バイオウェブ    

羊土社 
2012年7月の書籍

 出版社  羊土社

〒101−0052
東京都千代田区神田小川町2-5-1
TEL 03-5282-1211
FAX 03-5282-1212
URL https://www.yodosha.co.jp/

日本人研究者のための
絶対できる英語プレゼンテーション

Chapter 1 スクリプトの作成
A構成
B語彙
C文法

Chapter 2 スライドデザイン
A適切な視覚補助
B見やすさ
Cできうる限りシンプルに
D意味を明確にするための画面構成
Eバランスのよい配置
F文献
Gテキストを読みやすく

Chapter 3 言語によるコミュニケーション
A全般的な発話の調子
B音量
C速度
D単語の発音
E強調
Fイントネーション
G間を置く

Chapter 4 非言語コミュニケーション
A外見

B緊張感
Cオープンコミュニケーションスペース
Dオーディエンスとの交流
E身振り
Fレーザーポインターの使用

Chapter 5 質疑応答セッション
A事前にできる対策
B質問者との基本的なインターアクション
C難題

Appendix

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よくわかるゲノム医学
ヒトゲノムの基本からテーラーメード医療まで

1章 ヒトゲノムのなりたち

2章 ヒトゲノムの多様性

3章 遺伝学の初歩

4章 疾患遺伝子の探し方

5章 さまざまな疾患の遺伝子

6章 がんと遺伝子変異

7章 RNAとタンパク質の大規模解析

8章 エピジェネティクスと遺伝子発現

9章 個人に合わせた医療

10章 遺伝子診断と遺伝子治療

11章 遺伝子工学 -トランスジェニック動植物,遺伝子破壊動物-

12章 ゲノム創薬と栄養学

Column

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無敵のバイオテクニカルシリーズ
改訂第4版 タンパク質実験ノート 下巻
タンパク質をしらべよう(機能解析編)

第1章 タンパク質の機能解析の進め方
【岡田雅人】

第2章 電気泳動によるタンパク質の分離同定

I ポリアクリルアミドゲル電気泳動
【奥村宣明】

I-1 SDS- ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)
I-2 タンパク質の染色
I-3 そのほかの電気泳動法

II ウエスタンブロッティング
【奥村宣明】

II-1 タンパク質のメンブレンへの転写とPonceau S 染色
II-2 抗体との反応と抗原の検出
II-3 バンドの定量

III 等電点電気泳動と二次元電気泳動
【奥村宣明】

III-1 二次元電気泳動とプロテオーム解析
III-2  2 種類の等電点電気泳動法:CA-IEF とIPG-IEF
III-3 IPG-IEF を用いた二次元電気泳動
III-4 CA-IEF を用いた二次元電気泳動

IV 質量分析によるタンパク質同定法
【齊藤一伸】

IV-1 解析の進め方
IV-2 プロテアーゼによるゲル内消化(In gel digestion)
IV-3 サンプルの脱塩・濃縮

V SDS-PAGE により分離されたタンパク質の回収法
【宮崎 香】

V-1 拡散法による抽出法
V-2 電気泳動溶出法
V-3 調製用電気泳動装置

第3章 抗体を用いたタンパク質の分離と分析

I 抗体に関する基礎知識と抗体の作製法
【宮崎 香】

I-1 抗体に関する基礎知識
I-2 抗体の作製法

II 抗体カラムによるタンパク質の精製
【宮崎 香/小柳 潤】

II-1 実験操作の概略
II-2 抗体の精製
II-3 抗体カラムの作製
II-4  抗体アフィニティークロマトグラフィーの操作法-抗ラミニンα 3 モノクローナル

III 免疫沈降法
【山本和博/東 昌市】

III-1  一般的方法と原理
III-2  免疫沈降法を用いた細胞膜表層タンパク質の検出

IV 免疫染色法
【森山佳谷乃/宮崎 香】

IV-1 主な実験条件
IV-2 ホルマリン固定・パラフィン切片の染色
IV-3 凍結切片の染色
IV-4 培養細胞の蛍光染色

V ELISA による特定タンパク質の定量とタンパク質間相互作用の分析
【森山佳谷乃/宮崎 香】

V-1 ELISA の原理
V-2 標準曲線(スタンダードカーブ)
V-3 サンドイッチ ELISA 法を用いた特定タンパク質の検出
V-4 細胞ELISA 法(細胞膜受容体へのリガンドの結合分析)

