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羊土社 
2013年9月の書籍

 出版社  羊土社

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1. 免疫・アレルギー疾患イラストレイテッド
2. 上 薬剤師業務の基本[知識・態度]
3. 下 調剤業務の基本[技能]


イラストレイテッドシリーズ
病態と治療戦略がみえる
免疫・アレルギー疾患イラストレイテッド

基礎編 免疫のしくみ

(1) 免疫と自己免疫
【藤尾圭志】

  • 自己免疫疾患の定義とは
  • 臓器特異的自己免疫疾患と全身性自己免疫疾患
  • 遺伝的素因 l
  • 環境要因と自然免疫―腸内細菌叢と免疫系
  • 細胞レベルでの「サブセット」をもとにした免疫応答の理解
  • 今後の展望

(2) アレルギー総論
【平原 潔/中山俊憲】

  • “ アレルギー”の成り立ち
  • “ アレルギー”の分類
  • I型アレルギー
  • II型アレルギー
  • III型アレルギー
  • IV型アレルギー
  • 喘息におけるTh 細胞サブセットの関与
  • 今後の展望

(3) ヒトゲノムと膠原病・アレルギー
【山田 亮】

  • ゲノムの多様性と疾患の関係
  • ゲノムとその他のオミックスとの関係
  • DNA 配列バリエーション・遺伝子多型
  • 免疫系の遺伝子に特有な遺伝的多様性
  • DNAバリアントの発生時期と疾患―生殖細胞変異と体細胞変異
  • 免疫系疾患の疾患リスク遺伝子
  • DNA バリアントの機能性
  • 今後の展望

(4) 抗原提示細胞
【長谷川久紀/上阪 等】

  • 抗原提示細胞とは
  • 樹状細胞
  • マクロファージ
  • B 細胞

(5) T 細胞
【中山田真吾/田中良哉】

  • T 細胞と疾患との関連
  • T 細胞による抗原特異性の獲得と自己反応性T 細胞の除去
  • ヘルパーT 細胞サブセットによる病態形成
  • Treg 細胞による末梢性免疫寛容と破綻による病態形成
  • ヘルパーT 細胞の可塑性と多様性
  • その他のT 細胞による病態形成
  • T 細胞を標的とした治療薬

(6) B 細胞
【桑原一彦/阪口薫雄】

  • 自己免疫疾患へのB 細胞の関与
  • B 細胞分化とトレランス
  • 中枢性トレランスとレセプターエディティング
  • 末梢性トレランスと胚中心の役割
  • トレランスにおけるプレB 細胞受容体の役割
  • 記憶B 細胞とトレランス―新たな治療標的
  • ヒトB 細胞のトレランスのチェックポイント
  • 制御性B 細胞
  • 免疫不全と自己免疫治療開発に向けて

(7) マスト細胞,好塩基球,好酸球
【布村 聡/羅 智靖】

  • 形態学的特徴と機能
  • アレルギー性炎症における役割
  • 寄生虫感染に対する免疫応答

(8) サイトカイン
【針谷正祥】

  • サイトカインの働き
  • サイトカインの特徴
  • サイトカイン受容体の特徴
  • ケモカイン
  • 自然免疫系に関与する炎症性サイトカイン
  • 獲得免疫に関与するサイトカイン
  • 抗炎症性サイトカイン
  • 代表的な自己免疫疾患におけるサイトカインネットワーク

(9) 化学伝達因子
【野島 聡/熊ノ郷 淳】

  • 免疫疾患と化学伝達因子
  • ヒスタミン―生体アミンの1つ
  • エイコサノイドの種類
  • プロスタグランジン
  • トロンボキサン
  • ロイコトリエン
  • スフィンゴシン-1- リン酸(S1P)―新たな脂質メディエーター

(10) 補体
【塚本 浩/堀内孝彦】

  • 補体とは
  • 補体活性化経路
  • 補体受容体
  • 補体制御因子
  • 補体の機能

臨床編I 全身性自己免疫疾患(膠原病)

(1) 膠原病総論
【宮坂信之】

[膠原病とは]

  • 疾病概念
  • 診察の仕方―症候・病態の見極め
  • 診断
  • 治療戦略の概略

(2) 関節リウマチ
【高田哲也/竹内 勤】

[関節リウマチとは]

  • 病態
  • 病因
  • 臨床所見
  • 画像所見
  • 血液検査所見
  • 診断
  • 薬物治療

(3) 血清反応陰性脊椎関節症
【折口智樹/川上 純】

[血清反応陰性脊椎関節症とは]

  • 発症機序
  • 臨床症状,診察所見,画像所見の特徴
  • 診断
  • 治療

(4) 成人スティル病
【多田芳史】

[成人スティル病とは]

  • 病因
  • 病態,発症機序
  • 臨床所見,診断
  • 治療

(5) 全身性エリテマトーデス
【坊垣 幸/小池隆夫】

[全身性エリテマトーデス(SLE)とは]

  • 病因
  • 症状
  • 診断基準
  • 検査
  • 疾患活動性の判定
  • 治療方針

(6) 抗リン脂質抗体症候群
【渡邊俊之/渥美達也】

[抗リン脂質抗体症候群とは]

