バイオビジネス英会話
      研究者やビジネスパーソンにすぐ役立つ!交渉・サバイバル術
    §1章 オフィス編
      ■挨拶・紹介■
      1 出社・退社時の挨拶 12
      2 来客の接待(受付や社内の案内) 16
      3 研究者とビジネスサイドの人との仲介役になる 21
      4 トラブルを起こしている研究者間の仲介をする 25
    ■電 話■
      1 電話をかける・受け取る 28
      2 電話の取り次ぎをする 34
    ■依 頼■
      1 コンピュータがフリーズしたのでパソコンをみてもらう 37
      2 大急ぎで資料の翻訳を依頼する 40
      3 実験データを至急送ってもらう 44
      4 他企業に研究概要の送付を依頼する 47
      5 同僚の依頼を断る 52
    ■アポイントメント■
      1 電話で取引先とのアポイントメントを取る 55
      2 会議の日程を変更する(メールで連絡する) 60
    ■報 告■
      1 仕事の進行状況を上司に報告する 63
      2 資料の提供者からの問い合わせに「現在、検討中である」と説明する 67
    ■相 談■
      1 上司に仕事の方針を相談する 71
      2 プレゼンテーションに必要な資料を知り合いに尋ねる 75
      3 自分の報告書に同僚からコメントをもらう 80
    ■プレゼンテーション■
      1 会議で質問する・意見を述べる 83
      2 プロジェクトに関連する文献を紹介する 86
    ■文書作成■
      1 契約書類などの重要書類に添付する手紙を書く 90
      2 わかりやすいCV(履歴書)を作成する 95
    ■謝罪・反論■
      1 反省していることが伝わるように誠意をもって謝る 100
      2 身に覚えがないことを叱られ反論する 103
      3 「怒っているんだ!」と英語で主張しケンカをする 107
     §2章 学会・セミナー会場編
      ■挨拶・紹介■
      1 初めて会う人に印象的な自己紹介をする 112
      2 自分の会社の業務内容や沿革などをわかりやすく紹介する 115
    ■プレゼンテーション■
      1 自社の製品・技術を効果的に売り込む 119
      2 面接を受ける 123
      3 一般の人たちにバイオサイエンスの話しをわかりやすく説明する 127
    ■情報収集■
      1 学会のポスター会場で研究内容を説明してもらう 131
      2 他社の有望な製品情報を探る 135
      3 ベンチャーキャピタルのスタッフから成長株のベンチャーの情報を集める 139
      4 学会のプレゼンターに発表内容について質問する 143
      5 学術誌をチェックし新しい研究成果や技術を探る 146
      6 親しい研究者と最新トピックスについて情報交換をする 149
    ■商談・交渉■
      1 取引先とビジネスランチの約束をする 155
      2 TLO側からの新規技術の売り込みを検討する 159
     §3章 特許・契約編
      ■相談・依頼■
      1 弁理士に特許の侵害問題について相談する 164
      2 弁護士に秘密保持契約書のレビューを依頼する 169
    ■契 約■
      1 交渉を進めるために契約書や基本合意を交わす 172
      2 契約交渉を打ち切る 178
    ■トラブル■
      1 企業の合併・吸収についての噂を聞く 186
      2 特許侵害に関するトラブル例 191
      3 番外編−ライセンス料を請求する・請求される 197
    ■索 引■
      キーワード別和英索引 199
      ■付 録■
      バイオサイエンス&ビジネスにおける頻出英単語 210
    【コラム】
       ◆ アメリカの保険制度 43
       ◆ ニッポンのビジネスマンと米国のビジネスマンの違い 51
       ◆ 外人ボスと日本人ボス 74
       ◆ バイオセミナーを開催する 89
       ◆ 外国の学会 154
       ◆ 米国での薬価の決め方 158
       ◆ 交渉担当者が交渉中に職を変えたとき! 162
       ◆ FDAにNOと言わせない治験データを提出する 177
       ◆ 大製薬企業の現状と今後の行方 190
     ===============================================================================
    バイオ研究が10倍はかどる
      MacOSX活用マニュアル
      セットアップから超簡単データ解析まで
    序章 なぜ,今MacOSXをおすすめするのか
    1章 MacOSXのセットアップ
       1.セットアップの前にこれだけは知っておきたい基礎知識
       2.ステップ1:自分のユーザアカウントを決めよう
       3.ステップ2:デスクトップ環境を確認しよう
       4.ステップ3:自分の好みにデスクトップ環境を整えよう
       5.ステップ4:インターネットに接続しよう:LANへの接続方法
       6.ステップ5:他のコンピュータとファイルを共有する
               −その1:MacOSXのリソースをネットで共有する
       7.ステップ6:他のコンピュータとファイルを共有する
               −その2:他のマシンのファイルを自分のマシンで使えるようにする
       8.MacOSXで使えるバイオ研究用無料ソフト
    2章 UNIXのセットアップと日常的なバイオ実験への活用
       1.セットアップの前にまずはファイル構造と用語を理解しよう
       2.ステップ1:Finkを使ってUNIX環境を整えよう
       3.ステップ2:X Window Systemを導入しよう
       4.ステップ3:UNIXで日本語を使えるようにしよう
       5.ステップ4:ウィンドウマネージャーGNOMEのインストール
       6.ステップ5:UNIX系ソフトをインストールしよう
       7.研究に役立つUNIX系ソフト
       8.EMBOSSを日常的なバイオ実験に活用しよう!
    3章 大量データ処理に活用しよう!
       1.はじめに
       2.公共データベースからデータをダウンロードする
       3.データベースを構築して、公開する
       4.ツールで解析する
       5.プログラムを書いて、解析する
       6.スクリプトやmakeで効率良く解析する
    用語解説 アーカイブ, アーキテクチャ, アノテータ, アンチエイリアス処理, イーサネット, エクスプローラー, 
      エミュレーター, オープンプロジェクト, カ ーネル(Kernel), 外部キー, キャラクタコード, キュレータ, 近隣結合 (Neighbour 
      Joining:NJ)法, グローバルアライメント, コンソール, コンパイル, サーバデーモン, シェル, シェルスクリプト, 主キー, シンボリックリンク, 
      スクラッチ, 正規表現, ソース, ターミナル, タスクマネージャー, タッピング機能, ディストリビューション, デリミタ, ドラッグ&ドロップ, 
      日本語ロケール, ノード, バイナリ, パッケージ化, パッチ, プレインテキスト, プロキシサーバ, プロンプト, ポート番号, ポストスクリプト形式, 
      マルチプルアライメント, モジュール, ユーティリティー, レポジトリ, 連想配列(ハッシュ), ローカルアカウント, ローカルアライメント, 
      ADSL, Apache, API,apt-get, bash, BLAST, BSD(Berkeley Software Distribution), 
      BSD44, CGI/SSI, Classic,Carbon,Cocoa,Java, configureスクリプト, CUI, CVS, Darwin-ppc, 
      deb形式, Debian GNU/Linux, DHCPサーバ, division id, dmgファイル, DNSサーバ, dselect, 
      DTD(Document Type Definition), editor,E-Value, Fasta形式, FinkCommander, FreeBSD, 
      FTPクライアント,FTTH(PPPoE), gcg形式, GenBankのdivision code, genetic code, GUI, 
      IPアドレス, LAN, LOCALE(X_LOCALE), Mach(マーク), Makefile, MSF形式, MultiFasta形式, 
      NEXTSTEP, NTPサーバ, OpenSSH, PNG形式, POP,APOP, IMAP, POPサーバ,SMTPサーバ, Quartz, 
      RedHat, Samba, SMB, sshd, synonym, tax_id, tcsh, translation table, UTF-8, 
      viエディタ, Vine, Xサーバ
    =============================================================================== 
      
