羊土社 
2004年6
月の書籍

 出版社  羊土社

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超基本フレーズでここまで話せる
バイオ研究ラボ英会話
ネイティブがよく使う『表現』がわかる!

第1章 研究室で話してみよう!

[1]あいさつ
   How are you?(調子はどう? )

[2]はじめまして
   Nice to meet you, Jane.(はじめまして,ジェーン)

[3]自分のやりたいこと
   I'm interested in〜ing(〜に興味があります )

[4]“Thank you”と言われたら
   You're welcome.(どういたしまして)

[5]お願いします
   Can you 〜?(〜してもらえませんか?)

[6]“Would you mind〜?”と聞かれたら
   Sure(もちろん)

[7]ピンチ! どうしよう…
   What should I do?(どうすればいい?)

[8]「お願いします」の前に一言
   Could you do me a favor?(お願いがあるのですが)

[9]わからないことは聞いてみよう
   What is〜?(〜って何ですか?)

[10]苦労しています
   I'm having a hard time〜(できそうにありません…)

[11]考えさせて
   Let me think about it.(考えさせて)

[12]賛成? 反対?
   I agree with that.(賛成です)

[13]微妙なあいづち
   Is that right?(そうなのですか)

[14]ごめんなさい
   I'm so sorry.(本当にすみません)

[15]控えめにお願いする
   I'm wondering if〜(〜して欲しいのですが)

[16]ホントはね
   is not quite right(100%本当じゃない)

[17]都合が悪いです
   I have a previous engagement.(約束があります)

[18]ありがとう
   Thank you for〜(〜をありがとうございます)

[19]ひらめいた!
   I have an idea.(アイデアがあります)

[20]サンプルが届く予定です
   I'm supposed to〜(〜することになっています)

[21]ジェーンの提案
   Why don't you〜?(〜してみたらどう?)

[22]おっしゃる通り
   You are absolutely right.(まさにその通りです!)

[23]文句を言わせて
   I'm not very happy about〜(〜はよくない)

[24]自信あります
   I'm 100% sure.(自信があります!)

[25]どう思う?
   How about〜?(〜はどう?)

[26]うれしいニュース
   I'm very happy for you.(よかったね)

[27]サンプルがないっ!
   Have you seen〜?(〜を見かけた?)

[28]好みは何?
   What does she like?(好きなものは何?)

[29]僕もそうするね
   I would do if I were you(私だったら〜するでしょう)

[30]仕事を引き継ぐ
   I'll finish up〜(仕上げる)

第2章 セミナーや学会で話してみよう!

[1]英語に自信がありません
   My English is not very good.(英語がうまくないです…)

[2]実験の予定を話す
   What I'm going to do is to〜(これから〜をします)

[3]伝わっていますか
   Are you with me so far?(ここまでは,わかりましたか?)

[4]進んでません
   I haven't gotten many results(あまり進んでいません)

[5]ちょっと聞いてもいい?
   Can I ask you a question regarding〜?(ちょっとお伺いしたいのですが)

[6]やっと結果が出ました
   Let me tell you that〜(言わせてください)

[7]これくらい言いたいよ
   I have a different opinion(私は違う意見です)

[8]そうじゃないの
   There has been a misunderstanding(勘違いがあったようです)

[9]私の記憶では…
   As I recall, 〜(私の憶えているところでは)

[10]はじめての人へ
   For those of you who are not familiar with our〜(初心者のために)

[11]自信たっぷりの答え方
   To the best of my knowledge, 〜(私の知っているかぎりでは)

[12]何言ってるの?
   I'm not sure if I understand you correctly.(言っている意味がわかりません)

[13]後悔・非難
   I should've done〜/You(He/She)should've done〜
   (〜しておけばよかった/〜すればよかったのに)

[14]セミナーの後のうれしい一言
   Good job.(よかったよ)

[15]セミナーをする
   give a talk(セミナーを行います)

[16]こっちがいいです
   I would prefer to〜(どちらかと言えば,〜の方がいいです)

[17]久しぶりに友人に出会う
   Long time no see.(久しぶりだね)

[18]ちょっと教えていただきたいのですが
   I'm new to this field of research(新参者なのですが)

[19]ここがポイントです
   What we would like to emphasize here is〜
   (ここで一番言いたいことは)

[20]質問前に一言ほめる
   I thought conclusion you made was a very straightforward to me.
   (結論がわかりやすくてよかったです)

[21]質問を質問してみる?!
   What you are asking is whether〜?(ご質問は〜ということでしょうか?)

