羊土社 
2005年11
月の書籍

 出版社  羊土社

〒101−0052
東京都千代田区神田小川町2-5-1
TEL 03-5282-1211
FAX 03-5282-1212
URL https://www.yodosha.co.jp/

国際学会のための科学英語絶対リスニング
ライブ英語と基本フレーズで英語耳をつくる!

Step1 おさえておきたい基本単語・イディオム CD約11分

Step2 発表で役立つフレーズ集 CD約15分

Step3 学会での発表例 〜発表の一連の流れを理解しよう〜

Step4 ライブ講演にトライ!

Live-1 新興感染症病原体バルトネラ 〜猫ひっかき病病原体の同定〜 CD約15分

Live-2 異常プリオン検出のための新手法の開発 CD約17分

Live-3 ユビキチンによるタンパク質分解システムの発見 CD約53分  

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タンパク質研究なるほどQ&A
ポイントが身につく基礎知識+失敗のなぜと成功のコツ!


戸田年総

[ 第1部 タンパク質研究を始める前に知っておきたいこと ]

1章 タンパク質の基本的な性質に関するQ&A

1 タンパク質にはどれくらいの種類があるのですか?
平野 久

2 タンパク質は安全なものですか? 毒性はないのですか?
戸田年総

3 水に溶けやすいタンパク質と溶けにくいタンパク質では,どこが違うのですか?
中村和行

4 タンパク質の等電点と分子量とは何ですか?
戸田年総

5 タンパク質の立体構造について基礎的なことを教えてください
戸田年総

6 タンパク質の局在性はどのようにして決められているのですか?
中村和行

2 章 タンパク質の分析・研究に関する基本知識

7 タンパク質の分析を始めるときに適切な教科書やマニュアル,そろえるべき器具・試薬類があれば教えてください 
岩船裕子

8 組織などの試料からタンパク質を抽出して機能解析するまでの大まかな流れを教えてください
岩船裕子

9 タンパク質精製の流れと方法を教えてください 
宮崎 香

10 タンパク質の定量法(濃度測定法)を教えてください 
真鍋 敬

11 共用のタンパク質精製機器を使用するときに,コンタミを起こさないようにするための注意点を教えてください 
岩船裕子

12 プロテオーム研究とはどのような研究なのでしょうか? 
戸田年総

●サンプルの調整法に関すること

13 細胞からタンパク質を抽出する際に,細胞内小器官の分画をするにはどうすればよいですか?
岩船裕子

14 微量の生体試料からロスなくタンパク質を抽出するにはどうすればよいですか?
岩船裕子

15 タンパク質を抽出する際の最適なバッファー,界面活性剤の選択や濃度の設定法などを教えてください 
中村和行

16 細胞からタンパク質を抽出するためにソニケーション(超音波破砕)をするときの注意点を教えてください 
戸田年総

17 抽出したタンパク質の濃縮はできますか? 
亀山一央

18 抽出したタンパク質の保存法について,一般的な注意点を教えてください 
宮崎 香

19 一度抽出したタンパク質は凍結融解のくり返しにどのくらい耐えるのでしょうか? 
東 昌市

20 一度沈澱させたタンパク質が溶けなくなってしまいました.沈澱や再溶解で注意する点を教えてください 
東 昌市

21 電気泳動の前にタンパク質溶液の脱塩を行いたいのですが,どのような方法がよいか教えてください 
戸田年総

[ 第2部 タンパク質の分離分画・検出法 ]

