11章 生産性を高め、ストレスを減らし、プレッシャーを軽減する

第12章 研究の多様性

第13章 研究公正と倫理

第14章 キャリアと意思決定に対する責任

第15章 学術界を超えるキャリア

第16章 フェローシップ

第17章 「講師への飛躍」(講師職:仕事の内容と応募方法)

第18章 成功する履歴書の書き方

第19章 面接と質問

第20章 結論:今、あなたに知っていて欲しいこととは?

第21章 あなたへ

索引


理系総合のための生命科学 第5版
分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ

東京大学生命科学教科書編集委員会/編

第T部 生命科学の基本概念

1章 生物の基本概念と基本構造

1.生物の多様性と共通性
2.生命の基本的属性
3.生命を構成する物質
4.細胞
5.原核生物と真核生物
6.単細胞生物・多細胞生物と生物にみられる階層性
7.種概念
8.生物の系統と分類
9.進化

2章 生物の増殖と恒常性

1.細胞の増殖
2.有性生殖と無性生殖
3.生物の生活環
4.胚発生による多細胞体の形成
5.外部環境と内部環境の恒常性
6.恒常性のしくみ

3章 個体・環境相互作用

1.生物圏と環境への適応
2.生態系の構造と動態

第U部 生命現象のしくみ ─遺伝,膜構造,代謝を中心に

4章 タンパク質と酵素

1.タンパク質
2.生物の生き様を決めるさまざまな酵素
3.酵素の基本的性質
4.酵素活性の調節例

5章 核酸の構造とDNAの複製

1.DNAと遺伝子,その伝達と発現
2.核酸
3.DNA複製のしくみ
4.DNA損傷と修復

6章 遺伝子の発現

1.セントラルドグマ
2.原核生物の遺伝子
3.真核生物の遺伝子
4.転写のしくみ
5.転写後の修飾
6.翻訳のしくみ

7章 有性生殖と個体の遺伝

1.メンデルの法則と遺伝子
2.連鎖と遺伝的組換え
3.減数分裂における染色体の挙動と遺伝的組換え
4.受精

8章 バイオテクノロジー

1.核酸の操作と計測
2.タンパク質の操作と計測
3.形質変化をもたらす遺伝子導入技術

9章 生体膜と細胞の構造

1.生体膜
2.膜タンパク質
3.物質の生体膜通過
4.原核細胞に特徴的な構造
5.真核細胞の構造と細胞小器官の機能

10章 代謝と生体エネルギー生産

1.細胞活動と代謝
2.生体エネルギー通貨
3.基本的な代謝の流れ
4.糖
5.ATP合成のしくみ
6.呼吸と発酵:解糖
7.呼吸:クエン酸回路・呼吸鎖

11章 光合成

1.光合成とは
2.太陽光
3.葉緑体
4.チラコイドで行われる反応
5.炭酸固定と光呼吸
6.C4植物とCAM植物

第V部 生命現象のしくみ─増殖,形態形成,恒常性と環境応答を中心に

12章 細胞内輸送と細胞内分解

1.タンパク質の合成と細胞内輸送の基本
2.遊離ポリソームで合成されたタンパク質の輸送
3.膜結合ポリソームで合成されたタンパク質の輸送
4.小胞輸送
5.エキソサイトーシス
6.エンドサイトーシス
7.オートファジー
8.ユビキチン・プロテアソーム系
9.原核細胞におけるタンパク質の輸送

13章 細胞骨格と細胞運動

1.細胞骨格
2.細胞運動
3.モータータンパク質
4.筋収縮の制御

14章 細胞間シグナル伝達系

1.シグナル伝達とは
2.細胞外シグナル分子の分類と作用機序
3.ホルモン(内分泌系)
4.増殖因子,サイトカイン(免疫・炎症系)
5.神経伝達物質(神経系)
6.細胞間質に分泌される細胞外基質
7.細胞-細胞間および細胞-細胞外基質間の接着

15章 細胞内シグナル伝達系

1.細胞内シグナル伝達の基本
2.翻訳後修飾
3.タンパク質間の相互作用
4.タンパク質分解を介したシグナル伝達
5.転写因子型受容体,核内受容体
6.シグナル伝達のクロストーク