  • 抗リン脂質抗体と病態
  • 臨床像
  • 診断
  • 治療

(7) 強皮症と関連疾患
【桑名正隆】

[強皮症とは]

  • 臨床所見
  • 診断
  • 病型分類と経過
  • 治療戦略

(8) 多発性筋炎,皮膚筋炎
【高崎芳成】

[多発性筋炎,皮膚筋炎とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状
  • 検査および画像所見
  • 診察所見
  • 診断
  • 治療戦略の概略

(9) 混合性結合組織病
【三森経世】

[混合性結合組織病とは]

  • 病態―抗U1-RNP 抗体との関連
  • 臨床所見
  • 検査所見
  • 画像所見など
  • 診断
  • 治療

(10) シェーグレン症候群
【住田孝之】

[シェーグレン症候群とは]

  • 発症機序
  • 臨床症状
  • 検査所見
  • 診断
  • 治療

(11) IgG4 関連疾患
【梅原久範】

[IgG4 関連疾患とは]

  • 臨床病態
  • 診断
  • 治療

(12) 血管炎症候群
【尾崎承一】

[血管炎症候群とは]

  • 分類
  • 疫学
  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,検査所見,画像所見
  • 診断と治療の概略

(13) 高安動脈炎
【川人 豊】

[高安動脈炎とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状
  • 診断と治療戦略
  • 治療

(14) ベーチェット病
【廣畑俊成】

[ベーチェット病とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診察所見,画像所見の特徴
  • 診断と治療戦略の概略

臨床編II 臓器特異的自己免疫疾患

(1) クローン病
【大島 茂/藤井俊光/渡辺 守】

[クローン病とは]

  • 臨床
  • 発症機序
  • 治療戦略
  • これからの治療展開

(2) 潰瘍性大腸炎
【三好 潤/久松理一/日比紀文】

[潰瘍性大腸炎とは]

  • 定義
  • 疫学
  • 病因と病態
  • 臨床所見と治療
  • 課題

(3) 重症筋無力症
【古賀道明/神田 隆】

[重症筋無力症とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診察所見,検査所見の特徴
  • 診断と治療戦略の概略

(4) 多発性硬化症
【山ア 亮/吉良潤一】

[多発性硬化症とは]

  • 疫学
  • 病態機序
  • 臨床症状,画像所見
  • 診断
  • 治療法とその作用機序
  • 治療に向けて

(5) ギランバレー症候群
【小池春樹/祖父江 元】

[ギランバレー症候群とは]

  • 病態
  • 臨床症候
  • 検査所見
  • 病理所見
  • 治療

(6) 自己免疫性肝炎
【原田 大】

[自己免疫性肝炎とは]

  • 発症機序
  • 臨床症状,検査ならびに病理所見
  • 診断
  • 治療

(7) 自己免疫性膵炎
【岡崎和一/内田一茂】

[自己免疫性膵炎とは]

  • 病因,病態
  • 臨床症状,画像所見の特徴
  • 診断と治療戦略

(8) 原発性胆汁性肝硬変,原発性硬化性胆管炎
【竹山康章/向坂彰太郎】

[ 原発性胆汁性肝硬変とは]

  • 病態
  • 臨床症状
  • 血液・生化学検査所見
  • 組織学的所見
  • 病型,経過
  • 合併症
  • 診断
  • 治療
  • 予後

[ 原発性硬化性胆管炎とは]

  • 病態
  • 臨床症状,生化学,組織所見
  • 診断
  • 治療
  • 病態の整理

(9) 自己免疫性溶血性貧血
【山本譲司/張替秀郎】

[自己免疫性溶血性貧血とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診察所見
  • 検査所見
  • 診断と治療戦略の概略

(10) 特発性血小板減少性紫斑症
【南谷泰仁/黒川峰夫】

[特発性血小板減少性紫斑症とは]

  • 病態
  • 症状,診断
  • 治療

(11) バセドウ病
【赤水尚史】

[バセドウ病とは]

  • 発症機序と病態
  • 臨床症状
  • 診断と治療

(12) 橋本病
【橋本貢士/森 昌朋】

[橋本病とは]

  • 病態と発症機序
  • 橋本病に関連する遺伝子多型
  • 診断基準,画像所見の特徴
  • 病理学的所見
  • IgG4 関連甲状腺炎について
  • 橋本病と悪性疾患

(13) 1型糖尿病
【福中彩子/藤谷与士夫/綿田裕孝】

[1型糖尿病とは]

  • 成因
  • 発症機序
  • 病態
  • 治療
  • 今後の展望

(14) 天疱瘡,類天疱瘡―自己免疫性水疱症
【山上 淳/天谷雅行】

[天疱瘡群とは][類天疱瘡群とは]

  • 天疱瘡群の発症機序
  • 天疱瘡の病態
  • デスモグレイン代償説
  • 類天疱瘡群の発症機序
  • 類天疱瘡の病態
  • 自己免疫性水疱症の診断
  • 自己免疫性水疱症に対する治療戦略
  • 病態解明をめざした研究のトピックス