    分子生物学講義中継 Part2
      細胞の増殖とシグナル伝達の細胞生物学を学ぼう
    1日目 生き物らしさを支えるシグナル伝達
      I.シグナル伝達とは?
      1.刺激に対する応答は生物の特徴/2.何が生物として特徴的なのだろう/3.個体 
      における刺激の受容とシグナル伝達/4.細胞におけるシグナル伝達
      II.代表的な細胞内シグナル伝達系
      1.チロシンキナーゼ型受容体/2.7回膜貫通型受容体/3.イオンチャネル型受容体 
      /4.核内受容体
      III.視覚という1つの例
      1.桿体細胞と錐体細胞/2.光受容体はロドプシン/3.膜の興奮
    2日目 細胞間のシグナルを伝達する因子
      I.細胞間のシグナルを伝達する因子はたくさんある
      II.サイトカインというもの
      1.リガンドとしてのサイトカイン類/2.サイトカイン受容体とシグナル伝達/3. 
      増殖因子ファミリー
    3日目 シグナル伝達の流れを細胞増殖を例に理解する
      I.ヒト体内細胞の増殖
      1.生理的再生系組織(physiologically renewal system)/2.条件再生系組織 
      (conditionally renewal system)/3.非再生系組織(non-renewal system)
      II.増殖因子受容体からの細胞内シグナル伝達
      1.受容体の活性化/2.Gタンパク質の活性化/3.MAPKカスケード/4.イノシトー 
      ルリン脂質の変化/5.PI3Kの活性化/6.シグナルを負に制御するもの/7.転写活 
      性化/8.DNA合成までに起きること
      ここまでのまとめ
      1.一通り筋書きを追いかけたけれども/2.増殖因子は同じでも下流シグナルは同じ 
      とは限らない
    4日目 細胞をとりまく環境〜細胞接着と細胞骨格
      I.細胞接着
      1.多細胞生物では増殖抑制状態が基本/2.体内の組織を分類する/3.支持組織の 
      特徴は細胞間基質が多いこと/4.上皮組織の特徴はタイトに接着していること/5. 
      線維芽細胞だって基質の中でふわふわ浮いているわけではない/6.基質分子の受容 
      体インテグリンファミリー/7.互いによく接着している細胞は増殖に抵抗する/8. 
      基質との接着は増殖調節に重要である/9.細胞接着の制御とシグナル
      II.細胞骨格
      1.微小管/2.アクチン線維/3.中間径線維
    5日目 細胞周期を1廻りする
      I.細胞周期概論
      1.細胞周期とは/2.細胞周期進行を司る分子群
      II.細胞周期の各期で起きること
      1.G1期からS期への進行で起きること/2.S期で起きること/3.G2期からM期への進 
      行で起きること/4.M期で起きること
    6日目 細胞周期の制御と監視
      I.タンパク質分解の重要性
      1.ユビキチンとユビキチン化酵素群/2.プロテアソーム
      II.細胞周期の監視点
      1.G1期チェックポイント/2.S期チェックポイント/3.G2期チェックポイント/ 
      4.M期(スピンドル)チェックポイント/5.細胞周期はドミノ倒しではなくcheck 
      and goだ/6.G1期やG2期は必要なのだろうか
      III.細胞増殖制御の全体像と研究の進め方
      1.細部にわたって研究が進んでいるところ/2.研究が進んでいないところ
    【コラム】
      微弱な信号を受信し変換する能力1〜音を聞き分けるということ
      微弱な信号を受信し変換する能力2〜サイコキネシスの可能性
      微弱な信号を受信し変換する能力3〜テレパシーの可能性
      組織まで知らなくてもいいんじゃない?
      パーキンソン病の原因遺伝子もユビキチンリガーゼ
      どこでどういう研究をするか
      problem solver と problem finder
      他,多数
     =============================================================================== 
      