16章 神経系の機能と生体恒常性

1.神経細胞
2.神経細胞の興奮とその伝達
3.恒常性の維持と神経

17章 細胞周期

1.細胞周期の概要
2.細胞周期制御因子サイクリン-CDK複合体
3.細胞周期のチェックポイント機構
4.細胞増殖開始の制御

18章 動物の発生

1.発生生物学の歴史
2.動物の発生の概要と形態学的な分類
3.初期発生:卵割と細胞の特殊化
4.形態形成
5.体の形態変化
6.細胞分化と幹細胞

19章 植物の発生

1.植物の基本体制
2.細胞の分裂と成長
3.種子形成と休眠・発芽
4.根の成長と分枝
5.茎の成長と分枝
6.葉の形成
7.花成
8.花器官の形成

20章 遺伝子発現の制御

1.遺伝子発現の制御の重要性
2.転写調節の基本が学べる原核生物の例
3.真核生物の転写調節はより複雑に
4.真核生物の染色体構造による遺伝子発現調節
5.真核生物の翻訳レベルでの遺伝子発現調節
6.タンパク質情報をもたないncRNA

21章 ゲノムと進化

1.ゲノムとは
2.進化と分子系統生物学
3.ゲノムの変化
4.生命の起源の学説
5.ゲノム解読とこれからの生物学

22章 生物群集と生物多様性

1.生物群集と多様な種の共存
2.生物多様性
3.生態系の保全
Advance ヒトと生命科学

23章 感染と免疫

1.人類と感染症の戦い
2.微生物と感染
3.免疫とは何か
4.免疫応答のしくみ

24章 がん

1.がんの発症と進展
2.がん遺伝子
3.がん抑制遺伝子
4.がんの浸潤と転移
5.多段階発がん機構

25章 創薬と生命科学

1.新薬開発の歴史
2.新薬開発の過程
3.新薬開発の実際
4.アンメットメディカルニーズに応えるバイオ医薬品

26章 生活・環境と微生物

1.人間から見た微生物
2.土壌および汚水浄化と微生物
3.ヒトと微生物の共生
4.発酵と食品微生物
5.微生物の多様性

27章 生物の情報科学

1.膨大な生物情報
2.計算機を用いた生命科学の夜明け
3.相同性という概念
4.タンパク質の構造予測
5.生命科学の新しいアプローチ:情報生命科学
6.学際研究の重要性

28章 脳

1.脳の構造
2.感覚受容
3.大脳の機能局在
4.記憶
5.fMRI

付録

倫理に対する配慮と法の整備

1.遺伝子組換え技術に対する考え方
2.実験動物に対する考え方
3.DNA配列と個人情報に対する考え方
4.ヒトの胚や幹細胞を用いる研究に対する考え方


現代生命科学 第3版

東京大学生命科学教科書編集委員会/編

第I部 現代生命科学の基礎

第1章 生命科学とは何か

1.生物とは何か
2.地質時代と生物の変遷
3.生物の系統と系統樹
4.ヒトの起源と進化
5.細胞を構成する分子
6.生命科学の誕生
7.自然科学とは何か
8.21世紀の生命科学

第2章 生命はどのように設計されているか

1.細胞の発見
2.細胞の大きさと多様性
3.細胞の成り立ちと細胞小器官
4.遺伝情報の伝達
5.現代遺伝学

第3章 ゲノム情報はどのように発現するのか

1.ゲノム 生物種を規定する配列情報
2.個人差と種差
3.ゲノムからみた生殖 性はなぜ存在するか
4.遺伝と環境のかかわり
5.遺伝子の発現を調節するもの
6.エピゲノム ゲノムに対する後天的修飾

第U部 生命科学研究で明らかになった生命のしくみ

第4章 複雑な体はどのようにしてつくられるか

1.発生の初期過程 卵割と三胚葉形成
2.体の基本形の構築 体軸形成と神経誘導
3.細胞分化と器官形成
4.動物の発生と進化
5.生殖細胞の形成と哺乳類の発生
6.成長と老化
7.細胞分化の全能性・多能性・多分化能と幹細胞
8.再生医療

第5章 脳はどこまでわかったか

1.ヒトの脳の構造
2.大脳皮質
3.神経細胞
4.神経伝達
5.記憶と長期増強
6.脳機能の計測
7.認知症

第6章 がんとはどのような現象か

1.がんとは
2.細胞増殖および細胞死
3.発がんとがん遺伝子,がん抑制遺伝子
4.がんの診断と病理学
5.がんの治療
6.がんの進行と転移

第7章 私たちの食と健康の関係

1.食べるとは
2.消化と吸収
3.消化管の共生微生物
4.酵素
5.生物エネルギーとATP
6.ヒトの代謝の基本経路
7.エネルギーのバランス
8.エネルギーバランスのしくみ
9.食と健康をめぐる最近の話題