3 章 カラムクロマトグラフィーに関するQ&A

22 分子量と等電点がわかっていると,クロマトグラフィーでの精製条件が決めやすいのはなぜですか? 
宮崎 香

23 クロマトグラフィーで精製するときの手法やカラムの選び方について教えてください 
菊島 真,番澤貴子

24 吸着ロスを防ぐポイントを教えてください 
真鍋 敬

25 マイクロLC,キャピラリーLCのそれぞれの利点を教えてください 
真鍋 敬
4 章 電気泳動に関するQ&A

●等電点電気泳動に関すること

26 等電点電気泳動の原理を教えてください 
真鍋 敬

27 電気泳動の電流や電圧を決める際の考え方を教えてください 
戸田年総

28 等電点マーカーを選ぶ際の基本事項を教えてください 
戸田年総

29 等電点電気泳動を行うときの温度は何度くらいがよいでしょうか? 
戸田年総

30 等電点電気泳動中に電流が流れなくなりました.どうしたらよいですか? 
戸田年総

31 IPGゲルに目的のタンパク質がうまく入っていきません.どうすればよいですか? 
岩船裕子

32 等電点が非常に高いヒストンやリボソームを等電点電気泳動したいのですが,どうすればよいですか? 
岩船裕子

●SDS電気泳動に関すること

33 SDS電気泳動の原理を教えてください 
真鍋 敬

34 アクリルアミドゲルのT%濃度とC%濃度の意味を教えてください 
戸田年総

35 濃度勾配ゲルの作り方を教えてください 
真鍋 敬

36 市販の分子量マーカーを使うときの注意点があったら教えてください 
真鍋 敬

37 SDS電気泳動のときの電極液としてはグリシン系とトリシン系のどちらがベターですか? 
戸田年総

38 SDS電気泳動のときにコンタミを起こさずにサンプルをアプライするコツがあったら教えてください
戸田年総

39 どうしてもスマイリングを起こしてしまいます.どこに問題があるのでしょうか? 
戸田年総

●二次元電気泳動に関すること

40 二次元電気泳動の原理を教えてください 
岩船裕子

41 血清タンパク質からアルブミンや免疫グロブリンを除去する方法を教えてください 
中村和行

42 二次元電気泳動の再現性を向上させるにはどのようにしたらよいでしょうか? 
戸田年総

43 2D-DIGEの原理と定量性について教えてください 
荒木令江

44 DIGE用の試料調製法を教えてください 
荒木令江

45 二次元電気泳動の画像解析ソフトを選ぶときのポイントがあったら教えてください 
戸田年総

46 蛍光染色したゲルからタンパク質のスポットを切り出したいのですが,何かよい方法はありませんか? 
戸田年総

47 二次元電気泳動のスポットの位置が,データベースから計算で求められた理論的な等電点や分子量と異なることがあるのはどうしてですか? 
真鍋 敬

●ウエスタンブロットに関すること

48 ウエスタンブロット法について教えてください 
安光英太郎

49 ウエスタンブロット法の操作上の注意点を教えてください 
安光英太郎

50 ウエスタンブロッティングを行いたいのですが,転写はセミドライ式とタンク式のどちらがよいですか? 
戸田年総

51 ウエスタンブロット法でシグナルの特異性を判定する方法や対処法を教えてください 
安光英太郎

52 ウエスタンブロットで検出されたタンパク質を同定したいのですが,どのような方法がありますか? 
戸田年総

53 ウエスタンブロット法で目的のタンパク質を定量するときに気をつけるところを教えてください 
安光英太郎

54 高分子量タンパク質の効率的な転写法や転写せずにゲル内で抗体検出する方法を教えてください 
岩船裕子

55 CBBで染色してしまったゲルを使ってウエスタンブロットを行いたいのですが大丈夫でしょうか?
戸田年総

●染色に関すること

56 タンパク質のゲル内染色法について教えてください 
戸田年総

57 銀染色を行うときにゲル全体が黒くなってしまいます.どうしたらバックを下げることができますか? 
戸田年総

58 銀染色でバンドやスポットが白く抜けることがありますが,どうしてでしょうか? 
戸田年総

59 染色を行うときにゲルが壊れてしまいます.ゲルを壊さないコツがあったら教えてください 
戸田年総

60 Pro-QR DiamondとSYPROR Rubyの二重染色でリン酸化を解析する際の,コツを教えてください 
戸田年総

●その他の電気泳動に関すること

61 非変性電気泳動の原理と実際のやり方を教えてください 
真鍋 敬

62 アフィニティー電気泳動と免疫電気泳動の原理と種類を教えてください 
中村和行

63 フリーフロー電気泳動について教えてください 
小林直之

64 マイクロチップ電気泳動法のしくみと性能について教えてください 
中村和行

65 アフィノフォレシスとは何でしょうか? 
志村清仁

5 章 組換えタンパク質の発現と調製に関するQ&A

66 これから組換えタンパク質を作りたいので,必要な許認可の手続きや設備について教えてください 
杉浦重樹

67 無細胞翻訳系を用いて組換えタンパク質を作るとき,どうすれば合成効率を高めることができますか? 
遠藤弥重太,澤崎達也

68 大腸菌で可溶性の組換えタンパク質を可溶性で発現させるための工夫とは?
松尾雄志

69 大腸菌で発現させた組換えタンパク質を精製するときの注意点とは? 
松尾雄志

70 封入体となった組換えタンパク質の可溶化と組換えタンパク質の再生とは?
松尾雄志

[ 第3部 タンパク質の同定法,構造解析法と相互作用解析法 ]

