羊土社 
2003年9月の書籍
 出版社  羊土社

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必ず上手くいく
遺伝子導入と発現解析プロトコール
簡便で汎用性に優れた導入法と,目的に応じた発現解析法がわかる!

1章 発現戦略−ゲノムからタンパク質へ遺伝子から遺伝子間相互作用へ
● 北村義浩

2章 物理化学的手法による遺伝子およびタンパク質導入法

1. リン酸カルシウム法/リポフェクション法● 三宅 智
2.エレクトロポレーション法による筋肉への遺伝子導入法● 宮崎純一
3.エレクトロポレーション法による子宮内胎仔脳への遺伝子導入● 田畑秀典,仲
嶋一範
4.超音波遺伝子導入法● 立花克郎
5.遺伝子銃による導入法● 井上貴文,上間 匡,相原優子,甲斐知恵子
6.組換えイムノジーン法● 鈴木正崇,高柳 淳,清水信義
7.タンパク質の細胞内導入法● 松下正之,富沢一仁,松井秀樹

3章 ウイルスベクターを用いた遺伝子導入法

1.レトロウイルスベクター−ポストゲノム研究の強力なツール● 北村俊雄
2.レンチウイルスベクター● 北村義浩
3.センダイウイルスベクター法● 加藤 篤
4.アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター● 松下 卓,岡田尚巳,小澤敬也
5.ヘルパー依存型(ガットレス)アデノウイルスベクターCre/loxPを利用したヘル
パーシステムを用いた方法● 三谷幸之介

4章 遺伝子発現解析法

1.レポーターアッセイ−ルシフェラーゼアッセイを中心に● 北村義浩,佐久間龍太
2.ウエスタンブロット法(化学発光)● 小林典子
3.ノーザンブロット● 仙波憲太郎
4.ハイブリダイゼーションプローブを用いたreal-time PCR法によるRNA定量● 山
田武司
5.免疫組織化学● 工藤千加子,仲嶋一範
6.フローサイトメトリーを用いた発現解析● 細谷紀彰,渡辺信和
7.レーザースキャニングサイトメトリー● 佐藤憲子

5章 遺伝子導入実験に関連した組換え実験指針
● 斎藤 泉

付録資料
・各種GFPに関する情報一覧● 松崎正晴,大久保昌孝
・Tag抗体リスト● 仲嶋一範,北村義浩

遺伝子導入関連情報
・ウイルス実験の一般的注意事項−ウイルス実験は怖くない−● 北村義浩
・<臨床での遺伝子導入1>先天異常に対する遺伝子導入プロトコール● 衛藤義勝
・<臨床での遺伝子導入2>悪性腫瘍に対する遺伝子治療の展望−近未来の医療・医学−● 大野典也

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ここまでできる
PCR最新活用マニュアル
トラブルシューティングから最先端の遺伝子解析法への応用まで
トコトン使える実践プロトコール

1章 PCRをはじめる前に−基礎知識と準備−
(1)概論−PCRの基礎と各項目へのナビゲーション◇佐々木 博己
   ⇒PCRの基本原理を知る
(2)目的別に使いわけるDNAポリメラーゼ◇青柳一彦
   ⇒DNAポリメラーゼの種類と特徴を知る
(3)PCRの装置の選び方◇青柳一彦
   ⇒サーマルサイクラーの種類と特徴を知る
(4)多様な鋳型DNA,RNAの調製法◇佐々木 博己
   ⇒鋳型の種類と調製法を知る
(5)プライマーの設計◇崎山徳起
   ⇒プライマー設計の基本と注意点を知る

2章 目的の遺伝子を増やす・伸ばす

(1)ゲノムPCR法◇河野隆志
   ⇒目的のゲノムDNA断片を増幅する
(2)コロニーやプラークからの直接PCR法◇佐々木 博己
   ⇒コロニー,プラークからインサートDNAを増幅する
(3)生体試料からの直接PCR法◇西村直行
   ⇒生体試料から目的のDNAを増幅する
(4)LA-PCR法◇佐々木 博己
   ⇒長いDNAを正確に増幅する
(5)Inverse PCR法◇佐々木 滋,河野隆志
   ⇒既知のDNA領域に隣接する未知のDNA領域を増幅する
(6)T7 transcriptionによるmRNA増幅とRT-PCR法◇大幸宏幸
   ⇒mRNAの定量,少量のmRNAからcDNAを合成する
(7)RACE法とSLIC法◇檀上稲穂
   ⇒mRNAの5’末端,3’末端領域をクローニングする

3章 遺伝子の構造・発現解析をする

(1)PCR産物のクローニングとその目的◇佐々木 博己
   ⇒PCR産物をクローニングし,さまざまな遺伝子解析に用いる
(2)PCR産物の塩基配列の決定:ダイレクトシークエンス法◇河野隆志,新井康仁
   ⇒多型,変異の同定,さまざまなPCRで増幅したDNA断片を確認する
(3)PCRを用いた遺伝子の変異導入法◇増井良治,岩井孝吉,倉光成紀
   ⇒各種変異を目的の位置に導入する
(4)遺伝子多型・変異の検出:
   PCR-RFLP法,完全欠失検出法, PCR-SSCP法,WAVE法◇河野隆志
   ⇒多型,変異を検出する
(5)マイクロアレイの弱点をフォローする遺伝子発現解析法◇青柳一彦
   ⇒マイクロアレイを使わずに複数の遺伝子の発現量を解析する,
    新規の遺伝子を同定する
(6)Real-time PCR法◇西岡真輔,河野隆志
   ⇒遺伝子の発現量を測定する
(7)メチル化解析:Methylation specific PCR法◇西岡真輔,河野隆志
   ⇒遺伝子のメチル化の頻度を知る
(8)テロメラーゼ活性の測定◇佐々木 博己
   ⇒テロメラーゼ活性のPCRによるビジュアル化
(9)Multiplex RT-PCR法◇森 和彦
   ⇒1本のチューブ中で複数の遺伝子の発現を定量する
(10)DegenerateおよびUniversalプライマーの活用法◇佐々木 博己
   ⇒遺伝子ファミリーの網羅的発現解析,新規遺伝子ファミリーの同定,
    新規細菌の同定,感染細菌の構成を把握する

4章 ごく少量のサンプルを網羅的遺伝子解析に利用する

(1)完全長cDNAの単離:オリゴキャッピング法◇鈴木 穣,菅野純夫
   ⇒完全長cDNAライブラリーを作製する
(2)全ゲノムDNAの増幅と半永久保存:PRSG法を中心として◇佐々木 博己
   ⇒全血DNAを網羅的に増幅し,保存する
(3)均一微少組織標本からの全ゲノムDNAの増幅 :LCM-PRSG法◇佐々木 博己
   ⇒均一微少組織標本からDNAを網羅的に増幅し,保存する
(4)マイクロアレイ解析のための微量RNAの増幅法:TALPAT◇青柳一彦
   ⇒微少RNAを網羅的に増幅する

付録:本書で紹介している主なキット&試薬一覧


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