第8章 ヒトは病原体にどのように備えるか

1.人類と感染症の戦い
2.微生物と感染
3.免疫とは何か
4.免疫応答のしくみ

第9章 環境と生物はどのようにかかわるか

1.環境と適応
2.恒常性と環境応答
3.有性生殖と環境適応
4.生物と環境の相互作用:光合成
5.生態系の構造と動態
6.生物多様性と地球環境の保全

第V部 生命科学技術の進歩と社会との関係

第10章 生命科学技術はここまで進んだ

1.古い歴史をもつバイオ技術
2.バイオ技術としての新しい医薬品生産
3.品種改良の歴史
4.微量のDNAを増幅させるPCR技術
5.研究手法の進展
6.生命活動の計測と補助

第11章 生命科学に関する倫理的・法的規制はどのようになっているか

1.倫理規範の生成と展開
2.日本における医療・生命科学研究の規制
3.臨床研究の規制
4.その他の研究の規制

第12章 生命科学の新たな展開

1.人間側の生命の捉え方の発展
2.物質科学に根ざした生命の理解の変遷


栄養科学イラストレイテッド
解剖生理学 人体の構造と機能 第3版

志村二三夫,岡 純,山田和彦/編

第3版の序
【志村二三夫,岡 純,山田和彦】

主要臓器の配置図

はじめに 栄養を理解するための解剖生理学に向けて
【志村二三夫】

1.栄養は生存・活動の糧(かて),生命の源

A 栄養と生命
B 生体は何でつくられているか

2.人体の構造・機能と栄養

A 人体の階層構造,社会・文化的存在としての人間
B 細胞の構造・機能と栄養

3.人体の器官系の役割と栄養

A 栄養素や酸素の摂取や供給を主とする器官系
B 栄養素や酸素の利用を主とする器官系
C 老廃物・余剰物や熱の排出を主とする器官系

第1章 細胞と組織
【齋藤淑子】

1.細胞・組織の構成と機能

A 細胞・組織の構成
B 細胞の新生と組織の維持

2.細胞の構造と機能

A 細胞の構造
B 細胞の機能

3.細胞小器官の構造と機能

A 核
B ミトコンドリア
C リボソーム
D 小胞体
E ゴルジ体
F 細胞骨格
G 中心体
H その他

4.生体膜の構造と機能

A 生体膜の構造
B 生体膜の機能

5.人体組織の構造と機能

A 上皮組織
B 支持組織
C 筋組織
D 神経組織

6.器官の構造と機能

A 消化器系
B 血液・リンパ・凝固系
C 循環器系
D 呼吸器系
E 腎・尿路系
F 生殖器系
G 骨格系
H 筋肉系と運動機能
I 内分泌系
J 神経系
K 感覚器系
[臨床への入門]細胞膜と食事と健康の関係

第2章 消化器系
【太田一樹】

1.消化器系の構成と機能

A 消化器系の構成
B 消化器系の機能

2.咀嚼の機構

A 咀嚼筋
B 歯
C 舌
D 口蓋
E 唾液腺

3.嚥下の機構

A 口腔期(嚥下の第1期)
B 咽頭期(嚥下の第2期)
C 食道期(嚥下の第3期)
D 嚥下の時間
E 咽頭における生体防御

4.消化管運動のしくみ

A 食道
B 胃
C 小腸
D 大腸
E 消化管の壁内神経叢

5.糞便形成と排便のしくみ

A 糞便形成
B 排便のしくみ

6.消化・吸収

A 口腔における消化
B 胃における消化
C 小腸における消化(腸相)
D 膵臓の機能
E 肝臓の機能
F 消化管における吸収
G 食事摂取時の調節
[臨床への入門]消化器系でみられる代表的な疾患