臨床編III アレルギー疾患

(1) アレルギー疾患総論
【秋山一男】

[アレルギー疾患とは]

  • 疫学
  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診察所見
  • 診断と治療戦略の概略

(2) アナフィラキシー
【高橋健太郎/岩本逸夫】

[アナフィラキシーとは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状
  • 検査所見
  • 診断
  • 治療
  • 予後
  • 長期管理

(3) 血清病
【中島裕史】

[血清病とは]

  • 病態生理
  • 臨床症状
  • 検査
  • 診断
  • 治療,予後
  • 予防

(4) 気管支喘息
【大田 健】

[喘息とは]

  • 疫学
  • 病態と将来への動向
  • 診断
  • 治療
  • おわりに

(5) 過敏性肺炎
【宮崎泰成/稲瀬直彦】

[過敏性肺炎とは]

  • 発症機序
  • 検査および画像所見の特徴
  • 治療戦略の概略

(6) アレルギー性鼻炎
【櫻井大樹/岡本美孝】

[アレルギー性鼻炎とは]

  • 増加の要因
  • 発症機序
  • 診断
  • 治療戦略

(7) 蕁麻疹
【中原真希子/古江増隆】

[蕁麻疹とは]

  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診断
  • 治療

(8) アトピー性皮膚炎
【中原真希子/古江増隆】

[アトピー性皮膚炎とは]

  • 病態,発症機序
  • 診断
  • 治療

(9) 接触皮膚炎
【戸倉新樹】

[接触皮膚炎とは]

  • 疫学
  • 病態,発症機序
  • 臨床症状,診察所見
  • 診断,治療

(10) アレルギー性結膜炎
【山田直之/園田康平】

[アレルギー性結膜炎とは]

  • 定義と分類
  • 症状
  • 検査
  • 臨床所見
  • 発症機序と治療

(11) 食物,薬剤,職業性アレルギー
【岡山吉道】

[食物,薬剤,職業性アレルギーとは]

  • 発症機序
  • 臨床症状
  • 診断と治療戦略

(12) 好酸球増多症,好酸球増多症候群
【植木重治/茆原順一】

[好酸球増多症,好酸球増多症候群とは]

  • 病態
  • 臨床症状
  • 診断と治療戦略

新ビジュアル薬剤師実務シリーズ
上 薬剤師業務の基本[知識・態度]
薬局管理から服薬指導,リスクマネジメント,在宅医療,後発医薬品,病棟業務まで

第1章 薬剤師業務の変遷と今後の展望

1.病院薬剤師
【平井みどり】

(1) 病院・病棟と薬剤師の歴史をふり返る

(2) 病院薬剤師業務の移り変わり

(3) これからの病院薬剤師

  • チーム医療などへの参加
  • 治療への主体的な関与

2.薬局薬剤師
【上村直樹】

(1) 薬局薬剤師業務の変遷

(2) これからの薬局薬剤師をとり巻く環境

(3) これからの薬剤師に求められるもの

  • 知識・技能・態度
  • チーム医療

第2章 薬剤師倫理と態度
【下平秀夫】

(1) 医療の担い手としての倫理規範

(2) 身だしなみ・言葉づかい

(3) 薬局に関する法令

(4) 守秘義務・個人情報の保護

  • 守秘義務
  • 個人情報保護

(5) 病院薬剤師に求められる倫理とは

  • 治験における倫理面での役割
  • 院内製剤における倫理面での役割

第3章 薬剤師業務

1.病院
【奥山 清】

(1) 病院薬剤師の業務と役割

(2) 病院薬剤師の心得

(3) 病棟業務

(4) チーム医療

  • 感染対策チーム
  • 褥創ケアチーム
  • 糖尿病のチーム医療
  • 栄養サポートチーム
  • 緩和ケアチーム
  • がん化学療法

(5) 治験管理業務と市販後調査

(6) 専門薬剤師

(7) 院内委員会

(8) 薬薬連携

2.薬局
【下平秀夫】

(1) 医薬分業とかかりつけ薬局

  • 医薬分業のメリットとデメリット
  • かかりつけ薬局

(2) 薬局薬剤師の役割

(3) 薬局業務運営ガイドライン

(4) 構造設備

  • 薬局の構造設備の基準(薬局等構造設備規則)
  • 薬局の独立性と立地
  • 薬局の掲示物
  • 待合室,一般用医薬品などの陳列
  • 処方受付・投薬カウンター
  • 調剤室
  • 医薬品倉庫
  • 情報公開・安全管理体制の整備

(5) 薬局開設者

(6) 管理薬剤師

(7) 調剤録

(8) 調剤報酬と保険請求

  • 医療保障制度
  • 保険処方せん
  • 保険薬局・保険薬剤師
  • 保険調剤報酬

(9) 薬局の地域医療連携

第4章 服薬指導

1.服薬指導
【高橋 寛】

(1) 服薬指導とは

  • 服薬指導の目的
  • 具体的指導内容[患者に伝える内容とは?]
  • 服薬指導を進める上でのポイント
  • 服薬指導の手法とその利点・欠点

(2) 服薬指導時の態度

  • 共感的態度で接する
  • 閉じた質問と開いた質問を使い分ける
  • プライバシーに配慮する
  • 話す時のポイント
  • 処方せん・薬歴内容の把握

(3) 服薬指導の手順

  • 事前準備
  • 導入
  • 情報収集
  • 情報提供
  • 質問を受ける
  • あいさつ
  • 薬歴の記載

2.薬歴管理
【高橋 寛】

(1) 薬歴とは(薬歴管理の意義)