6 章 タンパク質の同定に関するQ&A

71 ペプチドマスフィンガープリンティング法とペプチドシークエンスタグ法の違いを教えてください 
高山光男

72 質量分析のサンプル調製法を教えてください 
川村 猛,西村俊秀

73 質量分析によるアミノ酸配列決定の原理を教えてください 
高山光男

74 精製したタンパク質のN末端がブロッキングされてる場合,アミノ酸配列はどのようにして決めればよいのでしょうか? 
岩船裕子

●ゲルからの抽出,ゲル内での消化に関すること

75 ゲルからタンパク質を抽出する方法を教えてください 
岩船裕子

76 ゲル内でタンパク質を消化する方法(in gel消化法)について教えてください 
戸田年総

7 章 タンパク質・ペプチドの質量分析に関するQ&A

77 タンパク質・ペプチドの分析に適した質量分析装置の特徴と使い分けを教えてください 
高山光男

78 質量分析でタンパク質発現の定量はできますか? 
高山光男

79 質量分析で精製・分離したタンパク質の分子量(質量)を測定することはできますか? 
高山光男

80 LC-MSについて教えてください 
藤井清永,西村俊秀

81 質量分析に悪影響を及ぼす混入物を教えてください 
川村 猛,西村俊秀

82 タンパク質同定をLC-MS/MSの自動連続分析で行いたいのですがどうすればよいでしょうか?
藤井清永,西村俊秀

83 タンパク質の分析にはMALDI法とESI法のどちらが適しているのですか? 
高山光男

84 MALDIのマトリックスの選び方を教えてください 
山田真希

85 ショットガン法について教えてください.また,ショットガン法で定量分析はできますか? 
西村俊秀

8 章 タンパク質の翻訳後修飾に関するQ&A

86 タンパク質の多くは翻訳後に修飾を受けているといいますが,どのような修飾があるのか教えてください 
平野 久

87 タンパク質の翻訳後修飾のそれぞれに最適な解析方法を教えてください 
平野 久

88 質量分析計を用いてリン酸化タンパク質を解析したいのですが,方法を教えてください 
戸田年総

89 リン酸化ペプチドの濃縮法について教えてください 
亀山一央

90 MS以外の糖タンパク質の検出法を教えてください 
中村和行

91 ジスルフィド結合の存否を調べるにはどうしたらよいですか? 
矢野裕之

9 章 データベースの利用法に関するQ&A

92 インターネットを利用してタンパク質を同定したいのですが,やり方がわかりません.どうすればよいでしょうか? 
戸田年総

93 インターネットを利用してタンパク質の立体構造を調べる方法を教えてください
戸田年総

94 ネットで公開されているデータベースに自分のデータを入れてもらうことはできるのですか? 
戸田年総

95 タンパク質の相互作用をインターネットで調べたいのですがどうすればよいのでしょうか? 
藤渕 航

10 章 タンパク質の相互作用に関するQ&A

96 タンパク質相互作用の基盤となっている分子機構について教えてください 
戸田年総

97 タンパク質複合体の解析法について教えてください 
平野 久

98 SPR法について教えてください 
橋本せつ子

99 DPI技術(Dual Polarization Interferometry : 二面偏波式干渉法)について教えてください
中村徳雄

100 two-hybrid法について教えてください 
亀井 翼

[付録]

知識を深める50の用語解説

01 affinity chromatography(アフィニティークロマトグラフィー)
02 antibody array(抗体チップ)
03 chemical proteomics(ケミカルプロテオミクス)
04 differential display(ディファレンシャルディスプレー)
05 disease proteomics(疾患プロテオミクス)
06 Expert Protein Analysis System(ExPASy)
07 expression proteomics(発現プロテオミクス)
08 focused proteomics(フォーカストプロテオミクス)
09 fragment ion(フラグメントイオン)
10 functional linkage analysis(機能リンケージ解析)
11 functional proteomics(機能プロテオミクス)
12 glycomics(グライコミクス)
13 green fluorescein protein(GFP)
14 histidine-tail fusion protein(His-Tagタンパク質)
15 homologue(ホモログタンパク質)
16 immobilized metal affinity chromatography method(IMAC法)
17 immobilized pH gradient gel(IPGゲル)
18 interactome(インタラクトーム)
19 ion trap(イオントラップ)
20 isoforms(アイソフォーム)
21 isotope-coded affinity tag(ICAT)
22 isotopic ion(同位体イオン)
23 MASCOT
24 matrix(マトリックス)
25 modificomics(モディフィコミクス)
26 monoisotopic mass(モノアイソトピック質量)
27 monolithic columns(モノリスカラム)
28 neutral loss scan(ニュートラルロススキャン)
29 parent ion(親イオン)
30 peptide mass fingerprinting(ペプチドマスフィンガープリンティング)
31 peptide sequence tag(ペプチドシークエンスタグ)
32 peptidome(ペプチドーム)
33 pharmacoproteomics(ファルマコプロテオミクス)
34 phosphoproteomics(ホスホプロテオミクス)
35 post-source decay(ポストソース分解)
36 principal ion(主イオン)
37 product ion scan(プロダクトイオンスキャン)
38 protein array(プロテインアレイ)
39 protein cluster(タンパク質クラスター)
40 protein ladder sequencing(プロテインラダーシークエンシング)
41 protein profilling(プロテインプロファイリング)
42 protein signiture(プロテインシグニチャー)
43 protein-chip(プロテインチップ)
44 puromycin method(ピューロマイシン法)
45 reduced alkylation(還元アルキル化)
46 reverse proteomics(リバースプロテオミクス)
47 shotgun proteomics(ショットガンプロテオミクス)
48 structural proteomics(構造プロテオミクス)
49 tandem affinity purification(タンデムアフィニティー精製法)
50 top-down proteomics (トップダウンプロテオミクス)

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タンパク質科学イラストレイテッド

概 論 生命活動とタンパク質 【竹縄忠臣】

第1章 タンパク質の基礎知識 【末次志郎】

第2章 タンパク質動態の基本

1 タンパク質の合成 【姫野俵太】

2 タンパク質の構造 【神田大輔】

3 分子シャペロンとタンパク質のフォールディング 【寺澤和哉,南 道子,南 康文】

4 タンパク質分解【八代田 英樹,小松雅明】

5 タンパク質輸送と局在【谷 佳津子,多賀谷 光男】

第3章 タンパク質修飾

1 セリン・スレオニンホスファターゼ 【後藤英仁,稲垣昌樹】

2 チロシンキナーぜ 【小谷武徳,伊東文祥,岡田雅人】

3 哺乳動物細胞のプロテインセリン・スレオニンホスファターゼ 【田村眞理,佐々木 雅人,小林孝安】

4 チロシンホスファターゼ 【大西浩史,的崎 尚】

5 アセチル化,脱アセチル化 【六代 範,北林一生】

6 タンパク質の脂質修飾 【内海俊彦】

7 ポリADP-リボシル化 【三輪正直,金居正幸,内田真啓,花井修次】

8 糖鎖修飾 【佐野琴音,小川温子】

第4章 タンパク質機能

1 細胞骨格タンパク質 【馬渕一誠,池辺光男,伊藤知彦,豊島陽子】

2 受容体 【橋本祐一,芳賀達也】

3 情報伝達関連タンパク質 【尾崎惠一,河野通明】

4 転写調節複合体 【吉田 均,北林一生】

5 アポトーシス関連タンパク質 【高澤涼子,酒井潤一,須永 賢,田沼靖一】

6 細胞周期関連タンパク質 【野島 博】

第5章 タンパク質分析法

1 タンパク質の分離と精製 【長野光司】

2 マススペクトロメトリーとプロテオミクス解析 【長野光司】

3 タンパク質の発現系 【本庄 栄二郎,黒木良太】

第6章 タンパク質と疾患

1 タンパク質分解異常と疾患 −神経変性疾患を中心に− 【荒木陽一,鈴木利治】

2 フォールディング異常と疾患 【大橋 祐美子,内木宏延】

3 タンパク質変異と疾患 −癌にかかわるタンパク質− 【鎌田 徹】

4 癌治療の分子標的タンパク質 【丸 義朗】

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改訂 PCR実験ノート
みるみる増やすコツとPCR産物の多彩な活用法