    わかる実験医学シリーズ
      発生生物学がわかる
    概論
      さらに発展する発生生物学 ―医療革命のためのシーズを提供(野地澄晴 上野直人)
      1 ポストゲノム時代の発生生物学/2 発生生物学分野における20世紀最大の発見―発 
      生を司る遺伝子群の存在/ 3 動物の発生に関与する遺伝子は共通している/4 マウ 
      スの発生過程と本書の構成との関係/ 5 将来の展望 ―新生物を設計し,作製する?
    基本編
      第1章 生殖細胞形成
      生殖細胞形成(相賀裕美子 松居靖久)
      1 生殖細胞の誘導/2 生殖細胞の増殖と移動/3 性分化に伴った生殖細胞の成熟と分 
      化/4 他生物との比較
    第2章 初期発生過程
      1)初期発生過程 ―受精から原腸陥入まで (佐々木洋)
      1 発生段階と細胞系譜/2 分化の全(多)能性とES細胞/3 原腸陥入と胚葉形成/4 
      今後の課題
    2)体軸形成(中村哲也 濱田博司)
      1 前後軸形成/2 背腹軸形成/3 左右軸形成
    第3章 細胞の分化過程
      1)非対称細胞分裂(松崎文雄)
      1 非対称分裂の基本的な特徴/2 卵形成と卵割/3 神経前駆細胞の非対称分裂/4 今 
      後の研究の展開
    2)体節形成と時計(別所康全 影山龍一郎)
      1 体節形成/2 分子時計の発見/3 分子時計のメカニズム/4 今後の課題
    3)神経堤細胞分化(若松義雄)
      1 神経堤の形成/2 神経堤の脱上皮化/3 神経堤の移動/4 神経堤の分化
    第4章 外胚葉系器官形成
      1)頭蓋の形態発生(倉谷滋)
      1 頭蓋の組成と神経堤細胞/2 系列相同性とHoxコード/3 誘導的組織間相互作用と 
      鰓弓のデフォルト形態
    2)脳・神経系形成(須田容子 相沢慎一)
      1 脊椎動物のボディプラン/2 頭部誘導/3 脳の領域化/4 終脳形成
    3)感覚器系形成(近藤寿人 内川昌則)
      1 感覚器プラコード/2 眼の発生/3 水晶体の発生/4 網膜の発生/5 内耳の発生
    4)表皮系形成(稲松睦 吉里勝利)
      1 皮膚および毛器官の形態的特徴/2 皮膚の発生/3 毛包の発生/ 4 毛包形成にお 
      ける真皮シグナルと表皮シグナル/5 毛包発生における上皮-間充織相互作用に関与 
      する因子
    第5章 中胚葉系器官形成
      1)筋肉系形成 (入江直樹 瀬原淳子)
      1 系譜 ―筋肉はどこからできてくるのだろうか?/2 分化 ―細胞の視点から筋形成 
      をみると?/ 3 体節の分化 ―Wnt,Shh,BMPシグナルのクロストーク/4 肢芽・横 
      隔膜などへの遊走機構/ 5 分化・成熟過程は未解明問題が山積み/6 再生は“発生 
      の繰り返し”なのだろうか?
    2)軟骨・骨系形成(丸山善治郎 小守壽文)
      1 内軟骨性骨化/2 付属肢骨格(胎肢骨)の発生/3 軸骨格の発生/4 頭蓋の発生/ 
      5 永久軟骨の発生
    3)循環器系形成(中島裕司)
      1 血管発生/2 心臓発生
    4)泌尿器系形成(原田美貴 西中村隆一)
      1 泌尿器系臓器の発生の概略/2 腎臓の発生/3 生殖腺,付属器の発生/4 現在の注 
      目点と今後の課題
    第6章 内胚葉系器官形成
      1)消化器系形成(八杉貞雄)
      1 マウスにおける消化器官の発生様式/2 発生を進める遺伝子/3 他の脊椎動物との 
      共通点と相違点/ 4 消化器官形成研究の意義
    2)呼吸器系形成(崎山潤一 黒岩厚)
      1 呼吸器官の器官形成のあらまし―古典実験発生学が明らかにしたこと/ 2 呼吸器 
      官の位置はどのようにして決められるのか?/3 肺の器官形成/4 気管の形成
    トピックス編
      1 ゲノムワイドな発生生物学(高橋弘樹 喜多山篤 堀田耕司 上野直人)
      1 生物ゲノムおよびEST解析の現状/2 ゲノム解読によってもたらされること
    2 体細胞クローンマウス(岸上哲士 若山照彦)
      1 クローン研究のあけぼの/2 体細胞クローン/3 クローンマウス作出法/ 4 クロ 
      ーン動物とリプログラミング―なぜクローン動物の成功率は低い?/ 5 クローン動 
      物の正常と異常―さまざまな細胞からつくられ続けるクローンマウス/ 6 クローン 
      はオリジナルのコピーか?/7 核移植技術の有用性―遺伝子改変動物の作製および再 
      生医療 / 8 クローン技術の今後の課題
    3 マウス突然変異プロジェクトと発生生物学(桝屋啓志 城石俊彦)
      1 ゲノム解読後の突然変異リソース創出とマウスENUミュータジェネシス/ 2 発生過 
      程で機能する遺伝子をターゲットとした突然変異スクリーニング
    4 発生学における理論的な手法(近藤滋)
      1 理論生物学Q&A編/2 実例編
    モデル動物編
      1 プラナリアの全能性幹細胞システム(梅園良彦 阿形清和)
      1 実験生物としてのプラナリア/2 再生と幹細胞システム/3 プラナリアの神経構造 
      / 4 幹細胞から脳神経細胞への分化制御機構/5 今後の研究の展開
    2 線虫C.elegansの陰門形成 ―22個の細胞からなる器官形成モデル(森田清和)
      1 モデル動物としての線虫C. elegans/2 器官形成モデルとしての陰門形成/3 誘導 
      ステップにかかわるシグナル/ 4 VPCのcompetence(反応性)を決める遺伝子/5 
      VPCの発生段階を規定する遺伝子(heterochronic genes)
    3 発生学の先端を飛翔するショウジョウバエ(林茂生)
      1 ショウジョウバエ ―発生生物学の万能ナイフ/2 ショウジョウバエ研究が明らか 
      にした発生学のパラダイム/ 3 今後の展開/4 “完全な”突然変異体バンクの作製 
      へ向けて/5 イメージング技術の大きな可能性
    4 ユウレイボヤの発生運命決定機構(佐藤ゆたか 佐藤矩行)
      1 ホヤの発生/2 ホヤの発生研究とゲノム解析/3 ホヤの初期発生において働く遺伝 
      子群/ 4 網羅的かつ統合的な発生の理解に向けて
    5 小型魚類の初期発生 ―ゼブラフィッシュの中・内胚葉形成を中心として(武田洋 
      幸)
      1 ゼブラフィッシュの登場/2 ゼブラフィッシュ初期発生の概略/3 卵黄細胞による 
      中・内胚葉の誘導と背腹軸形成/ 4 中・内胚葉誘導因子としてのNodal/5 内胚葉形 
      成の遺伝子カスケード
    6 ツメガエルを用いた発生研究とその新展開(伊藤弓弦 有泉高史 浅島誠)
      1 アフリカツメガエルの初期発生 ―体軸はどのようにして決まるか/ 2 ツメガエル 
      を用いた研究の新展開 ―遺伝学的手法の導入
    7 触れるモデル高等脊椎動物としてのニワトリ胚(田村宏治 斉藤大介)
      1 発生学における実験動物選定の重みと発生学のモデル動物としてのニワトリ胚/ 
      2 発生における拘束と分化/3 翼と脚への分化の拘束過程とその違いを生み出す組織 
      間相互作用
     =============================================================================== 
      