(2) 薬歴管理の目的

(3) 薬歴の形式

(4) 薬歴簿の記載内容

  • 患者についての記録(患者の基本的情報)
  • 処方についての記録(処方した医療機関名および保険医氏名・処方日・処方内容など)
  • 調剤についての記録(調剤日・処方内容に関する疑義照会の要点など)
  • 服薬指導で得られる情報の記録(日々の記録)

(5) 薬歴の記載方法

  • 患者に属する基本的な情報
  • 処方内容に伴う経過的な情報
  • 記載方式について

(6) 電子薬歴について

  • 電子薬歴
  • レセプトコンピュータとの連動性について
  • 電子薬歴の特徴
  • 電子薬歴の実際の運用

(7) 薬歴簿の保管・管理について

  • 保管形態
  • 保管場所
  • 薬歴簿の整理と分類

(8) 薬歴を用いたリスクマネジメント事例

3.お薬手帳
【高橋 寛】

(1) お薬手帳とは

(2) お薬手帳の利点

(3) お薬手帳に記載する事項

(4) その他の工夫

4.患者への情報提供
【高橋 寛】

(1) 患者が必要としている情報

(2) 薬剤情報提供文書

  • 薬剤情報提供文書の意義
  • 義務化された薬剤師の情報提供
  • 薬剤情報提供文書の記載項目
  • 薬剤情報提供文書の注意点
  • 実際に工夫している点

5.注意を要する疾患,小児,妊婦・授乳婦,高齢者への服薬指導
【高橋 寛】

(1) 注意を要する疾患について

(2) 小児への服薬指導

  • 小児への服薬指導のポイント
  • 小児への散剤の飲ませ方の工夫
  • 小児薬用量
  • その他の注意事項

(3) 妊婦や授乳婦への服薬指導

  • 妊婦や授乳婦への服薬指導のポイント
  • 妊婦への薬剤投与の原則

(4) 高齢者への服薬指導

  • 高齢者の特徴
  • 高齢者への服薬指導のポイント

第5章 医薬品管理

1.医薬品管理の目的,意義
【奥山 清】

(1) 医薬品管理とは

(2) 施設による違い

2.品質管理
【奥山 清】

(1) 保存条件

(2) 医薬品の有効期限

(3) 法的な規制

(4) 医薬品情報と安全管理

  • 医薬品情報について
  • 医薬品安全管理の重要性

3.在庫管理
【奥山 清】

(1) 在庫管理とは

(2) 在庫管理業務の流れ

(3) 保険薬局と病院,施設規模による在庫管理の違い

  • 保険薬局
  • 病院
  • 規模による違い

(4) (保険)薬局における適正在庫の確保

(5) 医薬品卸業者とMS

(6) (保険)薬局における在庫管理システム

(7) 他薬局への分割販売(零売)

4.法的管理が義務付けられている医薬品
【花島邦彦/奥山 清】

(1) 規制医薬品とは

(2) 劇薬

  • 劇薬とは
  • 劇薬の管理・保管
  • 劇薬の調剤

(3) 毒薬

  • 毒薬とは
  • 毒薬の管理・保管
  • 毒薬の調剤

(4) 麻薬

  • 麻薬とは
  • 麻薬を取り扱うための免許
  • 麻薬の譲渡・譲受
  • 麻薬の保管
  • 帳簿への記録
  • 麻薬の調剤
  • 病棟における麻薬管理
  • 在宅医療における麻薬管理
  • 麻薬の廃棄
  • 事故届
  • 年間届

(5) 覚せい剤原料

  • 覚せい剤原料とは
  • 覚せい剤原料の譲渡・譲受
  • 覚せい剤原料の保管
  • 覚せい剤原料の調剤
  • 覚せい剤原料の廃棄

(6) 向精神薬

  • 向精神薬とは
  • 向精神薬の譲渡・譲受
  • 向精神薬の保管
  • 向精神薬の記録
  • 向精神薬の廃棄
  • 向精神薬の調剤
  • その他:調剤時に処方医に確認を要する薬剤

(7) 特定生物由来製品

第6章 医薬品情報管理

1.医薬品情報管理の意義と目的
【若林 進】

2.病院における医薬品情報管理─医療従事者向けを中心に
【若林 進】

(1) 医薬品情報の収集

  • 個々の医薬品に関する情報
  • 副作用などの情報源

(2) 医療関係者からのQ&A(受動的情報提供)

  • 医薬品識別に関するQ&A
  • 医薬品から病名を考えるQ&A
  • 病名から医薬品を考えるQ&A
  • 配合変化・安定性に関するQ&A
  • 副作用・相互作用に関するQ&A
  • 薬物中毒などに関するQ&A
  • 院内製剤に関するQ&A
  • 一般用医薬品に関するQ&A
  • 医事,薬事に関するQ&A
  • その他のQ&A