第4章 タンパク質相互作用の解析

I タンパク質間相互作用の検出

I-1 生化学的解析
I-2 表面プラズモン共鳴法【寒川 剛/高木淳一】
I-3 Two-hybrid 法【伊東文祥】

II 蛍光タンパク質を用いた解析

II-1 蛍光融合タンパク質を用いた細胞内局在・共局在の解析【片山博幸/宮脇敦史】
II-2 FRET によるタンパク質間相互作用解析【下薗 哲/宮脇敦史】

第5章 タンパク質修飾の解析

I リン酸化
【岡田雅人】

I-1 リン酸化の検出
I-2 リン酸化部位の同定
I-3 リン酸化の生理的意義の解析

II ユビキチン化・タンパク質分解
【佐野宗一/岩井一宏】

II-1 ユビキチン化タンパク質の検出
II-2 in vitro ポリユビキチンアッセイ
II-3 ポリユビキチン鎖のタイプの決定
II-4 タンパク質分解

III アセチル化・メチル化
【木村博信/田嶋正二】

III-1  原理
III-2 クロマチン免疫沈降法(ChIP)

IV 糖鎖修飾
【相川京子/中野佑妃子/斎藤多佳子/松本勲武】

IV-1 レクチンを用いた解析
IV-2 N 結合型糖鎖の酵素消化

V 質量分析によるタンパク質修飾の解析法
【齊藤一伸】

V-1 質量分析によるタンパク質修飾解析の基礎知識
V-2 主なタンパク質修飾の質量分析による解析
V-3 翻訳後修飾の予測とデータベース

VI タンパク質酸化修飾の解析
【三木裕明】

VI-1 ジスルフィド(S-S)結合の検出
VI-2 細胞内S-S 結合タンパク質の網羅的探索
VI-3 ROS 検出プローブを用いた解析

●付 録
【後藤直久】

1. 有用なインターネットサイトの紹介
2. 主な試薬の分子量
3. タンパク質分子量早見表

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理系なら知っておきたいラボノートの書き方 改訂版
論文作成,データ捏造防止,特許に役立つ書き方+管理法がよくわかる!

1章 ラボノートとは
【隅藏康一】

1.ラボノートとは
2.なぜラボノートを使用するべきか
3.特許制度の概要

2章 ラボノートの現状
【小野寺 徳郎/菅原哲雄】

1.欧米におけるラボノート
2.日本におけるラボノート
3.電子ラボノートについて

3章 ラボノートの書き方
【岡ア康司/安河内 正文】

1.ラボノートを書く前に 〜道具選びのポイント〜
2.ラボノートの書き方 〜何をどう書くのか〜
3.記録後に注意すべき点

4章 ラボノートの管理方法
【石川 浩/飯野 顕】

1.ラボノート管理が必要なわけ
2.ラボノート管理規定
3.ラボノート管理部門の役割
4.証人の役割
5.研究室の管理者(上司)の役割
6.大学におけるラボノートの管理

5章 ラボノートQ&A
【菅原哲雄】

ラボノート導入に関する疑問
ラボノート使用に関する疑問
トラブルに関する疑問

COLUMN

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実験法Q&Aシリーズ
そこが知りたい!
電気泳動なるほどQ&A改訂版

[基本編]

1章 電気泳動の基礎知識Q&A
2章 準備・手法選択のQ&A
トピックス1 ここまで広がった電気泳動の応用

[実践編]

3章 緩衝液・ゲル作製のQ&A
4章 サンプル調製と泳動のQ&A
5章 ブロッティング手法のQ&A
トピックス2 ここまで進んだ電気泳動の技術
6章 汎用的な検出手法のQ&A
7章 高感度検出手法のQ&A
[付録]

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はじめの一歩のイラスト生理学 改訂第2版

第1部 生理学の基礎知識

第1章 生体のもつ調節メカニズム
【照井直人】

1. ネガティブフィードバックシステム
2. ポジティブフィードバックシステム
3. フィードフォワードシステム

第2章 細胞膜の生理学
【西丸広史】

1. 細胞の内と外を隔てるしくみと物質の行き来
2. イオンチャネル
3. 膜輸送タンパク質
4. エンドサイトーシスとエキソサイトーシス
5. 膜に存在する受容体