第3章 血液・リンパ・凝固系
【岡 純】

1.血液・造血器・リンパ系の構成と機能

A 血液・造血器の構成
B リンパ系の構成
C 血液・リンパ系の機能

2.骨髄・造血器細胞・各血球の分化と成熟

A 骨髄
B 造血幹細胞
C 各血球の分化と成熟のしくみ

3.赤血球・ヘモグロビン

A 赤血球の形や大きさ,数
B ヘモグロビンの構造
C ヘモグロビンの機能
D ヘモグロビンの生合成と分解
E ヘモグロビン産生の異常

4.白血球

A 白血球の種類
B 白血球の機能

5.血小板

6.血漿たんぱく質

A 血漿
B 血漿たんぱく質の種類
C 血漿たんぱく質の機能
D 血漿中に存在する酵素

7.止血機能,凝固・線溶系の機能

A 血液凝固のしくみと経過
B 出血傾向
C 線溶系
[臨床への入門]貧血,出血性疾患,白血病

第4章 循環器系
【佐々木康人】

1.循環器系の構成と機能

2.心臓の構造と機能

A 心臓の位置
B 心臓の構造
C 刺激伝導系

3.心電図

A 心電図
B 心電図の測定法

4.心臓周期

A 心臓周期
B 心拍出量
C 冠動脈循環
D スターリングの心臓の法則
E 心音

5.血管の構成と機能

A 血管
B 動脈系
C 脈拍
D 静脈系
E 毛細血管
F 筋ポンプと呼吸ポンプ

6.血圧

A 血圧
B 血圧の測定法
C 血圧の調節

7.循環系

A 肺循環系
B 体循環系
C 脳循環系
D 門脈系
E 胎児循環
F 毛細血管床での物質の交換
G 浮腫

8.循環の調節

A 局所性調節
B 全身性の調節
[臨床への入門]狭心症と心筋梗塞

第5章 呼吸器系
【竹嶋伸之輔,志村二三夫】

1.呼吸とは:内呼吸と外呼吸

2.呼吸器系のあらまし

3.気道

A 鼻腔
B 咽頭
C 喉頭
D 気管および気管支

4.肺

A 肺の構造
B 肺内気管支
C 肺胞

5.胸郭と呼吸運動

A 胸郭
B 胸膜
C 呼吸運動

6.ガス交換および血液ガス

A 吸気および呼気の性状
B 肺胞でのガス交換
C 末梢組織でのガス交換
D 血液ガスとその運搬

7.呼吸機能の指標

A 呼吸数
B 肺機能検査
C 肺コンプライアンス
D 動脈血酸素飽和度

8.呼吸の調節

A 呼吸リズムの形成
B 呼吸の随意的調節
C 呼吸の反射的調節
D 呼吸に影響を与える因子
[臨床への入門]呼吸器系疾患

第6章 腎・尿路系
【鈴木裕一】

1.腎・尿路系の構成

2.腎臓の構成と機能

A 尿の組成
B 腎臓の機能単位(ネフロン)
C ネフロンの機能と尿の生成

3.体液とその異常

A 体液の量と電解質組成
B 体液の浸透圧とその異常
C 体液量の低下
D 膠質浸透圧低下と浮腫
E 酸塩基平衡とその異常

4.水・電解質の調節機構におけるホルモンと腎臓の役割

A 水の出納と浸透圧調節
B 体液量調節(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)
C カリウムの調節と腎臓
D カルシウム,リンの調節と腎臓