    わかる実験医学シリーズ
      ウイルス・細菌と感染症がわかる
    概論
    感染症の発症機構−病原体と宿主の攻防(吉開泰信)
      1.病原微生物の種類 2.感染経路と侵入門戸 3.感染成立のための病原性因子  
      4.感染防御機構 5.感染症対策
    基本編
    第1章 細菌の種類と感染症(光山正雄)
      1.細菌の基本構造 2.細菌の分類体系 3.細菌の病原メカニズム
      
    第2章 病原細菌の遺伝子解析(江崎孝行)
      1.リボソームRNAの系統分類への利用と限界 2.チフス菌とその他のサルモネラ菌 
       3.炭疽菌とセレウス菌 4.結核菌と結核菌群 5.新しい種の概念に向けて 
      
    第3章 ウイルスの種類と感染症(皆川洋子 柳雄介)
      1.ウイルスの位置づけ 2.いろいろなウイルスと疾患 3.ウイルス感染細胞の運 
      命 4.ウイルス感染の拡がり方−伝播様式 5.ウイルス感染の経過 6.ウイルス 
      感染症の予防と治療 
      
    第4章 腫瘍を引き起こすウイルスの癌化機構(磯村寛樹 工藤あゆみ 鶴見達也)
      1.ヒトにおけるウイルス発癌の特徴 2.腫瘍ウイルスの中でヒト癌ウイルスは6種 
      である 3.腫瘍ウイルスによる癌化のメカニズム 
      
    第5章 病原細菌の生体防御からのエスケープ(檀原宏文 後藤英夫 三木剛志)
      1.病原細菌の感染・増殖性因子 2.サルモネラのV型分泌システム 3.サルモネ 
      ラのビルレンスプラスミド 4.サルモネラの環境応答
      
    第6章 微生物感染とたたかう生体防御機構(吉開泰信)
      1.自然免疫 2.獲得免疫
      
    第7章 ワクチン療法におけるドラッグデリバリーシステムの応用−ウイルスの技術 
      利用(國澤純 真弓忠範)
      1.ワクチンキャリアーとして具備すべき条件 2.CTLの誘導が可能なワクチンキャ 
      リアー 3.粘膜免疫誘導型ワクチンキャリアー
    トピックス編
    1 黄色ブドウ球菌における抗生物質に対する耐性獲得機構(伊藤輝代 平松啓一)
      1.耐性に関与する遺伝因子 2.Transposable element 3.SCCmec 4.Plasmid  
      5.遺伝因子の転移
      
    2 SARSの基礎知識(下島昌幸 河岡義裕)
      1.流行の経緯 2.臨床症状 3.原因病原体 4.病理 5.SARS CoVの性状 6.コ 
      ロナウイルスとは 7.コロナウイルスの人工的組換え 8.SARSの今後
      
    3 HIVの感染機構と抗HIV薬開発の現状(村上努 田中勇悦 山本直樹)
      1.HIV(1型HIV:HIV-1)の増殖サイクルとそれに関与する宿主因子 2.臨床で使 
      用されている抗HIV薬 3.現在研究・開発中の抗HIV薬 4.新たに見つかった宿主細 
      胞の抗レトロウイルス戦略とウイルスの対抗策
      
    4 ゲノム解読・ゲノム比較から見えてくる細菌の病原性と多様性−病原性大腸菌 
      O157を例として(林哲也)
      1.大腸菌の多様性と病原性大腸菌O157 2.O157のゲノム解読とK-12とのゲノム比較 
       3.O157に特異的な遺伝子群 4.O157の多様性 5.今後のEHECゲノム解析
      
    5 ヘリコバクター・ピロリが胃粘膜障害を引き起こすメカニズム(平山壽哉)
      1.ヘリコバクター・ピロリという病原細菌 2.ヘリコバクター・ピロリの病原因子 
       3.ヘリコバクター・ピロリに関連する胃疾患
      
    6 レジオネラの基礎研究−病態と病原性(吉田真一)
      1.レジオネラとその感染症−素描 2.レジオネラ感染のトピックス
      
    7 自然免疫を握るカギ−Toll-like receptorによる微生物の認識(竹田潔 審良静 
      
      男)
      1.Toll-like receptorによる病原体微生物の認識機構 2.TLRを介した細胞内シグ 
      ナル伝達 3.今後の研究の展開
    =============================================================================== 
      