第2部 神経・感覚・運動

第3章 ニューロン・シナプス
【岩本義輝】

1.  細胞の電気現象
2. 活動電位を起こすしくみ
3. 活動電位の伝導
4. ニューロンどうしのコミュニケーション-シナプス伝達

第4章 筋収縮
【尾■ 繁】

1. 骨格筋,心筋と平滑筋
2. 筋原線維の構造
3. 興奮収縮連関
4. 筋収縮の性質-加重と強縮
5. 筋収縮の調節

第5章 体性感覚

1. 体性感覚の受容器
2. 体性感覚の種類
3. 体性感覚の伝導路
4. 大脳皮質体性感覚野

第6章 視覚
【山本三幸】

1. 眼球と付属器官
2. 視力
3. 網膜の機能
4. 視神経と外側膝状体
5. 第一次視覚野(V1)から第二次視覚野(V2)
6. 形や色の認識に関わる経路と空間認知,物体の運動の検出に関わる経路

第7章 聴覚・平衡感覚
【岩本義輝】

1. 音の物理的性質
2. 外耳・中耳の伝音機構
3. 内耳の感音機構
4. 中枢神経系での聴覚情報処理
5. 身体の平衡,姿勢の調節に重要な前庭系
6. 前庭系の末梢機構
7. 前庭系の中枢機構

第8章 味覚・嗅覚
【西丸広史】

1. 味覚とは-味覚の定義とその種類-
2. 味覚感受部位と味覚受容器
3. 味覚の分子メカニズム-味覚とその受容体-
4. 味が舌から脳へと伝えられるしくみ
5. 嗅覚とは
6. 鼻腔における感受部位と嗅覚受容器
7. 嗅覚の分子メカニズム(におい分子とその受容体)
8. 嗅覚の伝導路(鼻から脳に伝えられるしくみ)

第9章 運動
【尾■ 繁】

1. 運動を制御する
2. 運動を起こす
3. 運動のパターンをつくる
4. 運動をデザインする
5. 運動のプランを立てる

第10章 自律神経系
【照井直人】

1. 交感神経系と副交感神経系
2. 自律神経系の神経伝達物質
3. 反射反応
4. 中枢

第11章 脳の高次機能・記憶・情動
【山本三幸】

1. 大脳皮質の機能局在
2. 記憶と情動

第3部 各組織・器官の機能

第12章 血液
【照井直人】

1. 血液の成分
2. リンパ系
3. 凝固系と線溶系
4. 血液型

第13章 体液
【照井直人】

1. 体液の区分
2. 体液の調節

第14章 循環系
【照井直人】

1. 循環の原理
2. 心臓
3. 心周期
4. 血管
5. 循環調節

第15章 呼吸
【照井直人】

1. 空気の流れ
2. 肺胞
3. 換気
4. 呼吸運動の調節

第16章 消化
【小金澤禎史】

1. 消化管運動
2. 消化管吸収
3. 消化管分泌
4. 消化管ホルモン

第17章 栄養と代謝
【小金澤禎史】

1. 栄養素
2. 代謝
3. 代謝とエネルギー

第18章 腎機能と尿生成
【照井直人】

1. ネフロンの形態と機能
2. 腎臓内の浸透圧勾配と尿濃縮
3. 浸透圧調節
4. 腎臓が産生するホルモン
5. 排尿

第19章 体温調節
【照井直人】

1. 体温の変動
2. 体温調節機構
3. 感染に伴う発熱
4. 熱中症,低温暴露

第20章 内分泌
【山中章弘】

1. ホルモン
2. 視床下部-下垂体-副腎皮質軸
3. 副腎ホルモン
4. 甲状腺ホルモン
5. 膵臓から分泌されるホルモン(インスリン)
6. 最近の話題(レプチン,グレリン,アディポネクチン)

第21章 睡眠
【山中章弘】

1. 睡眠の種類
2. 睡眠時間
3. 睡眠覚醒の調節
4. 睡眠の調節因子
5. 体内時計

第22章 生殖
【山中章弘】

1. 女性の生殖機能
2. 男性の生殖機能-精子の形成-
3. セックスと妊娠
4. 受精と着床のメカニズム
5. 胎盤と胎児
6. 分娩と授乳
7. 更年期

コラム

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トップサイエンティストの英語を聴く!
サーチュインに魅せられた研究者たち

Overview サーチュイン研究が開いたエイジング・サイエンスの地平
A New Horizon of Aging Science Brought by Sirtuin Biology