5.腎臓から分泌されるホルモン

[臨床への入門]腎・尿路系疾患

第7章 生殖器系
【山田和彦】

1.生殖器系の構成と機能

A 男性生殖器系の構成と機能
B 女性生殖器系の構成と機能
C 性の決定

2.男性生殖器の発育過程・形態・機能

A 男性生殖器の発育過程
B 男性生殖器の形態と機能

3.女性生殖器の発育過程・形態・機能

A 女性生殖器の発育過程
B 女性生殖器の形態と機能

4.女性の性周期,排卵の機序

A 性周期
B 排卵の機序

5.妊娠と分娩

A 妊娠
B 分娩
C 乳汁分泌
[臨床への入門]生殖器系疾患

第8章 骨格系
【上原万里子】

1.骨格系の構成と機能

A 骨格系の構成
B 骨の機能
C 骨組織の基本構成

2.骨・軟骨・関節・靱帯の構造と機能

A 骨
B 軟骨
C 関節
D 靱帯

3.骨の成長

A 骨の発生
B 骨の成長および維持機構

4.骨形成・骨吸収

A 骨形成サイクル
B ライフサイクルと骨量
[臨床への入門]骨格系疾患

第9章 筋肉系と運動機能
【川中健太郎】

1.筋肉系の構成と機能

A 筋肉の種類と機能
B 骨格筋の構成

2.骨格筋の構造と機能

A 骨格筋の構造
B 骨格筋が収縮するしくみ
C 単収縮と強縮
D 骨格筋のエネルギー源
E 骨格筋と糖尿病

3.赤筋と白筋

A 筋線維の種類
B 筋線維組成
[臨床への入門]骨格筋と疾患とのかかわり

第10章 内分泌系
【曽根博仁】

1.内分泌系の構成とホルモンの機能

2.ホルモンの分泌・構造・作用機序

A ホルモンの構造
B 作用機序

3.ホルモン分泌の調整機構とその評価法

A フィードバックシステム
B 臨床におけるホルモン分泌の評価

4.視床下部・下垂体とホルモン

A 視床下部・下垂体の構造と機能
B 視床下部ホルモンとその作用
C 下垂体前葉ホルモンとその作用
D 下垂体前葉ホルモンの分泌異常
E 成長ホルモン(GH)
F プロラクチン(PRL)
G 下垂体後葉ホルモンとその作用
H 血漿浸透圧調節と抗利尿ホルモン(ADH)

5.甲状腺とホルモン

A 甲状腺の解剖
B 甲状腺ホルモンとその作用

6.カルシウム代謝調整ホルモン

A 副甲状腺と副甲状腺ホルモン(PTH)
B PTHの作用
C カルシトニンおよびビタミンD

7.副腎皮質・髄質とホルモン

A 副腎の構造と産生ホルモン
B アルドステロン
C コルチゾール
D 副腎髄質とカテコールアミン

8.膵島とホルモン

A 膵島の構造
B インスリン
C グルカゴン

9.性腺とホルモン

A 精巣とホルモン
B 卵巣とホルモン
[臨床への入門]栄養学分野に関連する内分泌疾患

第11章 神経系
【岩堀修明】

1.神経系の構成

A 中枢神経系
B 末梢神経系

2.中枢神経系

A 脊髄
B 脳幹
C 小脳
D 間脳
E 終脳
F 髄膜・脳室・脳脊髄液

3.末梢神経系

A 脊髄神経
B 脳神経

4.脳の血管支配

A 脳幹の動脈
B 前脳の動脈
C 前脳の静脈

5.ニューロンの形態と機能

A ニューロン
B 興奮の伝導と伝達
C 神経伝達物質

6.感覚神経

A 感覚神経
B 上行性神経路

7.運動神経

A 下行性神経路
B 運動神経

8.自律神経系

A 交感神経系
B 副交感神経系
[臨床への入門]神経系疾患

第12章 感覚器系
【堀尾 強】

1.感覚器系の構成と一般的性質

A 感覚器系の構成
B 感覚器系の一般的性質

2.味覚

A 味の種類
B 受容器
C 伝導路

3.嗅覚

A 受容器
B 伝導路

4.視覚

A 視覚器の構造
B 受容器
C 伝導路
D 焦点調節

5.聴覚,平衡覚

A 聴覚器と平衡覚器の構造
B 聴覚の受容器
C 聴覚の伝導路
D 平衡覚の受容器
E 平衡覚の伝導路

6.皮膚感覚

A 受容器
B 伝導路

7.摂食の調節

A 摂食中枢,満腹中枢
B 食欲調節物質
[臨床への入門]感覚器系疾患

第13章 免疫系
【佐藤和人】

1.免疫系の構成と機能

A 免疫とは何か
B 免疫系の臓器と細胞
C 免疫系の機能
D 免疫系の異常

2.非特異的防御機構

A 非特異的防御機構とは
B 皮膚・粘膜の防御機構
C 免疫系の非特異的防御機構

3.生体防御機構における免疫系の特徴

A 抗原の提示とは
B 免疫の特異性と記憶
C 免疫の多様性

4.体液性免疫

A 体液性免疫(液性免疫)とは
B 抗体
C 補体

5.細胞性免疫

A 細胞性免疫とは
B 細胞性免疫の作用

6.免疫学的自己の確立と破綻

A 主要組織適合遺伝子複合体とは
B 免疫学的自己の確立
C 免疫学的自己の破綻
[臨床への入門]免疫系の異常による疾患

第14章 皮膚組織,体温調節
【井階幸一】

1.皮膚組織の構成と体温調節の機能

A 皮膚組織の構成
B 体温調節の機能

2.皮膚組織

A 皮膚組織の構造
B 皮膚組織の機能

3.体温調節

[臨床への入門]褥瘡と栄養管理

索引


栄養科学イラストレイテッド[演習版]
解剖生理学ノート 人体の構造と機能 第3版

志村二三夫,岡 純,山田和彦/編

第3版の序
【志村二三夫,岡 純,山田和彦】

第1章 細胞と組織
【齋藤淑子】

要点整理問題
(1)細胞・組織の構成と機能
(2)細胞の構造と機能
(3)細胞小器官の構造と機能
(4)生体膜の構造と機能
(5)人体組織の構造と機能
(6)器官の構造と機能