    バイオ試薬調製ポケットマニュアル
      欲しい溶液・試薬がすぐつくれるデータと基本操作
    I 部 溶液・試薬データ編
    第1章 基本溶液
      1.酸とアルカリ
       塩酸/酢酸/水酸化ナトリウム/水酸化カリウム
      2.塩溶液
       塩化ナトリウム/塩化カリウム/塩化マグネシウム/酢酸マグネシウム/酢酸ナト 
      リウム/酢酸カリウム/塩化カルシウム/酢酸アンモニム/硫酸マグネシウム
      3.緩衝液(バッファー)
       トリス塩酸バッファー/トリス酢酸バッファー/HEPESバッファー/MOPSバッファ 
      ー/リン酸バッファー/酢酸ナトリウムバッファー/クエン酸ナトリウムバッファー
      4.その他
       EDTA/SDS/サルコシル/非イオン性界面活性剤(BriJ 58,Nonidet P-40, 
      Triton X-100,Tween 20,Tween 80)/ショ糖
    第2章 遺伝子工学実験
      1.保存溶解溶液
       TE/T50E1/TEN/DEPC水
      2.核酸の抽出
       アルカリ溶解法:溶液 I/アルカリ溶解法:溶液 II/アルカリ溶解法:溶液 
      III/リゾチーム/STET/STETL/TNM
      3.核酸の精製と検出
       水飽和フェノール/トリス・フェノール/CIA/フェノール・クロロホルム/70% 
      エタノール/エチジウムブロマイド/DNA沈殿用PEG/プロナーゼ/プロテナーゼK/ 
      DNaseフリーRNase
      4.ヌクレオチド
       dNTP/rNTP/ddNTP
    第3章 核酸解析実験
      1.制限酵素反応液
       Lowバッファー/Mediumバッファー/Highバッファー/KClバッファー/Sal I バッ 
      ファー/Tバッファー
      2.修飾酵素反応液
       T4ポリヌクレオチドキナーゼ/アルカリホスファターゼ/T4 DNAリガーゼ
      3.合成酵素反応液
       クレノーフラグメント/PCR
      4.ハイブリダイゼーション
       SSC/SSPE/脱イオンホルムアミド/デンハルト/サザンブロッティング溶液/サ 
      ザンハイブリダイゼーション溶液
    第4章 タンパク質実験
      1.抽出溶液
       細胞溶解液/タンパク質抽出液
      2.安定化剤
       ATP(タンパク質用)/DTT/アジ化ナトリウム/プロテアーゼインヒビター(アプ 
      ロチニン,ロイペプチン,ペプスタチンA,PMSF,p-APMSF,アンチパイン,キモスタ 
      チン)
      3.免疫学的実験
       ウェスタンブロッティング溶液/タンパク質転移溶液/ブロッキング溶液/免疫沈 
      降反応結合液
      4.その他
       グルタチオン/硫酸アンモニウム/イミダゾール/TCA
    第5章 電気泳動
      1.電気泳動バッファー
       TAE/TBE/SDS-PAGE泳動バッファー
      2.核酸用ゲル
       アガロースゲル/アクリルアミド溶液/ポリアクリルアミドゲル/シークエンスゲル
      3.核酸用サンプルバッファー,染色液
       DNA染色液/通常ゲル用ローディングバッファー/変性ゲル用ローディングバッファー
      4.タンパク質ゲル用試薬
       SDSポリアクリルアミドゲル/SDSサンプルバッファー/CBB染色液/脱色液/銀染 
      色用溶液
    第6章 大腸菌実験
      1.培地
       LB培地/SOB培地/SOC培地/NZYM培地/M9培地
      2.培地添加物
       寒天/抗生物質(大腸菌実験用)(アンピシリン,カナマイシン,ストレプトマイ 
      シン,クロラムフェニコール,テトラサイクリン)/IPTG/X-gal
      3.ファージ実験用試薬
       SMバッファー/ファージ沈殿液
    第7章 細胞培養
      1.生理的塩溶液
       Earle液/PBS/TBS/HBS
      2.培養液用添加物
       グルタミン溶液/炭酸水素ナトリウム/軟寒天培地/抗生物質(細胞培養用)(ペ 
      ニシリンG,ストレプトマイシン,カナマイシン,ツニカマイシン,アンフォテリシ 
      ンB,G418)
      3.その他
       トリプシン溶液/トリパンブルー/トランスフェクション溶液
    II 部 基本操作編
    第1章 基本溶液
      1.計量器具
       1.計量器具の特性/2.計量器具の材質と洗浄
      2.濃度計算と確認
       1.濃度計算/2.分光光度計の使い方:手動操作の場合/3.濃度の確認
      3.秤量とメスアップ
       1.天秤/2.メスアップ
      4.試薬と水のグレード
       1.試薬/2.水
      5.pHとバッファー
       1.pH/2.水溶液のpH/3.pHメーター/4.バッファー(緩衝液)
      6.容器の材質と保存条件
       1.材質の選定/2.保存容器の強度と安全性/3.保存条件
      7.器具と試薬の滅菌
       1.ビンの滅菌/2.溶液の滅菌/3.滅菌が必ずしも必要でないもの
    第2章 遺伝子工学実験
      1.核酸の保存と安定性
       1.DNA/2.RNA
      2.核酸の沈殿・濃縮
       1.塩濃度/2.沈殿剤/3.後処理
      3.分光光度計による核酸の定量
      4.DNAの断片化
      5.RNA実験のポイント
       1.細胞からのRNA抽出/2.2次的RNase汚染の防止/3.物理化学的安定性の維持
    第3章 核酸解析実験
      1.DNAの変性とTm
       1.DNAの変性法/2.Tmとは
      2.核酸精製用ゲルろ過
      3.透析
       1.透析チューブの前処理/2.透析
    第4章 タンパク質実験
      1.タンパク質定量法
       1.乾燥重量法/2.ビウレット(Biuret)法/3.ローリー(Lowry)法/4.ビシンコ 
      ニン酸(Bicin- choninate)法(BCA法)/5.クーマシーブルーG法(Bradford法)/ 
      6.紫外部吸収法(UV法)
      2.タンパク質の精製法
       1.沈殿/2.膜分画/3.電気泳動/4.遠心分離/5.クロマトグラフィー
      3.濃縮法
       1.沈殿/2.クロマトグラフィー/3.限外ろ過 /4.脱水/5.凍結乾燥
    第5章 電気泳動
      1.分子量マーカーとその分離パターン
       1.アガロースゲルによるDNAの分離/2.ポリアクリルアミドゲルによるDNAの分離/ 
      3.SDS-PAG Eによるタンパク質の分離
      2.ゲルからの試料の抽出
       1.DNAをアガロースゲルから/2.DNAをポリアクリルアミドから/3.タンパク質をア 
      クリルアミド から
      3.ゲル保存法
       1.代表的保存法
    第6章 大腸菌実験
      1.プレート作製法
      2.代表的大腸菌の遺伝型
      3.プラスミドの導入
       1.トランスフォーメーション(形質転換)
    第7章 細胞培養
      1.細胞の凍結保存
      2.細胞数の計測
       1.血球計算板による細胞測定法/2.それ以外の細胞測定法
      3.固定染色法
      4.培養容器の規格
      5.血清の準備
       1.血清の種類/2.保存/3.血清の非動化/4.血清のロットチェック/5.マイコプラ 
      ズマチェ ック
    付 録
       1.ラジオアイソトープデータ/2.遠心力/3.おもなバッファーの適用pH範囲/4.硫 
      安(硫酸アンモニウム)溶液の濃度/5.アミノ酸/6.紫外部吸収とタンパク質濃度/ 
      7.核酸とタンパク質の換算式/8.酵素反応液/ 9.大腸菌のベクター/10.有用URL
     =============================================================================== 
      