(3) 医療関係者への情報発信(能動的情報提供)

  • 院内定期刊行物(院内報)による情報提供
  • 院内医薬品集の作成
  • 院内ホームページなどによる情報提供
  • オーダリングシステム,電子カルテシステムを利用した情報提供

(4) 患者への情報提供

  • 製薬会社が作成する患者向け医薬品情報
  • 施設内で作成する患者向け医薬品情報
  • その他の患者向け医薬品情報

(5) 副作用報告制度

  • 市販直後調査制度
  • 医薬品安全性情報報告書

3.薬局における医薬品情報管理─患者向けを中心に
【下平秀夫】

(1) 薬局における医薬品情報業務の特徴

(2) 薬局が利用する主な情報源

  • 医薬品インタビューフォームの活用
  • SNSの活用
  • 雑誌
  • 医薬品卸からの情報
  • 製薬企業からの情報

(3) 薬局に備える主な書籍

(4) 医薬品情報に関わるWebサイト

(5) 薬局が行う情報提供

  • 患者・生活者への情報提供
  • 問い合わせに対する報告事例
  • DEM

(6) セルフメディケーション情報

  • 一般用医薬品の添付文書
  • 健康関連情報

第7章 リスクマネジメント

1.リスクマネジメントとは
【伊藤由紀】

2.ハイリスク薬管理
【伊藤由紀】

(1) ハイリスク薬とは

(2) ハイリスク薬の薬学的管理指導

  • 病院
  • 薬局
  • 注意すべき薬剤

(3) ハイリスク薬の薬剤服用歴管理指導の業務手順と方法

3.調剤過誤防止・インシデント報告
【伊藤由紀】

(1) 調剤過誤防止

(2) ハインリッヒの法則

(3) インシデント報告

(4) 調剤過誤の実際

(5) 調剤過誤および調剤事故の原因

  • ヒューマンエラー
  • システムエラー

(6) 患者も味方に

(7) リスク回避の立案および実施

  • 薬品棚の位置の工夫の例
  • 表示方法の工夫の例
  • その他の工夫の例

(8) 調剤の過程における具体的な調剤過誤防止例について

  • 調剤から鑑査まで
  • 充填作業について
  • 薬剤の交付について

4.院内における医療安全管理
【小茂田昌代】

(1) 多職種チームに必要な医療安全の基本ーより安全なチームを目指して「TeamSTEPPS」

(2) 医療機関における医療安全管理体制

  • 医療機関に求められる医療安全対策
  • 医療機関に求められる医療安全組織体制

(3) 薬剤師に求められる医療安全の役割

  • 薬剤師自らの過誤を減らす体制の整備
  • 安全なチーム作りへの貢献
  • 患者安全への貢献

5.感染制御
【小茂田昌代/影山惠美子】

(1) 感染制御の基本

  • 標準予防策と感染経路別予防策
  • 手指衛生・咳エチケット
  • 消毒・滅菌

(2) 感染対策の組織・活動など

  • 感染対策における薬剤師の役割
  • 抗菌薬の投与設計

6.過去に学ぶ調剤過誤の例
【小茂田昌代】

(1) 事例:ベナンバックス医療過誤

(2) 解説

(3) 判決

第8章 在宅医療
【伊集院一成】

(1) 在宅医療とは

(2) 在宅医療の流れ

(3) 訪問指導のための準備

  • 届出
  • 必要な書類
  • 在宅訪問に必要な設備

(4) 訪問指導の流れ

  • 処方医からの情報提供
  • 薬学的管理指導計画書策定
  • 処方せん受付
  • 調剤
  • 患者宅へ電話連絡,訪問指導
  • 薬歴および報告書の作成

(5) 在宅医療で使用する器材

(6) チーム医療としての在宅医療

(7) 緩和医療との関わり

(8) 在宅医療に取り組むためには

(9) 在宅における服薬支援方法

第9章 薬剤管理指導・病棟薬剤業務
【長谷部 忍】

(1) 病棟業務の概説

  • 病棟薬剤業務と薬剤管理指導業務
  • 入院患者に対する服薬指導の基本
  • 薬物療法の評価
  • 記録と情報提供
  • ハイリスク薬における薬剤管理指導業務
  • その他

(2) 病棟業務の実際

  • 入院時持参薬管理業務
  • がん化学療法施行患者に対する病棟業務(ハイリスク薬)
  • その他,代表的な病棟業務の一例

(3) 医薬品安全性情報管理体制

(4) 病棟薬品管理

第10章 薬剤師が行うフィジカルアセスメント
【平井みどり】

(1) 薬剤師とフィジカルアセスメント

(2) バイタルサインとフィジカルアセスメントの違いとは

  • バイタルサイン
  • フィジカルアセスメント

(3) なぜフィジカルアセスメントが必要か

(4) 専門家でない薬剤師が行うアセスメントについて

(5) コミュニケーションの1つとしてのフィジカルアセスメント

(6) 学習の必要性

  • バイタルサインと解剖学・生理学的知識
  • 正常とは何かを充分理解しておくこと
  • 違った視点からの情報収集の重要性
  • 目的を間違えないこと・薬物治療を適正に行う上での行動であることを常に忘れない