第1章 PCRの基礎知識

1 PCRの原理
谷口武利

1)酵素
2)反応サイクル
3)検出感度
4)反応温度

2 PCRを行うための準備
森澤啓子

1)装置
2)器具
3)試薬
4)PCRを行うのに必要な基礎知識
5)試料の保存法
6)基本操作

第2章 PCRの実践マニュアル
森澤啓子

1 DNAの調製

2 DNA,プライマーの定量

1)DNA,RNA定量
2)DNA,RNAの濃度
3)プライマーの濃度

3 反応液の準備

4 反応条件の設定

5 反応産物の分析(電気泳動)

第3章 塩基配列を決定する
森澤啓子

シークエンスにかかわるトラブルシューティング

第4章 遺伝子発現を測定する

はじめに
谷口武利

1 RT-PCR法
森澤啓子

はじめに−PCRを用いた遺伝子発現測定について
1)RT-PCR法とは―原理から
2)RNAの抽出
3)逆転写反応
4)RT-PCR反応と結果の分析

2 リアルタイム(real-time)PCR
森澤啓子

1)リアルタイムPCRの検出法
2)リアルタイムPCRの使用法(サイバーグリーン使用の場合)

3 発現遺伝子の違いを探す―DNAマイクロアレイ:レーザー顕微切断法による癌組織,正常組織を用いて
蘆田真吾,執印太郎

1)実験法の概略
2)サンプルの調製
3)T7-based RNA増幅法
4)ハイブリダイゼーション
5)データ解析と役立つWeb Site

4 ヒストン修飾状態を利用して遺伝子の発現調節領域を解析する
坂本修士,玉置信行,縣 保年

1)ChIP assayの目的,概略
2)ChIP assayの原理
3)ChIP assayのプロトコール

第5章 遺伝子を検索する

はじめに
谷口武利

1 既知遺伝子を検索する
森澤啓子

2 未知遺伝子を検索する

1)ESTを用いて未知cDNA配列を検索する
大野芳典

2)他種の既知類似遺伝子を用いて未知cDNA配列を検索する
大野芳典

3)目的遺伝子の調節領域を検索する
大野芳典

4)タンパク質の構造解析からのcDNAクローニング
小西裕子

第6章 PCR産物のダイレクトクローニング
谷口武利

はじめに

1 PCR産物のダイレクトクローニング

1)PCR産物の精製
2)TAクローニング
3)平滑化クローニング
4)制限酵素サイトを用いたサブクローニング

2 コロニーPCR

3 便利なクローニングシステム

第7章 PCR産物を用いた実験法

はじめに
谷口武利

1 プローブとしての利用
谷口武利

2 in vitro翻訳系でのmRNAとしての利用
谷口武利

3 融合タンパク質への応用
谷口武利

1)細菌系での調製
2)昆虫細胞,培養細胞系での調製
3)in vitro翻訳系での調製

4 遺伝子を発現させ機能を調べる
谷口武利

1)発現プラスミド,レポーター遺伝子の構築
2)細胞への遺伝子導入法

5 PCRを用いた簡単な変異導入法
足立貴世美

第8章 染色体顕微切断・PCR・FISH法による未知癌遺伝子の探索
田口尚弘

1)顕微切断法(マイクロダイセクション)とは

2)顕微切断法の原理

3)具体的応用例

第9章 遺伝子多型(SNP)の解析
秋丸国広,中村裕之,執印太郎

1)SNPとは

2)SNPの検出法―PCR-SSCP法

3)SNPと疾患―リンクサイト

第10章 PCRを用いた個人識別◇中西祥徳,橋本良明

1)個人識別

2)実践方法―PCR-RFLP法によるABO式遺伝子型検出

3)個人識別事例

4)まとめ

《付録 PCRのコツとトラブルシューティング》
森澤啓子,坂本修士,玉置信行,縣 保年,小西裕子

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分子生物学講義中継 Part0 上巻
細胞生物学と生化学の基礎から生物が成り立つしくみを知ろう

1日目 ヒトは何からできているのか

I.細かく元素から見ていこう

1.ヒトを構成する元素/2.細胞を構成する分子/3.水は生き物を構成する一番多い分子/4.細胞の内と外で働く無機イオン

II.生き物は有機物でできている

1.有機物、無機物とは/2.有機化合物には無限の可能性

III.生き物をつくりあげる化学結合

1.共有結合/2.静電的結合/3.疎水結合/4.水素結合/5.水素イオンは特別なイオンだ/6.弱い結合の大切さ

2日目 驚くべき細胞の世界

I.すべての生物は細胞からできている

1.生物は原核生物と真核生物に分けられる/2.真核生物には単細胞生物と多細胞生物がある/3.体内にはどんな細胞があるか

II.細胞内の小さな構造体、オルガネラ

1.原核生物の細胞内は構造に乏しい/2.オルガネラとは何か/3.模式図と実態の違い/4.こんなに混み合っていて機能できるのか

III.それぞれの細胞が特有の形態と機能をもつ

1.組織と器官/2.腎臓の例/3.肺の例/4.肝臓の例/5.胃の上皮の例/6.それぞれの細胞が特有の形態と機能をもつ

3日目 細胞内世界の広がり

I.オルガネラの起源

1.生命誕生の歴史から眺める/2.ミトコンドリアと葉緑体は共生によって生まれた/3.核の誕生が真核生物の多様性を生んだ

II.オルガネラの発見と機能解析

1.オルガネラはまず形態学的な観察で発見された /2.光学顕微鏡で見えるオルガネラがある/3.もっと細かいところは電子顕微鏡で見える/4.オルガネラの機能を解析する