演習問題

第2章 消化器系
【太田一樹】

要点整理問題
(1)消化器系の構成と機能
(2)咀嚼の機構
(3)嚥下の機構
(4)消化管運動のしくみ
(5)糞便形成と排便のしくみ
(6)消化・吸収

演習問題

第3章 血液・リンパ・凝固系
【岡 純】

要点整理問題
(1)血液・造血器・リンパ系の構成と機能
(2)骨髄・造血器細胞・各血球の分化と成熟
(3)赤血球・ヘモグロビン
(4)白血球
(5)血小板
(6)血漿たんぱく質
(7)止血機能,凝固・線溶系の機能
(8)血液型

演習問題

第4章 循環器系
【佐々木康人】

要点整理問題
(1)心臓の構造と機能
(2)心電図
(3)血管の構成と機能
(4)血圧
(5)循環系
(6)循環の調節

演習問題

第5章 呼吸器系
【竹嶋伸之輔,志村二三夫】

要点整理問題
(1)呼吸とは:内呼吸と外呼吸
(2)呼吸器系のあらまし
(3)気道
(4)肺
(5)胸郭と呼吸運動
(6)ガス交換および血液ガス
(7)呼吸機能の指標
(8)呼吸の調節

演習問題

第6章 腎・尿路系
【鈴木裕一】

要点整理問題
(1)腎・尿路系の構成
(2)腎臓の構成と機能
(3)体液とその異常
(4)水・電解質の調節機構におけるホルモンと腎臓の役割
(5)腎臓から分泌されるホルモン
(6)腎・尿路系疾患

演習問題

第7章 生殖器系
【山田和彦】

要点整理問題
(1)生殖器系の構成と機能
(2)男性生殖器の発育過程・形態・機能
(3)女性生殖器の発育過程・形態・機能
(4)女性の性周期,排卵の機序
(5)妊娠と分娩

演習問題

第8章 骨格系
【上原万里子】

要点整理問題
(1)骨格系の構成と機能
(2)骨・軟骨・関節・靱帯の構造と機能
(3)骨の成長
(4)骨形成・骨吸収

演習問題

第9章 筋肉系と運動機能
【川中健太郎】

要点整理問題
(1)筋肉系の構成と機能
(2)骨格筋の構造と機能
(3)赤筋と白筋
(4)老化と筋肉の衰え
(5)内臓脂肪型肥満と骨格筋のインスリン抵抗性

演習問題

第10章 内分泌系
【曽根博仁】

要点整理問題
(1)内分泌系の構成とホルモンの機能
(2)ホルモンの分泌・構造・作用機序
(3)ホルモン分泌の調整機構とその評価法
(4)視床下部・下垂体とホルモン
(5)甲状腺とホルモン
(6)カルシウム代謝調整ホルモン
(7)副腎皮質・髄質とホルモン
(8)膵島とホルモン
(9)性腺とホルモン

演習問題

第11章 神経系
【岩堀修明】

要点整理問題
(1)神経系の構成
(2)中枢神経系
(3)末梢神経系
(4)脳の血管支配
(5)ニューロンの形態と機能
(6)感覚神経
(7)運動神経
(8)自律神経系

演習問題

第12章 感覚器系
【堀尾 強】

要点整理問題
(1)感覚器系の構成と一般的性質
(2)味覚
(3)嗅覚
(4)視覚
(5)聴覚,平衡覚
(6)皮膚感覚
(7)摂食の調節

演習問題

第13章 免疫系
【佐藤和人】

要点整理問題
(1)免疫系の構成と機能
(2)非特異的防御機構
(3)生体防御機構における免疫系の特徴
(4)体液性免疫
(5)細胞性免疫
(6)免疫学的自己の確立と破綻

演習問題

第14章 皮膚組織,体温調節
【井階幸一】

要点整理問題
(1)皮膚組織
(2)体温調節

演習問題

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