|
●前書き ●日本語版の出版にあたって ●訳者の言葉 [Section 1 発生生物学の基本原理] ●Chapter1 発生生物学の隆盛 ・発生生物学の歴史 ●Chapter2 発生事象の基本原理 ・核の全能性と動物のクローニング ●Chapter3 発生遺伝学 ・発生変異動物 ●Chapter4 実験発生学 ・正常発生 ●Chapter5 発生研究に必要な技術 ・顕微鏡技術 [Section 2 発生研究に用いられる主なモデル生物] ●Chapter6 発生研究のためのモデル生物 ・代表的な6種のモデル生物 ●Chapter7 アフリカツメガエル ・卵の形成,成熟,受精 ●Chapter8 ゼブラフィッシュ ・正常発生 ●Chapter9 ニワトリ ・正常発生 ●Chapter10 マウス ・哺乳類の受精 ●Chapter11 ショウジョウバエ ・昆虫の発生様式 ●Chapter12 線虫 ・正常発生 [Section 3 器官形成と再生] ●Chapter13 組織の成り立ちと幹細胞 ・組織の種類 ●Chapter14 神経系の発生 ・構造と細胞種についての概説 ●Chapter15 中胚葉由来器官の発生 ・体節形成と筋形成 ●Chapter16 内胚葉性の器官の発生 ・正常発生 ●Chapter17 ショウジョウバエの成虫原基 ・変態 [Section 4 成長,再生,進化] ●Chapter18 成長,加齢,癌 ・サイズとプロポーション ●Chapter19 失われた部分の再生 ・再生能力の程度 ●Chapter20 進化と発生 ・大進化 補足:発生に関わる重要な分子群 ●用語説明 ●遺伝子・因子の読み方一覧 ●索引 ---------------------------------------------------------------------- 理系総合のための生命科学 ●第I部 【1章】生物の基本概念と基本構造 【2章】生物の増殖 【3章】遺伝と生物情報 【4章】エネルギーと代謝酵素 【5章】環境応答と恒常性 ●第II部 【6章】生命の物質的基盤 【7章】複 製 【8章】転 写 【9章】翻 訳 【10章】遺伝子発現の調節 【11章】細胞の構造 【12章】細胞内輸送 ●第III部 【13章】細胞周期 【14章】シグナル伝達の基本 【15章】シグナル伝達の制御 【16章】エネルギー生産と代謝経路 【17章】細胞運動と神経・筋収縮 ●第IV部 【18章】生 殖 【19章】動物個体の形成,分化 【20章】動物個体の環境応答と情報処理 【21章】動物個体の維持 【22章】植物個体の形成と成長 ●第V部 【23章】生物圏と環境 【24章】生物進化とゲノム ---------------------------------------------------------------------- バイオ研究マスターシリーズ ●序 【遠藤 斗志也】 ●歴史編 1.研究の歴史 渾沌の前史から「タンパク質の一生」研究が開花するまで ・タンパク質の細胞内輸送の歴史 ・シャペロンと品質管理の歴史 ・秩序ある凝集の歴史 2.ブレイクスルーとなった実験法を中心に そのとき「タンパク質の一生」研究の歴史が動いた ・輸送とシャペロン:40年間現役の無細胞翻訳系 ・輸送:小胞輸送研究の両輪となった実験系 ・シャペロン:王道の試験管内実験と最新イメージング技術 ・品質管理:古くて新しい酵母遺伝学解析の切れ味 ・品質管理:ゲノム時代の新たなアプローチ ・プリオン/アミロイド研究:秩序ある凝集を調べる古典的手法とGFPの活用 ●レビュー編 第1章 フォールディング入門 −タンパク質の構造や機能の基盤 ・フォールディングと折り紙 ・フォールディング経路と中間体の探索 ・速いフォールディングと,理論と実験の融合 ・遅いフォールディングとアミロイド線維形成 ・新たな潮流,一分子フォールディングと可視化 ・広がっていくフォールディング研究 第2章 分子シャペロンの作動原理 ・分子シャペロンとは ・分子シャペロンの作用機構 ・シャペロニン ・Hsp70システム ・Hsp104 ・フォールディングメカニズム解明への期待 第3章 ブローベル・コード −交通管制という問題 ・タンパク質の交通管制システム ・ブローベル・コード ・トランスロコンの孔 ・交通管制システムの進化 ・トランスロコンの分子モータ ・今後の研究の展開 第4章 細胞機能を支える巧みな物流管理システム −エンドメンブレンシステムに ・小胞輸送の基本反応 ・輸送小胞の接着,融合機構 ・小胞を介した選別輸送の分子メカニズム ・今後の展望 第5章 細胞品質管理に関与するタンパク質ジスルフィドネットワーク ・大腸菌におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク ・小胞体におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク ・ミトコンドリアにおけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 第6章 タンパク質の品質管理機構 ・タンパク質の品質管理で視野にいれるべきポイント ・小胞体における4つの品質管理戦略 ・研究が進む小胞体関連分解(ERAD)の仕組み ・サイトゾルにおける品質管理 ・品質管理機構の重要性 第7章 品質管理にかかわる細胞応答の仕組み ・品質管理に失敗すると? ・さまざまな細胞応答機構 ・今後の研究の展開 第8章 シャペロンと分解の交差点 −AAA+プロテアーゼによるシャペロン・パワード・プロテオリシス ・プロテアーゼの“戦略”と基本機構 ・基質の解きほぐしと分解の機構 ・基質認識機構 第9章 秩序ある凝集:アミロイドとプリオン ・秩序ある凝集と無秩序な凝集 ・病気・非病気におけるアミロイド・プリオン ・アミロイド・プリオンの構造と形成機構 ・細胞内での秩序ある凝集 ・アミロイド・プリオンは単なるやっかいものか? ・拡大する「秩序ある凝集」の世界 ●最新トピックスがわかるUP TO DATE 1.変性していることが普通の機能性タンパク質 ---------------------------------------------------------------------- 第1章 実験の準備 編 何事も,まずは準備から.良い加減に,適当に,臨機応変に手を抜くことも 第2章 実験の基本操作 編 基本操作の習得が重要.でも,それなりに,お手軽に,たまには横着することも 第3章 大腸菌・ファージの培養 編 増殖のコントロール.自己都合にあわせられれば,マイスターを称しても 第4章 核酸の抽出とクローニング 編 核酸の確保.偽物ではないアガリをゲットできたら,ど忘れで失わないように 第5章 アガロースゲル電気泳動 編 核酸を入手したら電気泳動.いつもの方法に飽きたら,変則技を使ってみるのも 第6章 遺伝子スクリーニング 編 クローンの選択.お目当ての遺伝子を,あの手この手を使って釣り上げる 第7章 遺伝子発現の検出 編 転写産物の存在確認.間違えず,多次元的に,お手軽に,そして納得して 第8章 実験器具・機器の変身 編 固定概念からの脱却.視点を変えると,それなりだけど,マルチな才能が見え隠れ |
||||||||||||||||