III.サイトゾルというもの

1.細胞質は有機物が溶けた水溶液か/2.オルガネラより小さい高分子複合体は存在するか

IV.無秩序・秩序・ゆらぎ・生命

1.無秩序から秩序へ/2.精密さとゆらぎと/3.新しい生物学の夜明けである

4日目 生体を構成するタンパク質・脂質・糖質

I.アミノ酸とタンパク質

1.タンパク質の成分、アミノ酸/2.アミノ酸同士の結合/3.タンパク質の基本/4.タンパク質が働く形

II.脂質

1.脂質の性質/2.脂質を構成する脂肪酸/3.脂質の種類と働き/4.機能する脂質

III.糖

1.糖の構造 /2.グリコシド結合/3.グリコバイオロジー

IV.細胞成分の分画

1.シュミット・タンホイザー法

5日目 細胞膜の構造と機能

I.細胞膜とは

II.膜の構造

1.膜の脂質/2.膜の流動性/3.膜の非対称性/4.脂質分布の不均一性

III.膜のタンパク質

1.タンパク質の膜への埋め込まれ方/2.膜タンパク質と他のタンパク質との結合のしかた

IV.細胞膜の機能

1.内外のしきり/2.情報の伝達

V.膜における物質の輸送

1.運搬体タンパク質を介した輸送/2.キャリアによる輸送/3.チャンネルによる輸送/4.膜電位と興奮伝達/5.細胞の極性と輸送/6.高分子の輸送

6日目 細胞内の膜トラフィック

I.オルガネラの動態

1.オルガネラは固定的なものではない/2.オルガネラはつくられ補給される/3.タンパク質は2つの場所で合成される

II.タンパク質の折りたたみと品質管理

1.タンパク質の折りたたみ/2.タンパク質の品質管理の必要性

III.小胞によるオルガネラ間の輸送

1.小胞をつくり各方面へ仕分けして輸送する/2.小胞を生み出す/3.小胞の行き先をどう決める/4.小胞はどう運ばれる

IV.ゴルジ体

1.ゴルジ体の姿/2.ゴルジ体の機能

V.細胞内外との物質のやりとり

1.細胞外へ分泌されるもの/2.細胞内外からの取り込みと消化/3.トランスサイトーシス

7日目 化学反応と酵素

I.化学反応を考えてみよう

1.化学反応をエネルギーから考える/2.反応はどう進む

II.酵素の働き

1.酵素は触媒である/2.酵素反応はかつてRNAが担っていた/3.吸熱反応を担う酵素/4.吸熱反応を担う高エネルギー化合物/5.酵素反応の基本/6.酵素反応の調節

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Photoshopの画像処理マニュアル
きれいな画像の入力から解析,論文・学会用データ作成のコツ

第1章 Photoshopの基本操作

バイオ系研究者の役に立つPhotoshopの基本機能や設定
木原 章

第2章 アナログデータからデジタルデータへの変換,画像の入力

1) 失敗しない写真撮影
岡本洋一

2) スキャナで画像を取り込む
西川慶一

3) 動画から画像を作成する
岡本洋一

4) Photoshopが対応していない形式のファイルの変換
岡本洋一


第3章 目的別による画像処理

1) 解像度の変更
岡本洋一

2) 色相の変化
岡本洋一

3) 色を中心とした画像合成
岡本洋一

4) レイヤーを用いた文字入れと画像合成
小島清嗣

5) 顕微鏡画像を見やすく処理する
木原 章

6) 診断用臨床画像に対する画像処理
西川慶一

7) 判定しやすいゲルの画像に仕上げる
小島清嗣

第4章 論文作成・学会発表にむけて

1) プリンタ出力について
岡本洋一

2) PowerPointで上手に見せる方法
小島清嗣

3) 目を引くデザイン
岡本洋一

付録 知って得するTIPs

1) ゲルプロットを目立たせる
小島清嗣

2) 畳み込み積分と空間フィルタ処理
西川慶一

3) 大きな画像の取り込み方法
西川慶一

4) 色の使い分け
岡本弥生

5) ちょっとしたエンボス
岡本洋一

6) Excelのグラフを使う
岡本弥生

7) PhotoshopにせまるGIMP
岡本洋一

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相手の心を動かす英文手紙とe-mailの効果的な書き方
理系研究者のための好感をもたれる表現の解説と例文集

はじめに

Ann M. Korner(「o」はウムラウト)
本書の構成と付録CD-ROMの使い方
シチュエーション別手紙のひな型一覧

[ 第1章 手紙の基本型 ]

1-1 手紙の基本/手紙を書く前に

1)まず気をつけたいスペルと句読法について

2)手紙の始まり部分の句読法の種々の例

1-2 手紙がよいか,e-mailがよいか?