第11章 薬局に特殊な業務

1.休日・夜間・緊急災害時対応
【近藤剛弘】

(1) 休日・夜間対応

  • 休日・夜間における薬剤師の役割
  • 休日・夜間における薬局の対応
  • 休日・夜間における地区・地域薬剤師会の対応

(2) 緊急災害時対応

  • 災害時の医薬品などの備蓄および供給体制
  • 災害時における薬剤師の救援活動

2.学校薬剤師
【塚原俊夫】

(1) 学校薬剤師の歴史

(2) 学校薬剤師の職務について

  • 環境検査について
  • 健康相談と保健指導への参画
  • 学校の健康教育への役割について
  • これからの学校薬剤師

3.薬局製剤・漢方製剤
【塚原俊夫】

(1) 薬局製剤とは

(2) 具体的な薬局製剤

(3) 薬局製剤のはじまり

  • 薬律に基づく製剤
  • 薬局売薬と公定処方45処方
  • 国民医薬品集収載品
  • 現在の状況:日本薬局方と漢方製剤

(4) 薬局製剤の製造販売において守るべき法律項目と義務

  • 申請届出について
  • 義務
  • 医薬品副作用健康被害救済制度

(5) 薬局製剤の要件について

(6) 代表的な薬局製剤を作成してみよう

  • 薬局製剤の製造の一連の流れ
  • 感冒剤13号Aを作成してみよう

(7) 薬局製剤の品質管理

(8) 薬局製剤の販売について

(9) 薬局製剤のもつ意味について

4.ドーピング防止活動
【塚原俊夫】

(1) ドーピングとは

(2) ドーピング防止活動

(3) うっかりドーピングを防ぐためには

(4) スポーツファーマシスト

(5) 禁止物質・禁止方法について

(6) これからのスポーツファーマシストに期待されること

第12章 セルフメディケーションの支援

1.セルフメディケーションとは
【鹿村恵明】

2.一般用医薬品の定義,スイッチOTCとダイレクトOTC
【鹿村恵明】

(1) 一般用医薬品

(2) スイッチOTCとダイレクトOTC

  • スイッチOTCとは
  • ダイレクトOTCとは

(3) 顧客(来局者)応対のシミュレーション

3.リスク分類と法律
【鹿村恵明】

(1) 一般用医薬品の販売形態

(2) 一般用医薬品のリスク区分

(3) 情報提供

(4) 薬局における掲示事項(一般用医薬品関係)

4.副作用防止(一般用医薬品)
【塚原俊夫】

(1) 一般用医薬品による副作用報告

(2) おさえなくてはいけない副作用

  • 薬理作用から予測できる副作用
  • 予測できないアレルギーによる副作用
  • 長期連用による副作用

(3) 一般用医薬品の副作用と添付文書

  • 添付文書の副作用項目の確認
  • 医薬品販売時にまず確認する事項

(4) 副作用が起こった場合の対処について

  • 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度
  • 医薬品副作用救済制度

5.医薬部外品・化粧品
【塚原俊夫】

(1) 医薬部外品

(2) 化粧品

6.機能性食品
【塚原俊夫】

(1) 特定保健用食品(特保)

(2) 栄養機能食品

7.医療機器
【塚原俊夫】

8.毒物・劇物
【塚原俊夫】

(1) 貯蔵

(2) 譲渡・販売

(3) 情報の提供義務(MSDS)

(4) 事故・盗難の際の措置


新ビジュアル薬剤師実務シリーズ
下 調剤業務の基本[技能]
処方せん受付から調剤,鑑査までの病院・薬局の実務

第1章 調剤の流れ

1.病院調剤の流れ
【若林 進】

(1) 処方せんの発行から入院患者に投薬されるまでの調剤の流れ

  • 医師による処方の作成
  • 処方せんの受付
  • 処方せんの鑑査
  • 薬袋・薬袋ラベルの作成
  • 錠剤・カプセル剤などの計数調剤
  • 散剤調剤
  • 液剤(水剤)調剤
  • 調剤した薬剤の鑑査
  • 患者への与薬
  • 服薬指導

(2) 持参薬の管理

2.薬局調剤の流れ
【下平秀夫】

(1) 調剤とは

  • 調剤の定義
  • 調剤をする権利
  • 調剤は拒めない
  • 調剤の場所

(2) 調剤の流れ

  • 処方せん受付(応需)
  • 処方鑑査・処方せん疑義照会,薬歴の確認
  • 薬袋作成
  • 薬剤調製(調剤)
  • 調剤薬鑑査
  • 投薬・服薬指導・情報提供
  • 調剤報酬の算定・一部負担金の算定
  • 調剤録の作成
  • 薬歴記載と再評価
  • 調剤報酬請求書,調剤報酬明細書の作成