    初めてでもできる
      共焦点顕微鏡活用プロトコール
      観察の基本からサンプル調製法,学会・論文発表のための画像処理まで
    1章 共焦点顕微鏡観察の基礎
       1 蛍光顕微鏡と共焦点観察
      高田邦昭
       2 蛍光顕微鏡のしくみ
         −蛍光顕微鏡になじもう
      村上 徹
       3 共焦点顕微鏡のしくみと使い方
         −仕掛けがわかればキレイに撮れる
      村上 徹
    2章 実験法各論
      1.蛍光抗体染色
       1 細胞や組織標本のつくり方
      松崎利行 高田邦昭
       2 蛍光抗体染色の実際
      青木武生 高田邦昭
       3 多重染色法
      萩原治夫 高田邦昭
    2.GFP標識法
       1 GFPによる標識
         −共焦点顕微鏡でできること
      松田賢一 河田光博
    3.その他の蛍光プローブを用いた蛍光標識
       1 多様な蛍光プローブ
         −これらのプローブで何を見られるか
      秋元義弘 川上速人
    4.ライブセルイメージング
       1 装置のセットアップとGFPタイムラプス観察の実際
      柏木香保里 齋藤尚亮
       2 FRET
         −GFPを用いたFRETによるタンパク質-タンパク質
          相互作用の可視化
      西 真弓 河田光博
       3 FRAPによるGFP融合分子の解析
      和栗 聡
       4 カルシウムイメージングの原理と実際
      佐藤洋一 佐藤 仁
    3章 画像処理から発表まで
       1 共焦点画像取り扱いの基礎知識
      宮東昭彦
       2 画像処理ソフトの使い方から学会発表・印刷の
         注意点まで
      宮東昭彦
    4章 新しいテクノロジーの紹介
       1 LSM 510 METAを用いたEmission Fingerprinting法
         −マルチスペクトル共焦点レーザー顕微鏡がひらく
          多重蛍光観察
      西 真弓 河田光博
       2 マルチフォトンレーザー顕微鏡
         −光による計測と制御
      田邉卓爾 高松哲郎
       3 デコンボリューション顕微鏡法
         −三次元ライブセルイメージングを可能にする
          新しい画像解析法の原理
      鈴木健史 高田邦昭
       4 ニポウ板を使った共焦点顕微鏡
         −生きた細胞や組織を高速で観察する
      万井弘基 田中秀央 高松哲郎
    付録
       画像ファイル形式
       −メーカー独自のファイル形式,汎用形式の解説と変換
      尾野道男
     =============================================================================== 
      