[22]やったことあります
   I have an opportunity to work on〜(〜の経験があります)

[23]話しに割り込む
   I'm sorry to interrupt you(お話の途中にすみませんが)

[24]説明しましょうか?
   Would you like me to take you through my poster?
   (ポスターの説明を行いましょうか?)

[25]ご存知ですか?
   Are you familiar with〜?(〜についてご存知ですか?)

[26]違うみたい
   It seems to be different from what weユve got.
   (私たちの結果とは違っているようです)

[27]よくわかってません
   It's hard for me to say anything conclusive(よくわかっていません)

[28]いいとこついてる
   That's a good point.(いいとこついてるね)

[29]新しい説?
   〜 be contradictory to what has been known for years
   (〜はこれまで知られているものと異なる)

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遺伝子が明かす 脳と心のからくり
東京大学超人気講義録

第1講義 不安解消に効く遺伝子

不安、怒り、悲しみ、喜びなど、「感情」は遺伝子で説明できるのだろうか。「不安」という感情に焦点をあて、うつ・強迫神経症・PTSDなどが起こるしくみに迫る。遺伝子が感情に影響を及ぼすことが明らかになる!

授業の前に頭の体操/これから話すことをちょっと紹介/今回のお話「感情」/「不安」を定義しましょう/「不安になりやすい」性質とは/感情と関係する物質/感情と物質をむすぶ4つの証拠/うつ病と暴力犯罪者の違い/セロトニンを出す神経細胞/セロトニンで不安解消/理由がないのに恐い/ノイローゼという不安/「せざるをえない」という不安/なぜ「せざるをえない」のか?/PTSDはストレスが原因ではない?/結局PTSDって何だ?/PTSDの原因の一端は脳にある/脳のことがわかってきて今後どうなる

第2講義 気分を変える薬

あるとき統合失調症(精神分裂病)の薬が偶然見つかった。「気分」と「物質」が結びついた瞬間である。カフェインや覚醒剤の働き、気分を変える脳内物質の共通性、その他、風邪薬の意外な効用も紹介!

アレルギーを防ぐ薬から胃潰瘍を防ぐ薬へ/風邪薬が熱を下げるしくみ/かぜ薬が長寿薬?/コーヒーと覚醒剤は紙一重?/ターゲットは同じでも効果は正反対/最初に見つかった気分を変える薬/薬は偶然見つかる/止まらない神経伝達が不安の原因/薬が効くということは…/強迫神経症というもの/不安と強迫神経症の違い/気分に関係する物質の共通性

第3講義 記憶力を高める遺伝子

必要なときに必要なものだけ引きだせる「記憶」。その正体を探る研究は、ついに記憶力の優れたマウスを作り出すまで進んだ。今、記憶のことはどこまでわかっているのかに迫る!

電気刺激で呼び出された記憶/体で覚える記憶と海馬で覚える記憶/記憶力の限界に挑戦!/記憶の正体を発見/頭は使えば使うほどよくなる/記憶にかかわるアミノ酸/記憶できなくする薬/大人の方が劣っている記憶/記憶できないネズミ/賢いネズミ/ネズミの記憶力を測る方法/記憶は環境によって何とでもなる/記憶を消す方法

第4講義 知能を高める遺伝子

知能が高いとはどういうことか。知能には2つの考え方があり、その内の1つがIQ説である。IQは遺伝する可能性があり、IQが高い人たちにはある共通性があった! それを手がかりに「知能」という問題に科学のメスを入れる!