【今井眞一郎】

「サーチュイン」が与えた衝撃 ─パンドラの箱はもはや開け放たれた
老化・寿命研究の新たな潮流 ─寿命の制御には限られた数の進化的に保存された遺伝子がかかわっている
サーチュインのNAD 依存性脱アセチル化酵素活性の発見 ─全く前例のない非常にユニークな酵素だったサーチュイン
老化・寿命制御におけるサーチュインの重要性 ─長寿遺伝子(longevity gene)としてのサーチュイン
サーチュインを標的とした創薬の可能性 ─抗老化療法が可能になる日がやってくる
おわりに ─自らの生をより深く見つめるために

Live1 サーチュイン研究〜これまでの10年,これからの10年〜
The Past and The Next Ten Years of Sirtuin Research

【Interview with Leonard P. Guarente & Shin-ichiro Imai】

(1) 老化研究を切り開いたサーチュイン研究の10年の軌跡
The development of sirtuin research in the past decade
(2) 脳でわかったサーチュインの新しい機能〜サーチュイン生物学,次のマイルストーンへ向けて〜
The novel functions of sirtuins in the brain and the next milestone in sirtuin biology
(3) サイエンスの新しいパラダイムを拓くために
Opening new paradigms of science

Live2 サーチュイン研究の創薬に向けた挑戦
The Quest for Drugs Targeting Sirtuins

【Interview with David A. Sinclair】

(1) レスベラトロールの機能の発見とSirtris社設立
The discovery of STACs and the foundation of Sirtris Pharmaceuticals
(2) サーチュインは寿命,健康寿命を延長しうるのか?
Can sirtuins extend human’s lifespan and healthspan?

Live3 ミトコンドリアで機能するサーチュインが拓く新しいバイオロジー
Novel Aspects of Mitochondrial Sirtuins

【Interview with Marcia C. Haigis】

(1) ミトコンドリアで機能するサーチュイン,PIとしてのミッション
Sirtuins in mitochondria, the mission as a PI
(2) ミトコンドリアサーチュインファミリーの創薬への可能性と研究者・女性研究者へのメッセージ
The therapeutic potential of mitochondrial sirtuins, a message for female scientists

Live4 サーチュイン創薬の最前線-バイオベンチャー成功の鍵-
At the Cutting-Edge Front of Sirtuin-Targeting Drug Development-the Key to Success as a Biotech Venture Company-

【Interview with George P. Vlasuk】

(1) サーチュイン創薬への挑戦〜SIRT1活性化メカニズムをめぐる論争〜
The challenges for developing Sirtuin drugs and a controversy over the mechanism of SIRT1 activator
(2) 一流の科学者が“Knowledge Base”としてSirtris社を支える
Scientific Advisory Board at Sirtris as a Knowledge Base

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イラストレイテッドシリーズ
糖尿病学イラストレイテッド
発症機序・病態と治療薬の作用機序

序章 糖尿病の成因と病態
【春日雅人】

第1章 インスリン分泌と作用の基本的分子機構

1 インスリン分泌の基本的分子機構【柴崎忠雄/清野 進】
2 インスリン作用の基本的分子機構【植木浩二郎】

第2章 糖尿病の発症・病態における臓器の役割

・1 膵島

1 膵島の発生・分化と再生医療への展望【小島 至/山田聡子】
2 1型糖尿病における膵β細胞傷害の分子機構【長谷田文孝/佐野寛行/寺前純吾/花房俊昭】
3 2型糖尿病における膵β細胞不全の分子機構【藤谷与士夫/綿田裕孝】

・2 脂肪組織

1 白色脂肪細胞および褐色脂肪細胞の発生・分化調節機構【大野晴也/梶村真吾】
2 褐色脂肪組織の機能【斉藤昌之】
3 アディポカインの糖尿病発症・病態における役割【山内敏正/門脇 孝】
4 肥満における脂肪組織の慢性炎症とインスリン抵抗性【岩崎順博/菅波孝祥/小川佳宏】