第2章 受付とインタビュー

1.病院薬剤師による初回面談
【伊藤由紀】

(1) 初回面談

(2) 初回面談の順序

  • 面談の開始
  • 情報収集
  • しめくくりの言葉

(3) 患者接遇における基本事項

(4) 初回面談のための情報収集

(5) 初回面談のテクニック

  • 共感と傾聴の重要性
  • 非言語的コミュニケーションスキル
  • 医療面接
  • コーチング
  • SPIKES

2.薬局での処方せん受付と患者対応
【出石啓治】

(1) 処方せん受付

(2) 薬局の整備

(3) 処方せん受け取り時の確認

(4) 初回来局者への対応

(5) 再来局患者への対応

(6) 来局者への対応

(7) 医薬品の在庫がない場合の対応

3.一般名処方
【出石啓治】

(1) 一般名処方せん

(2) 一般名処方せんの受付時の対応

(3) 一般名処方せんの調剤後の対応

4.後発医薬品
【出石啓治】

(1) 「後発医薬品への変更可」の処方せん

(2) 「後発医薬品への変更可」処方せんの受付時の対応

(3) 類似する別剤形の医薬品への変更

(4) 「後発医薬品への変更可」処方せんの調剤後の対応

第3章 処方鑑査と疑義照会
【鹿村恵明】

(1) 疑義照会とは

(2) 処方せんの種類

(3) 処方せん鑑査

  • 処方せんの形式的な事項の確認
  • 薬学的な事項の確認
  • 医薬品情報の収集
  • 患者情報とその活用

(4) 疑義照会の手順 -疑義照会のシミュレーション

第4章 薬袋作成
【出石啓治】

(1) 調剤設計

(2) 薬袋の分け方

(3) 薬袋に記載する事項

(4) 薬袋の種類およびサイズ

  • 薬袋の種類
  • 薬袋のサイズ

(5) 薬袋の形式

(6) 薬袋作成

  • 手書きによる薬袋作成
  • 印字システムによる薬袋作成
  • 印字スタンプの利用

(7) 記載上の留意点

(8) 処方例と薬袋への記載例

  • 計数調剤での例
  • 計量調剤での例
  • 一包化調剤での例

第5章 計数調剤
【出石啓治】

(1) 計数調剤の特徴

(2) 計数調剤の流れ

(3) 準備するもの

(4) 計数調剤(錠剤・カプセル剤)の手順

  • 処方鑑査
  • 取り揃え
  • 調剤薬鑑査

(5) 錠剤・カプセル剤計数調剤の例

  • 調剤薬の特定
  • 調剤する総量の計算
  • シートと端数の取り揃え
  • 調剤薬鑑査・調剤薬の状態確認
  • 調剤薬を薬袋に入れる
  • 適正使用情報(患者向け説明書)を添付する

(6) 過去に学ぶ調剤過誤の例

第6章 計量調剤

1.内用散剤
【下平秀夫】

(1) 散剤計量調剤の特徴

(2) 散剤調剤の流れ

(3) 準備するもの

(4) 散剤調剤の手順

  • 処方鑑査
  • 秤量
  • 混和
  • 分割分包
  • 調剤薬鑑査

(5) 散剤計量調剤の例

2.内用液剤の調剤
【川上美好】

(1) 内用液剤調剤の特徴

  • 内用液剤とは
  • 内用液剤の特徴
  • 液剤計量調剤の特徴

(2) 液剤調剤の流れ

(3) 準備するもの

(4) 液剤調剤操作の手順

  • 液剤の処方鑑査
  • 薬剤秤取量の計算(必要時には,賦形量,全量も計算)
  • ラベルの作成
  • 投薬瓶の選択および秤量用器具の準備
  • 秤量(必要時には賦形)
  • ラベルの貼付 /
  • カップまたはスポイトを添付し,1回服用量を指示
  • 調剤薬鑑査

(5) 内用液剤交付時の注意点

(6) 内用液剤計量調剤の例(mL投与の場合)