知能は独立したいくつかのものに分けられる/賛否両論あるけど科学的根拠もある/知能を数値化できるIQ説/無から有を生み出す/分子レベルで研究するための壁/IQは遺伝する/人類は賢くなっている/IQが高い人には痛風が多い?/一転して研究ストップ/言語知能にかかわる遺伝子/IQが低い原因遺伝子/生体内スイッチが知能にとっても大事/知能の研究はこれから/最後に大学生のための知能テスト

第5講義 やる気を起こす遺伝子

覚醒剤と非常に似ている物質が脳の中にはあり、どうもこれが意欲に関係しているらしい。そのことがパーキンソン病や覚醒剤などの研究から明らかになり、ついに「やる気のないマウス」が作られた!

喘息の漢方薬マオウの副作用/喘息の薬が覚醒剤へ/非常に似ている脳内物質と覚醒剤/意欲がなくなるパーキンソン病/ドーパミンの異常で落ち着きがなくなる/ドーパミンが出すぎると被害妄想や幻覚症状が出る/多いと幻覚、少ないとパーキンソン病/落ち着きがないマウス/意欲はあったか?/ドーパミンと意欲をむすびつけた最後の証拠/意欲のないマウス/人工合成ヘロインの中の不純物/パーキンソン病の原因はチョコレート?/いや殺虫剤が原因ではないか/幻のパーキンソン病原因物質

第6講義 遺伝子が操る行動

性格・行動はどれくらい遺伝子が支配しているのだろうか。崖の先に立ったりして目立とうとするような、言わば無鉄砲な行動には遺伝子が関係しているのかもしれな
い。1つの可能性に辿り着くまでを語る!

明暗順応と動体視力の関係/いいバッターのメカニズム/忘れっぽいハエ/ヒトにもある忘れっぽい遺伝子/酒に弱いハエ/もの覚えとお酒の関係/人間の行動パターン/無鉄砲は遺伝する?/無鉄砲が生き残ったわけ/無鉄砲な人の共通性/ドーパミン受容体の個人差/ドーパミン受容体と新奇探求性/リスクの感受性に遺伝子は関与するか/人種差別の無意味さ/一番言いたかったこと

第7講義 事件で考える生命倫理

病気の遺伝子診断をしたら驚くべき結果になった! 将来自分がかかる病気が子供の遺伝子診断でわかってしまう! 何が正しくて、何が誤りなのか、実際の事件を題材に考える!

成長ホルモンが癌の発病率を上げるという報道/報道の落し穴/正確な情報と的確な判断/生命倫理の基本概念/ひっくり返る学問/癌遺伝子をもっている可能性のある卵/病気の遺伝子診断をしたら…/遺伝子診断の現在の結論/奥さんの承諾は必要か/遺伝子の情報は家族全体の情報を意味する

第8講義 狂牛病のリスク評価

私たちの身の回りにある危険はどれほどなのか。狂牛病を例に、巷の情報、事件の意味、解決法などについて考えていく。自分たちに降りかかってくる危険性を、自分たちできちんと評価するための最終講義!

リスク分析/狂牛病が話題になったきっかけ/狂牛病の感染ルート/狂牛病は血液感染するのか?/狂牛病の起こるしくみ/プリオンの調べ方/どれくらい信頼できる調べ方なのか/牛の中でプリオンのある場所/リスクを正確に分析する/確実なリスク分析を行うために/事件が起こらないためにどこでチェックするか/正確な情報を選別する/あまり知られていない情報

東京大学 文系生命科学II 試験問題

コラム

・もの覚えとホルモンの関係/・不安には牛乳/・日光の弊害と利点/・スプリンターか長距離ランナーか/・絶対音感がある脳 /.記憶力を上げる薬/・記憶力を高める方法/・学校に来たくない曜日/・男と女の問題/・マウスを実験に使う理由/
・遺伝子をノックアウトする方法/・アミノ酸ブーム/・美しい花にはドクがある/
・にがりはやっぱりにがい/・うつ伏せ事件 /・牛が使われているもの

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