・3 肝臓

1 糖代謝における肝臓の役割【松本道宏】
2 脂質代謝における肝臓の役割【石井清朗/島野 仁】

・4 骨格筋

1 糖・脂質代謝における骨格筋の役割【江崎 治】
2 運動療法の分子基盤【小川 渉】

・5 中枢神経

5 中枢神経による代謝の制御【戸田知得/箕越靖彦】

6 臓器間の関係

6 臓器間シグナルによるエネルギー代謝の制御【山田哲也/片桐秀樹】

第3章 遺伝素因とエピジェネティクス

1 1型糖尿病の遺伝因子【■峰義久/池上博司】
2 2型糖尿病の遺伝素因【安田和基】
3 代謝とエピジェネティクス【油谷浩幸】

第4章 合併症の発症機序

1 糖尿病合併症の臨床【春日雅人】
2 細小血管症発症の分子機構【山本靖彦/山本 博】
3 糖尿病網膜症の発症機序【石田 晋】
4 糖尿病性腎症の発症機序【土井俊夫】
5 糖尿病性神経障害の発症機序【八木橋操六】
6 糖尿病における動脈硬化症の発症・進展機序【石橋 俊】

第5章 糖尿病治療薬とその作用機序

1 SU 薬と速効型インスリン分泌促進薬【長嶋一昭/稲垣暢也】
2 α- グルコシダーゼ阻害薬【柱本 満】
3 ビグアナイド薬【坂本 啓/林 達也】
4 チアゾリジン薬【前田法一/下村伊一郎】
5 DPP-4 阻害薬とGLP-1 受容体作動薬【山田祐一郎】

第6章 関連分野の最近の進歩

1 non-coding RNA による代謝調節【南茂隆生/安田和基】
2 分子時計の異常による肥満・糖尿病の発症【向阪 彰】
3 代謝とオートファジー【久万亜紀子/水島 昇】
4 インスリン様シグナルと寿命・老化の制御【田口明子】
5 糖尿病・肥満モデルマウスの最近の進歩【阪上 浩】

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実験医学別冊 目的別で選べるシリーズ
目的別で選べる細胞培養プロトコール
培養操作に磨きをかける!基本の細胞株・ES・iPS細胞の知っておくべき性質から品質検査まで

序章

研究材料としての細胞【中村幸夫】

1章 細胞を用いた研究の種類と原理

1 細胞材料の種類と特徴【中村幸夫】
2 細胞材料を使用する研究に係る生命倫理【中村幸夫】
3 がん細胞株・不死化細胞を用いた研究【檀上稲穂】
4 ヒトゲノムインキュベーターとしての細胞を用いた研究【檀上稲穂】
5 体性幹細胞等のプライマリー細胞を用いた研究【須藤和寛】
6 マウスES 細胞を用いた研究─ノックアウトマウス作製研究【吉木 淳,目加田和之】
7 ES 細胞・iPS 細胞を用いた研究【寛山 隆】
8 植物細胞を用いた研究【安部 洋,小林俊弘】

2章 動物細胞の培養に必要な基本事項

1 培地・試薬等の調製法【西條 薫】
2 無菌培養操作の基本【西條 薫】
3 細胞数の計測法・生存率の計算法【飯村恵美】
4 緩慢冷却法による細胞の凍結・融解法【永吉満利子】
5 急速冷却法によるヒトES・iPS 細胞の凍結・融解法【藤岡 剛】

3章 細胞培養プロトコール

1 プライマリー細胞─継代培養方法【須藤和寛】
2 付着性がん細胞株─樹立培養方法および維持培養方法【西條 薫】
3 非付着性細胞株─樹立培養方法および維持培養方法【寛山 隆】
4 B リンパ芽球様細胞株(B-LCL)─樹立培養方法および維持培養方法【檀上稲穂】
5 マウスES 細胞─樹立培養方法および維持培養方法【廣瀬美智子,小倉淳郎】
6 ヒトES 細胞─維持培養方法【宮崎隆道,末盛博文】
7 iPS 細胞─樹立培養方法【青井貴之,大貫茉里,沖田圭介】
8 マウス胎仔線維芽細胞─作製方法【藤岡 剛】
9 植物培養細胞株─樹立培養方法および維持培養方法【小林俊弘】

4章 細胞の標準化

1 細胞の標準化の重要性【中村幸夫】
2 マイコプラズマ汚染検査方法【西條 薫】
3 細胞誤認検査方法─ヒト細胞,マウス細胞【吉野佳織,中村幸夫】

5章 細胞培養研究に関連する規則

1 細胞培養研究に関連する法令・指針等【片山 敦】
2 申請の具体例【片山 敦】

付録 理研BRC からのリソースの入手方法

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理系のアナタが知っておきたいラボ生活の中身
バイオ系の歩き方