(7) 過去に学ぶ調剤過誤の例

3.一包化・分割・粉砕
【杉浦宗敏】

(1) 錠剤・カプセル剤の一包化調剤

  • 一包化調剤が適さない医薬品
  • 一包化調剤の実際

(2) 錠剤の分割 -錠剤分割の実際

(3) 錠剤の粉砕・カプセル剤の開封調剤

  • 粉砕調剤・開封調剤が適さない医薬品
  • 粉砕調剤の実際

第7章 外用薬調剤(軟膏剤,外用液剤,坐剤,貼付剤)
【出石啓治】

(1) 外用薬の種類と棚割

(2) 外用薬調剤の一般的注意事項

  • 同一薬剤名で剤形が異なる場合
  • 同一薬剤名で規格(濃度)・包装単位が異なる場合

(3) 軟膏剤調剤

(4) 軟膏剤の混合調剤

  • 軟膏剤の混合調剤の流れ
  • 準備するもの
  • 混合の可否
  • 軟膏板での混合
  • 機械での混合

(5) 軟膏の特殊調剤

  • 準備するもの
  • 主薬の調製

(6) 外用液剤

  • 消毒薬・含嗽剤
  • 吸入剤,スプレー剤
  • 点眼剤

(7) 坐剤

(8) 外用薬の無菌調剤

  • 準備するもの
  • クリーンベンチの使用

第8章 調剤薬鑑査
【鹿村恵明】

(1) 調剤薬鑑査とは

(2) 調剤薬鑑査の流れ

(3) 調剤薬鑑査ミスを防ぐための工夫

(4) 調剤薬鑑査の手順

  • 計数調剤(錠剤・カプセル剤)の鑑査
  • 計量調剤(散剤)の鑑査
  • 計量調剤(水剤)の鑑査
  • 外用剤の鑑査
  • 注射剤の鑑査

(5) 調剤後の処方せんの保管・管理

(6) 調剤録の作成

  • 調剤録とは
  • 調剤録への記載事項

第9章 注射剤調剤

1.注射剤調剤の流れ
【杉浦宗敏】

(1) 注射剤調剤の定義

(2) 計数調剤と計量調剤

(3) 処方せんの受付と処方鑑査

(4) 薬剤の取り揃え(計数調剤)

(5) 調剤薬の鑑査

(6) 薬剤の混合調製(計量調剤)

(7) 計量調剤後の鑑査

(8) 薬剤の払い出し(病棟への供給)

2.注射剤処方せんの記載事項
【杉浦宗敏】

(1) 注射剤処方せんの読み方

(2) 注射剤処方せんの形式および記載事項

(3) 薬名

(4) 分量

(5) 用法(投与方法,投与経路,投与回数,投与日時,投与速度)

  • 投与方法
  • 投与経路
  • 投与回数
  • 投与日時・投与速度

(6) 用量(投与総量)

3.注射剤計数調剤
【杉浦宗敏】

(1) 処方せんの受付

(2) 処方鑑査

(3) 処方医への疑義照会

(4) 薬剤の取り揃え

(5) 輸液などの取り揃え

(6) 中間鑑査

(7) 最終鑑査(調剤鑑査)

第10章 注射剤の計量調剤(無菌調剤)
【青山隆夫】

1.衛生的手洗いと手袋の装着

(1) 手洗いの種類

(2) 衛生的手洗い(抗菌皮膚洗浄剤と流水を用いる)と滅菌手袋の着脱

  • 前準備
  • 衛生的手洗いの手順
  • 手袋の着脱

2.注射剤の混合調製

a)注射剤の調製環境(クリーンベンチと安全キャビネット)

  1. クリーンベンチ
  2. 安全キャビネット

b)高カロリー輸液の混合調製

  1. 高カロリー輸液(中心静脈栄養輸液)とは
  2. 高カロリー輸液の構成成分と基本的な処方指針
  • 糖質
  • アミノ酸
  • 電解質,ビタミン,微量元素

3.混合調製に使用する器具

  • シリンジ(注射筒)
  • 注射針
  • 連結管

4.ブドウ糖とアミノ酸を一剤化した輸液

5.高カロリー輸液の混合調製の実際

  • 無菌室への入室手順
  • 無菌室入室後の準備
  • 基本操作
  • 混合パターン
  • 作業後の片付け,清掃,消毒
  • その他

6.鑑査

c)抗がん剤の混合調製

  1. はじめに
  2. 抗がん剤の混合調製に伴う危険性
  3. 抗がん剤の混合調製環境
  4. 混合調製に使用する器具
  5. 注射用抗がん剤の混合調製の実際
  • バイアルからの薬液採取
  • アンプルからの薬液採取
  • 携帯型ディスポーザブル注入ポンプへの充填
  • 閉鎖式薬物混合器具を用いた抗がん剤の混合調製
  • 抗がん剤の廃棄処理

第11章 病院の院内製剤
【奥山 清】

(1) 院内製剤の定義と種類

(2) 院内製剤に関する責任の所在

(3) 院内製剤の依頼から調製までの手順

(4) 院内製剤を行う環境と設備・機器

(5) 院内製剤の調製と保管

  • フェノバルビタール10%希釈散の予製
  • 健胃散(MM散)の予製・分包
  • L-メントール入りレスタミン軟膏の予製と軟膏容器への充填
  • 10%パテントブルー注射液アンプルの製剤
  • 院内製剤の保管

(6) 院内製剤の品質試験

第12章 調剤機器

1.調剤機器
【花島邦彦】

(1) 分包機

  • 手分割分包機(パイルパッカー)
  • Vマス型手分割自動分包機
  • 全自動散剤分包機
  • 全自動錠剤分包機
  • 散剤自動分包機・全自動錠剤分包機一体型

(2) 一包化錠剤鑑査支援装置

(3) 全自動PTPシート払出装置

(4) 全自動液剤分注装置

(5) 錠剤粉砕器

(6) 錠剤半錠器

(7) PTP除包機

(8) 錠剤選別器

(9) 軟膏混和機

(10) 散剤鑑査システム,液剤鑑査システム

(11) 医薬品専用保冷庫

(12) 処方せん受付機

(13) できあがり表示機

(14) 注射剤自動払出システム

2.レセプトコンピュータ,その他のシステム
【花島邦彦】

(1) レセコン(レセプト専用コンピュータ)

(2) 電子薬歴

(3) 在庫管理システム

(4) 薬品発注システム

(5) 薬袋印字システム

3.オーダリングシステム
【若林 進】

(1) オーダリングシステムとは

(2) オーダリングシステムの中の医薬品情報


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