1-3 手紙の書き出し

1)名前を知っている男性への手紙の最初の挨拶言

2)名前を知っている女性への手紙の最初の挨拶言葉

1-4 学位,肩書き,名前のイニシャルについて

1-5 手紙の結びの挨拶言葉について

1)手紙の結びの挨拶
2)手紙の終わりの部分

1-6 e-mail

1-7 追伸(P.S.)について

1-8 ファクシミリ通信(FAX送信)

[ 第2章 好印象を与える手紙の書き方 ]

2-1 手紙の冒頭で相手に好印象を与える

2-2 何かを要請あるいは依頼する場合に好印象を与える手紙

2-3 手紙での礼儀正しい感謝の言葉

2-4 手紙における個人的な話題

[ 第3章 海外留学・就職に関する通信(留学しようとする本人の立場から) ]

3-1 米国の大学院への入学申請

3-2 奨学金の申請(進学の場合)

Letter 3.2.1  奨学金についての問い合わせ
Letter 3.2.2  大学院入学の許可前に特定の教授あてに奨学金についての情報をお願いする
Letter 3.2.3  大学院入学の許可後に特定の教授あてに奨学金についての情報をお願いする
Letter 3.2.4  奨学金申請用紙を送付してくれた人にその申請書を提出する場合の短い感謝の手紙(カバーレター)
Letter 3.2.5  申請用紙の送付に対する簡単な礼状

3-3 ビザ(Visas)

3-4 住宅

Letter 3.4.1  宿泊施設に関して前もって必要な準備について住宅供給担当局へ問い合わせる手紙
Letter 3.4.2  住宅問題を扱う事務局についての情報を教授に問い合わせる

3-5 ポスドク職の申請

3-6 ポスドク職を得る容易な方法

Letter 3.6.1  指導教授が友人に対して教え子のポスドク職を依頼する
Letter 3.6.2  ポスドクとしての受け入れに感謝し,加えて住宅についての情報をお願いする
Letter 3.6.3  教え子のポスドク職の要請に対する友人からの断りの返事
Letter 3.6.4  要請した相手教授以外の研究室でポスドク職の空きがないかの問い合わせを依頼する
Letter 3.6.5  他の研究室にポスドク職の空きがありそうな情報を伝える手紙
Letter 3.6.6  第三者からのポスドク受け入れの申し出に応じて出す手紙
Letter 3.6.7  推薦していただいたことへの感謝の手紙
Letter 3.6.8  力添えに対する簡単で一般的な礼状

3-7 公募ポスドク職への申請

Letter 3.7.1  公募ポスドク職への応募

3-8 ポスドク職に対する基本的な申請の仕方

Letter 3.8.1  ポスドク職に対する基本的な申請

3-9 予定変更

Letters 3.9.1 and 3.9.2  計画変更についてのお詫びの通知

3-10 教授秘書への手紙

Letters 3.10.1, 3.10.2 and 3.10.3  教授秘書への手紙

3-11 お土産/贈り物

3-12 履歴書(resum氏Ccurriculum vitae,または“bio”)

3-13 医療機関での研修医の申請(米国の場合)

3-14 外国の医学機関での上級医職の申請

3-15 外国の医学機関での職位を得た後に必要な連絡

3-16 教育職あるいは会社の職位への応募

Letter 3.16.1  公募職への応募書類に同封する特定人物あてのカバーレター
Letter 3.16.2  公募職への応募書類に同封する調査委員会あてのカバーレター
Letter 3.16.3  会社の公募職への応募書類に同封する特定人物あてのカバーレター
Letter 3.16.4  会社の公募職への応募書類に同封する非特定人物あてのカバーレター

3-17 推薦状の要請

Letter 3.17.1  推薦者になってもらう了承を得るための基本的な手紙
Letter 3.17.2  推薦状の要請
Letter 3.17.3  推薦状執筆の同意に対する礼状
Letter 3.17.4  推薦状のおかげで採用になったことを報告する礼状

3-18 面接案内に対する返事

Letter 3.18.1  面接案内を承知した旨の返事の手紙
Letter 3.18.2  面接案内に対して日程の不都合をうったえる手紙
Letter 3.18.3  他の職位が決まったため面接を辞退する手紙
Letter 3.18.4  採用通知を受けながら受諾を待ってもらう要請の手紙

3-19 面接についての注意事項

Letter 3.19.1  面接後に出す礼状

[ 第4章 海外留学・就職に対する申請および研究室訪問に関する通信 (受け入れ側の立場から) ]

4-1 職位の依頼を受けた上級研究者(研究室のボス)の返事

4-2 大学院入学希望の問い合わせに対する対応

Letter 4.2.1  日本語で授業が行われる学科の大学院に入学したいという英語での問い合わせに対する返事

4-3 あなたの研究室でポスドクをしたいという問い合わせに対する返事

Letter 4.3.1  あなたの研究室でポスドクをしたいという問い合わせに対する応諾の返事
Letter 4.3.2  公募したポスドク職に応募してきた問い合わせに対する返事
Letter 4.3.3  あなたの研究室にポスドク職を求めてきた手紙に空きがないことを伝える返事

4-4 推薦状(推薦者)の依頼に対する返事

Letter 4.4.1  推薦状(推薦者)依頼の手紙に対する応諾の返事
Letter 4.4.2  推薦状の要請を断る返事

4-5 推薦状を書く,あるいは推薦者になるにあたっての助言
 1) 推薦状に書くべき事項
 2) 推薦状の書き出しの挨拶言葉

Letter 4.5.1  優秀な推薦相手に対する基本的な推薦状
Letter 4.5.2  まあまあの優れた推薦相手についての基本的な推薦状
Letter 4.5.3  否定的な推薦状
Letter 4.5.4  調査委員会の一員からの推薦状要請の手紙
Letter 4.5.5  調査委員会の委員からの推薦要請に対する積極的な返事
Letter 4.5.6  調査委員会の委員からの推薦要請に対する消極的な返事
Letter 4.5.7  学科内部昇格人事に対しての推薦状要請
Letter 4.5.8  学科内部昇格人事に対しての推薦状
Letter 4.5.9  学科内部昇格人事に対しての推薦要請に消極的な返事