1 研究者と非研究者のあいだ

1 研究者とは何か
2 求められる資格,成功する資質
3 イノベーションを生む研究者になるために
コラム

2 ラボ生活の舞台と最低限のマナー

1 研究室とは
2 研究室生活のマナー
3 研究室の行事
コラム

3 研究をマネジメントする5つのステップ

1 研究のテーマを決める
2 研究テーマに関する情報収集
3 研究スケジュールを立てる
4 実験をデザインする
5 ラボノートを作成する
コラム

4 観察力を養う

1 観察力とは
2 形態を観察する
コラム

5 プロトコールに載らない実験前後6つの基本

1 倫理の問題
2 安全な実験のために
3 実験で必要な計算,単位に強くなる
4 溶液の調製と減菌操作
5 実験終了後の後片付け
6 実験がうまくいかないときの対応
コラム

6 実験機器取り扱いの基本

1 機器の使用上の一般的な注意
2 個々の機器についての操作と注意
3 取り扱いの複雑な機器について
コラム

7 基本とされる実験技術

1 技術を身につけるための心構え
2 DNA/遺伝子の扱い
3 タンパク質の扱い
4 細胞の扱い
5 個体の扱い
コラム

8 研究結果の整理と発表

1 研究成果の整理
2 統計処理の考え方
3 研究成果の発表
4 卒業論文,修士論文による発表
5 論文による発表
コラム

9 バイオ研究の流れ

1 生命について,何がわかっているか
2 生命について,何がわかっていないか
3 なぜ発見できたか
4 日本の生命科学研究者の現状は?
5 21世紀を切り開く研究者とは
コラム

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実験医学別冊 目的別で選べるシリーズ
目的別で選べる遺伝子導入プロトコール
発現解析とRNAi実験がこの1冊で自由自在!最高水準の結果を出すための実験テクニック

1章 発現戦略

1 機能を調べるための実験デザイン【北村義浩】
2 各種蛍光タンパク質の使い分け【三輪佳宏】

2章 発現と機能の抑制戦略

1 遺伝子抑制解析の動向と戦略【武内恒成/河■麻実】
2 遺伝子抑制法の種類とメカニズム【萩原啓太郎/落谷孝広】

3章 RNAi 実験の準備と実践

1 RNAi の原理【程久美子/北條浩彦】
2 siRNA デザインの方法と検索ウェブサイト【程久美子】
3 修飾基のついたsiRNA のRNAi 効果とその選択【西賢二/高橋朋子/長沢達矢/程久美子】
4 siRNA,dsRNA の取扱いと導入の基本【北條浩彦】
5 shRNA 発現ベクターの構築と導入の基本【松下夏樹】

4章 遺伝子導入実験プロトコール

【DNA,RNA を導入する】

1 リポフェクション法【内野慧太/落谷孝広】
2 エレクトロポレーション法による細胞・組織への導入
3 エレクトロポレーション法による神経細胞への導入
4 超音波遺伝子導入法【立花克郎】
5 レーザー熱膨張式微量インジェクターを用いた試料導入【筒井大貴/東山哲也】
6 アテロコラーゲンを用いた生体siRNA デリバリー法【竹下文隆/落谷孝広】
7 コレステロールを用いた生体内でのsiRNA デリバリー法【桑原宏哉/仁科一隆/横田隆徳】

【ウイルスベクターを導入する】

8 ウイルスベクターの特徴と原理,製品など【北村義浩】
9 レトロウイルスベクターによる高効率遺伝子導入法【北村俊雄/高橋まり子】
10 レンチウイルスベクター【北村義浩】
11 E1 欠損型アデノウイルスベクター【三谷幸之介】

【タンパク質を導入する】

12 タンパク質直接細胞内導入法【道上宏之/松井秀樹】

5章 遺伝子導入実験におけるカルタヘナ法および関連法令

1 カルタヘナ法【三浦竜一】
2 関連法令【三浦竜一】
付録・Tag 抗体リスト【仲嶋一範/北村義浩/武内恒成】

Column

1 遺伝子抑制法(RNAi 法)の発展のために【武内恒成】
2 RNAi による治療への試み【桑原宏哉/仁科一隆/横田隆徳】
3 shRNA ライブラリースクリーニング【恵口 豊】
4 ケージドDNA/RNA を用いる遺伝子発現の光制御【古田寿昭】
5 トランスポゼースを用いた遺伝子発現【高橋淑子】
6 針電極を使った視床への導入法と,そのエッセンス【下郡智美/松居亜寿香】

ONEPOINT


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