    分子生物学講義中継Part3
      発生・分化や再生のしくみと癌,老化を個体レベルで理解しよう
    1日目 発生・分化・形態形成で何が起きるか
      I.発生初期ではどのようなことが起きるのか
      1.ウニの初期発生/2.カエルの初期発生/3.ニワトリの初期発生/4.ヒトの 
      初期発生
      II.発生のしくみ
      1.高校の復習/2.発生が遺伝子の言葉で語れるようになった
      III.ボディープランを司るもの
      1.動物には頭尾、背腹、左右の軸がある/2.ショウジョウバエの発生/3.前後 
      (頭尾)軸をつくるもの/4.背腹軸の形成/5.前後軸と背腹軸は共に細胞・領域 
      の運命を決める/6.左右非対称性/7.オーガナイザーの実体/他
    2日目 エピジェネティクス 〜分化を担う遺伝子発現制御
      I.エピジェネティクスとは
      1.ジェネティクスとエピジェネティクス/2.エピジェネティクスの機構
      II.クロマチン構造の変化とエピジェネティクス
      1.エピジェネティクスとDNAのメチル化/2.ヒストンコード/3.クロマチン構 
      造に影響するものはまだある/他
      III.その他の転写調節とエピジェネティクス
      1.DNAのトポロジー変化/2.遺伝子発現調節のタイプ/3.非翻訳RNA
    3日目 幹細胞と再生のメカニズム
      I.幹細胞と再生
      1.ヒト組織の再生/2.生理的再生系組織の再生/3.条件再生系組織の再生/他
      II.幹細胞というもの
      1.幹細胞の種類/2.骨髄の幹細胞/3.幹細胞の可塑性/4.幹細胞の階層性/ 
      5.幹細胞の働きと制御/他
      III.プラナリアの再生
      1.プラナリアほど再生できる動物は少ない/2.再生のプロセス/3.プラナリア 
      には幹細胞がたくさんいる/他
      IV.イモリの再生もたいしたものである
      1.再生芽から肢芽ができる/2.レンズも再生する/3.何をどう再生するのか/ 
      4.四肢再生の原理
      V.体性幹細胞を用いた再生医療
      1.多能性幹細胞のヒトへの応用は始まっている/2.再生医療に応用される幹細胞 
      /3.各組織の再生医療/4.胎児期の元気な幹細胞を凍結保存する/5.多能性幹 
      細胞は間違い?
      VI.胚性幹細胞を用いた再生医療
      1.再生医学分野で胚性幹細胞をどう使うのか/2.ES細胞の培養
    4日目 癌の原因を探る
      I.癌とは何か
      1.言葉の整理/2.癌は死因のトップ/3.癌細胞の4つの特徴
      II.癌の原因
      1.癌の原因は癌遺伝子ができるため/2.化学的原因/3.物理的原因/4.生物 
      学的原因
    5日目 遺伝子からみた癌
      I.癌遺伝子というもの
      1.癌遺伝子はどんな働きをする遺伝子なのか/2.RNA型癌ウイルスの癌遺伝子は 
      癌の自律的増殖の原因である/3.ヒトの癌組織の癌遺伝子/4.RNA型癌ウイルス 
      の癌遺伝子は細胞由来
      II.癌抑制遺伝子というもの
      1.Rb遺伝子/2.p53遺伝子/3.ほかにもたくさんの癌抑制遺伝子が見つかって 
      いる/4.DNA型癌ウイルスの癌遺伝子の働き/5.多くの癌では、癌遺伝子と癌抑 
      制遺伝子の両方に変異が起きている
      III.アポトーシスと癌
      1.アポトーシスとは/2.bcl-2の働き/3.アポトーシスを抑制するほかの癌遺 
      伝子/4.p53によるアポトーシス誘導
      IV.p53変異の重要性
      1.G1チェックポイントが働らかなくなる/2.アポトーシスが起きにくくなる/ 
      3.ミューテーターである/4.癌が個性的であることへの答えでもある
      V.エピジェネティックな変化
      1.エピジェネティックな発現調節/2.癌ではメチル化異常が広く見られる/3. 
      突然変異の原因としてのメチル化C
      VI.細胞の不死化にかかわる遺伝子
      1.不死化しなければ癌組織になれない/2.ヒト正常体細胞は有限分裂寿命/3. 
      テロメアというもの/4.細胞の不死化/5.テロメラーゼの役割はテロメア延長だ 
      けなのか
    6日目 癌細胞から癌組織への道のり
      I.癌化の過程を調べる
      1.培養細胞による発癌実験/2.培養細胞のトランスフォーメーションで見られる 
      変化/3.動物(in vivo)でないとわからないこと
      II.社会性の喪失にかかわる遺伝子
      1.細胞の社会性/2.癌細胞の社会性喪失/3.細胞骨格アクチン線維の消失/ 
      4.足場非依存性、造腫瘍性との関係
      III.転移にかかわる遺伝子
      1.浸潤と転移/2.プロテアーゼ/3.異種細胞との接着の変化/4.転移能にか 
      かわる遺伝子と癌征圧
      IV.免疫
      1.免疫力の低下と癌の発生/2.どうやって免疫機構が癌をやっつけるか/3.で 
      きてしまった癌に効くか/4.免疫療法に期待する
      V.血管の進入
      1.血管新生とは/2.血管新生の刺激/3.血管内皮細胞は遊走する/4.癌組織 
      の中で血管の網目をつくる/5.血管新生の抑制
      VI.癌治療と基礎研究とのつながり
      1.遺伝的な癌/2.癌を治す/3.癌を予防する
    7日目 老化とは?〜衰える機能と増殖能
      I.老化とは何か
      1.老化して死ぬのは当たり前か/2.言葉の整理/3.日本人の平均寿命は世界一 
      /4.老化のしくみ
      II.老化と生活習慣病
      1.横断的老化研究/2.縦断的老化研究/3.生活習慣病/4.生活習慣病の各論
      III.生物界における老化と寿命
      1.ここから何を学ぶか/2.遺伝子レベルの共通性
    8日目 老化のメカニズム
      I.傷はいつでもでき、修復は常に不完全である
      1.ヒトの老化のしくみ/2.エラーの蓄積/3.生体高分子に損傷を与えるもの/ 
      4.老化を防止し寿命を延ばす/5.相関するパラメータは酸素消費量だけではない
      II.老化プロセスへの遺伝子の関与
      1.最大寿命という遺伝的プログラム/2.実験的長寿系/3.遺伝的早老症/4. 
      実験的早老症モデルマウス/5.老化遺伝子はあるのか
      III.ヒトの老化を司る老化時計はある
      1.テロメア短縮と老化/2.細胞老化はヒト老化の原因か/3.細胞の機能的な老 
      化/4.細胞の若返り/5.不死化細胞の利用
    【コラム】
      ・胚体をつくるゲノムと胎盤をつくるゲノム
      ・哺乳類の胚はなぜサンドイッチ型に近いのか
      ・個体の大きさを決めるもの
      ・脳だらけ
      ・生きてる? 死んでる?
      ・解析的手法の必要性と限界
      ・GPIアンカータンパク質
      ・コラーゲンを食べればピチピチお肌を保てるか
      ・老化にかかわる遺伝子の多くは致死遺伝子ではない
      /他,多数
     =============================================================================== 
      