4-6 紹介状

Letter 4.6.1  仲介者からの紹介状
Letter 4.6.2  紹介の労を要請する手紙
Letter 4.6.3  紹介状に対する礼状
Letter 4.6.4  面識のない人への自己紹介の手紙
Letter 4.6.5  招待の手紙に対する返事
Letter 4.6.6  招待に応じ,具体的訪問日程を添えて出す手紙
Letter 4.6.7  訪問日程の変更を詫びる手紙
Letter 4.6.8  訪問日程の変更が受け入れられた場合の礼状
Letter 4.6.9  研究室あるいは学科を訪問した後の手短な礼状

4-7 あなたの研究室を訪問したいという問い合わせに対する返事

Letter 4.7.1  あなたの研究室を訪問したいという手紙に対する歓迎の返事
Letter 4.7.2  あなたの研究室を訪問したいという手紙に対して大歓迎する旨の返事
Letter 4.7.3  あなたの研究室を訪問したいという要請に応じられない場合の返事
Letter 4.7.4  あなたの研究室を訪問したいという要請を断るものの,後日なら招待したいという返事

[ 第5章 奨学金と研究助成金の申請 ]

5-1 米国におけるポスドクに対する奨学金事情

Letter 5.1.1  日本からのポスドク希望者が希望先研究室(米国)の教授あてに奨学金について問い合わせる手紙
Letter 5.1.2  日本からのポスドク希望者に対する奨学金についての情報を含めた米国の研究室の教授からの返事

5-2 日本における外国人ポスドクに対する奨学金

Letter 5.2.1  外国人が日本でポスドク職につく場合の奨学金について研究室のボスに問い合わせる手紙
Letter 5.2.2  外国人ポスドク希望者からの奨学金についての問い合わせに対する日本の研究室のボスからの情報提供を含めた返事

5-3 ポスドク奨学金の申請

Letter 5.3.1  奨学金申請用紙の請求

5-4 ポスドク奨学金の申請に必要な資料

Letter 5.4.1  ポスドク奨学金の申請書作成に際しての助言を要請する
Letter 5.4.2  ポスドク奨学金の申請書草稿について助言を受けたことに対する礼状
Letter 5.4.3  ポスドク奨学金の申請書内容の最終チェックをお願いする手紙

5-5 研究助成金の申請

5-6 研究助成金の申請書草稿について親しい仲間に査読を依頼し率直なコメントを求める

Letter 5.6.1  英語を母国語とする親しい仲間に研究助成金の申請書草稿の査読を依頼する
Letter 5.6.2  英語を母国語としない親しい仲間に研究助成金の申請書草稿の査読を依頼する
Letter 5.6.3  研究助成金の申請書草稿を査読してくれた仲間に対する礼状

[ 第6章 研究素材の授受と共同研究 ]

6-1 研究素材の請求

Letter 6.1.1  ある研究室に生物素材を請求する手紙
Letter 6.1.2  生物素材の請求を応諾する返事
Letter 6.1.3  生物素材の請求を断る返事
Letter 6.1.4  生物素材の請求は断るが入手できる供給情報を提供する返事

6-2 素材譲渡合意書

Letter 6.2.1  「素材譲渡合意書」に必要な素材使用許可書を寄託者に請求する
Letter 6.2.2  素材使用許可書を受け取ったことに対する礼状

6-3 他の研究室で開発された素材を使用したことに謝意を表する

Letter 6.3.1  他の研究室で開発された素材を使用した論文の別刷りをその研究室責任者に送る際のカバーレター
Letter 6.3.2  他の研究室で開発された素材を許可書を受けたうえで使用した論文の別刷りをその研究室責任者に送る際のカバーレター

6-4 秘密保持契約

6-5 共同研究

 1)大学間の共同研究

Letter 6.5.1  共同研究の提携を結んでいる姉妹施設の研究室に対して訪問受け入れを打診する
Letter 6.5.2  あなたの研究室を訪れたいとの要請を歓迎する返事
Letter 6.5.3  あなたの研究室を訪れたいとの要請を断る返事

 2)研究室のボス(責任者)と企業との共同研究

 3)研究室のボス(責任者)同士の共同研究

Letter 6.5.4  研究責任者間の共同研究の提案
Letter 6.5.5  研究責任者同士の共同研究の提案に対する歓迎の返事
Letter 6.5.6  共同研究の提案に対する断りの返事
Letter 6.5.7  限定的な共同研究の要請
Letter 6.5.8  限定的な共同研究の要請を応諾する返事
Letter 6.5.9  限定的な共同研究の要請を断る返事

[ 第7章 論文投稿から採択に至る間の手紙のやりとり ]

7-1 学術誌への論文投稿

Letter 7.1.1  学術誌に論文投稿する際の編集長あてのカバーレター

7-2 学術雑誌の編集長からの最初の返答に対する対応

7-3 修正原稿の再投稿

Letter 7.3.1  編集長あての2度目のカバーレター

7-4 審査員に対する返答

 1)個々の審査員に対する返答文の出だしの文

 2)審査員に対する返答文の例

7-5 却下された原稿を再投稿する際に添付する編集長あての手紙

Letter 7.5.1  一度却下された原稿を修正した後,再投稿する際に添付する編集長あてのカバーレター

7-6 編集長とのその後の手紙のやりとり

[ 第8章 論文にまつわる手紙のやりとり ]