    細胞培養なるほどQ&A
      意外と知らない基礎知識+とっさに役立つテクニック
    1章 実験室に入る前に−これだけは最低限知っておきたい−
      1 全くの初心者なんですけど・・・.細胞の培養ってどんなことをするの?◇許南浩
      2 培養に特有の用語を教えて!◇許南浩
      3 なぜ滅菌をする必要があるの?◇宮崎正博
      4 服装は他の実験と同じでいいの?◇許南浩
    2章 知っているようで,意外に知らない基礎知識
      5 どうして培養細胞を使って実験をするのですか?◇許南浩
      6 どんな細胞でも培養できるの?◇許南浩
      7 初代培養細胞とか細胞株とかいうのは何?◇許南浩
      8 細胞はいつまでも生き続けるの?◇許南浩
      9 細胞の名前はどうやってつけるの?◇許南浩
      10 培養細胞を使う実験を計画する際には,どんなことに注意すればいいのでしょう 
      か?◇許南浩
      11 実験に使う細胞を選ぶにはどうすればいいのでしょうか?◇許南浩
      12 細胞を入手するにはどうすればいいの?◇水澤博
      13 培養細胞の種類を見分けるにはどうすればいいの?◇許南浩
      14 どうして浮いている細胞や底に着いている細胞があるの?◇榑松美治
      15 細胞についてのいろいろな情報を手に入れたいときは?◇水澤博
      16 実験に関係する文献を調べる方法は?◇許南浩
      17 細胞って誰のもの?(細胞培養をめぐる倫理問題)◇増井徹
    3章 培養器具・機器の準備と維持
      18 培養の実験を始めるときには,最少限どのような器具や機器が必要なの?◇宮崎 
      正博
      19 同じクリーンベンチで細菌と細胞を培養しても問題ないの?◇榑松美治
      20 インキュベーターになぜ炭酸ガスが要るの?◇宮崎正博
      21 インキュベーターの最下段にある金属トレイには何を入れてあるの?◇宮崎正博
      22 クリーンベンチの手入れは? 紫外線ランプはいつもつけておく必要があるの? 
      ◇宮崎正博
      23 滅菌法の使い分けは?◇宮崎正博
      24 4℃,−20℃,−80℃,液体窒素の使い分けは?◇宮崎正博
      25 培養細胞は位相差顕微鏡でなぜよく見えるの?◇宮崎正博
      26 ピペットの使い分けは? 綿栓て本当に必要なの?◇宮崎正博
      27 ガラス器具の洗い方は?◇宮崎正博
      28 培養ディッシュやフラスコの使い分けは?◇宮崎正博
      29 ディッシュのコーティングというのは何?◇宮崎正博
    4章 培地
      30 培地には,どんなものがあるの?◇星宏良
      31 よく使われる培地(DMEM,ハムF12など)はどうやって開発されたの?◇星宏良
      32 培地はどうやって選べばいいの?◇星宏良
      33 培地に赤っぽい色がついているのはなぜ?◇星宏良
      34 培地を作るための水は水道水じゃダメ?◇星宏良
      35 血清には何が入っているの?◇星宏良
      36 血清の非働化って何?◇星宏良
      37 血清の選び方は?◇星宏良
      38 血清のロットチェックって何?◇星宏良
      39 無血清培地を使うってどんな意味があるの?◇星宏良
      40 Conditioned medium( 馴化培地)って何?◇星宏良
      41 培地にはどんな抗生物質をどれだけ加えればいいの?◇星宏良
      42 液体培地を作ったら,どのぐらい保存できるの?◇星宏良
      43 指定の培地や血清を使わないと細胞は死ぬの?◇星宏良
    5章 培養操作
      44 培養を始める前に準備することは?◇宮崎正博
      45 培地は暖めておく必要があるの?◇宮崎正博
      46 培地はどのぐらいの頻度で換えるの?◇宮崎正博
      47 細胞を継代するタイミングは?◇榑松美治
      48 細胞を継代するときはどんな操作が必要なの?◇榑松美治
      49 ピペッティングは何回ぐらいすればいいの?◇榑松美治
      50 細胞を播き込む数はどのぐらいが適当?◇榑松美治
      51 実験期間中,どのぐらいの頻度で細胞を観察すればいいの?◇榑松美治
      52 遠心の条件で「rpm」と「g」があるけど,違いは何?◇榑松美治
      53 遠心はどの程度にするの?◇榑松美治
      54 培地ビンや培養容器のフタはいつも閉めておいた方がいいの?◇榑松美治
      55 培地,器具などの廃棄,処理法は?◇榑松美治
      56 細胞って,流しに捨ててもいいの?◇榑松美治
      57 細胞が生きているかどうか調べる方法は?◇榑松美治
      58 細胞がどのぐらい増えているか,調べる方法は?◇榑松美治
    6章 コンタミネーション・バイオハザード
      59 培養に関係するバイオハザードって何?◇許南浩
      60 癌細胞が手についてしまいました.癌になる可能性は?◇許南浩
      61 コンタミネーションって何?◇許南浩
      62 どうやって培養細胞のコンタミを見つけるの?◇水澤博,許南浩
      63 マイコプラズマって何?◇水澤博
      64 マイコプラズマに感染すると,なぜ問題なの?◇水澤博
      65 マイコプラズマ感染を防ぐための注意点は?◇水澤博
      66 微生物に感染したかも・・・.コンタミが起こった細胞の処理法は?◇榑松美治
      67 大事な細胞がコンタミしてどうしても助けたいときは?◇榑松美治
      68 細胞と細胞のコンタミネーションってどうして起こるの? どうしたら防げる 
      の?◇水澤博
      69 細胞と細胞のコンタミネーションを見つける方法は?◇水澤博
    7章 細胞の保存・輸送
      70 細胞を凍結保存できるって本当? どんな細胞でもできるの?◇増井徹,許南浩
      71 細胞の凍結保存期間はどのぐらい?◇増井徹,許南浩
      72 細胞を凍結保存することにどんな意味があるの? よいことばかりなの?◇増井 
      徹,許南浩
      73 凍結保存に必要な機器は?◇増井徹,許南浩
      74 細胞を凍結保存する方法を教えて下さい. ◇増井徹,許南浩
      75 細胞を輸送するのはどうすればいいの?◇増井徹,許南浩
      76 細胞を受け取ってまずすることは?◇増井徹,許南浩
    8章 応用的な培養関連技術
      77 初代培養の方法を教えて下さい.◇鈴木崇彦
      78 細胞のクローニングの意味とやり方は?◇鈴木崇彦
      79 三次元培養って何?◇許南浩
      80 培養細胞に遺伝子を導入する方法は?◇鈴木崇彦
      81 分化誘導実験がうまくいかないのですが・・・.◇鈴木崇彦
      82 細胞の運動を調べる方法は?◇許南浩
      83 癌細胞か正常細胞かを区別する方法は?◇許南浩
    9章 トラブルが起こったら
      84 細胞が増えないで,死んでいくのですが?◇許南浩
      85 培地が急に黄色くなったのですが?◇許南浩
      86 最近,細胞の形が少しおかしいのですが?◇許南浩
      87 しばらく前と同じ実験をしているのに再現性がよくありません.原因は?◇許南浩
      88 最近,コンタミばかり起こるのですが?◇許南浩
      89 初代培養した細胞の生存率がよくないのですが?◇許南浩
      90 困ったときの駆け込み寺ってある?◇許南浩