8-1 別刷り(リプリント)の請求

8-2 プレプリントの請求

Letter 8.2.1  プレプリントを請求する手紙
Letter 8.2.2  プレプリントの請求を応諾する手紙
Letter 8.2.3  プレプリントの請求に応じかねる場合の手紙

8-3 未公表結果の引用許可を求める手紙

Letter 8.3.1  他の研究者の未公表結果を引用してよいか許可を求める手紙
Letter 8.3.2  他の研究者からの未公表結果の引用許可要請を了承する手紙
Letter 8.3.3  他の研究者からの未公表結果の引用許可要請を断る手紙

8-4 発表論文の責任著者との通信

 1)論文中の実験に使われた方法の詳細を問い合わせる

Letter 8.4.1  論文中に記述されている方法の詳細を問い合わせる
Letter 8.4.2  論文中で使った方法についての問い合わせに積極的に応じる返事
Letter 8.4.3  論文中で使った方法についての問い合わせに即答しない返事

 2)関連論文の引用を怠ったことに対する不平を表明する

Letter 8.4.4  論文の著者が適切な論文引用を怠ったことへの苦情
Letter 8.4.5  適切な論文引用を怠ったことへの陳謝

8-5 他の研究者の論文について雑誌の編集長と連絡をとる

Letter 8.5.1  発表論文についての疑問を雑誌編集長あてに訴える親展の手紙

8-6 発表済みFigureの再掲載の許可を要請する

Letter 8.6.1  発表済みFigureの再掲載の許可を出版社に要請する

[ 第9章 原稿の査読と総説の執筆 ]

9-1 原稿の査読

Letter 9.1.1  原稿の査読を個人的に要請する
Letter 9.1.2  原稿の個人的査読の要請を応諾する
Letter 9.1.3  原稿の個人的査読の要請を断る
Letter 9.1.4  投稿論文原稿の公式な査読の要請
Letter 9.1.5  投稿論文原稿の公式な査読の要請を応諾する
Letter 9.1.6  投稿論文原稿の公式な査読の要請を断る

9-2 総説(review article)の執筆

Letter 9.2.1  総説の執筆を懇請する
Letter 9.2.2  総説執筆の招請を応諾する
Letter 9.2.3  総説執筆の招請を辞退する

9-3 締切期限に間に合わなくなった場合

Letter 9.3.1  締切期限に間に合いそうになくなった場合の連絡
Letter 9.3.2  締切日を過ぎてしまった場合の連絡
Letter 9.3.3  締切日が過ぎてしまったことを容認する返事
Letter 9.3.4  締切日が過ぎてしまったことは致命的であることを告げる返事

[ 第10章 国際学会への出席,招待,開催準備 ]

10-1 国際学会への参加申し込み

10-2 国際学会の分科会における座長に招請する

Letter 10.2.1  国際学会の組織委員会から分科会座長を招請する手紙
Letter 10.2.2  国際学会の組織委員会からの分科会座長の招請を応諾する
Letter 10.2.3  国際学会の組織委員会からの分科会座長の招請を辞退する

10-3 国際学会の分科会口演発表への招請

Letter 10.3.1  国際学会の分科会での口演発表を招請する
Letter 10.3.2  国際学会の分科会での口演発表の招請を応諾する
Letter 10.3.3  国際学会の分科会での口演発表の招請を辞退する

10-4 基調講演者としての招請

Letter 10.4.1  国際学会での基調講演者を招請する手紙
Letter 10.4.2  国際学会での基調講演者としての招請を応諾する
Letter 10.4.3  国際学会での基調講演者としての招請を辞退する

10-5 国際学会を主催する

Letter 10.5.1  日本での小規模な国際学会への招請

10-6 留守のために通信に応対できない場合

 1)不在メッセージ

 2)秘書がいる場合の不在メッセージ

Letter 10.6.1  あなたの留守中に予期外の人からきた手紙に対する秘書からの返信
Letter 10.6.2  予期する連絡があなたの留守中にあった場合,秘書があなたに代わって返信する手紙
Letter 10.6.3  予期する連絡があなたの留守中にあった場合,秘書があなたに代わって具体的な伝言を加えて返信する手紙

[ 第11章 個人的な知り合いの研究者間で使う手紙の文言 ]

11-1 最初の挨拶言葉の後に続けて用いる文

11-2 慶事に際して用いる文

11-3 悲しい出来事に際して用いる文

11-4 相手の配偶者あるいは同僚(研究仲間)への伝言

11-5 時候や暦に関する挨拶

[ 第12章 マナーについて ]

12-1 会った相手に好印象を与える

12-2 個人の家に招かれたときの適切な贈り物について

12-3 個人の家に招かれ歓待されたときの礼状

Letter 12.3.1  個人の家に招かれ歓待されたときの既婚者で学位をもたない女主人あての礼状
Letter 12.3.2  個人の家に招かれ歓待されたときの既婚者で学位をもつ女主人あての礼状
Letter 12.3.3  感謝の伝言を他の人にお願いする礼状
Letter 12.3.4  相互の間柄が不明な同居者の皆さんの歓待に対する礼状

12-4 食事に招かれたときのマナー

 1)レストランにて

 2)アルコールについて

 3)食事について

 4)食事の勘定

12-5 研究者社会における女性

12-6 会話での話題と個人的意見

読者の皆さまへの結びの手紙
あとがき
瀬野悍二
索 引


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