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    1 情報とは何か2 バイオは情報環境を必要とする
 3 2003年から未来へ
 4 本書の構成
  
    第1章 配列の相同性(宮崎 
      智)  
      1 配列の相同性を評価するには?2 相同性検索入門
 3 配列アライメントの有意性の評価とe-value
 第2章 配列の整列(アライメント)(深海-小林 薫)  
      1 なぜ配列を整列させるのか2 ダイナミックプログラミングによる配列の整列とは
 3 3本以上の配列の整列(多重整列)のためのアルゴリズム
 4 スコア行列とギャップペナルティは,どのように決められているか
 5 多重整列から何を読みとるか
 第3章 生物と生命現象の分類・同定の手法(菅原 秀明)  
      1 表現形質による分類:階層的クラスター分析2 表現形質による分類:主成分分析
 3 遺伝子配列による分類
 4 遺伝子発現パターンの分類
 第4章 タンパク質立体構造のバイオインフォマティクス(太田 元規)  
      1 立体構造を知る2 立体構造を見る
 3 二次構造をアサインする
 4 立体構造を分類する
 5 二次構造予測
 6 立体構造予測
 第5章 パスウェイからみた遺伝子・ゲノム情報の活用(五十嵐 芳暢 五斗 進)  
      1 KEGG2 KO & SSDB
 3 代替経路の探索
 4 KEGG/EXPRESSIONデータベース
 5 ほかのパスウェイデータベース
 第6章 ゲノム配列のアノテーション(野口 英樹)  
      1 ゲノムからの遺伝子探索2 アノテーションの利用
 3 今後の展開
  
    1 主要組織適合性抗原結合性ペプチド予測(宇高 
      恵子 馬見塚 拓)  
      1 ポジショナルスキャニング2 質問学習法
 3 Qbag法とライブラリー法によるMHC結合性ペプチド探索
 2 遺伝子・ゲノムと機能の分子進化学的解析(遠藤 俊徳)  
      1 「相同である」ことと「相同性検索」2 遺伝子の突然変異と分子進化
 3 正の自然淘汰と進化速度の加速
 4 遺伝子重複と機能分化
 5 超優性(Overdominance)と多様性
 6 分子系統樹
 7 標準化系統樹
 8 比較ゲノム解析と進化
 3 細胞反応のシミュレーション(土井 淳 長崎 正朗 松野 浩嗣 宮野 悟)  
      1 細胞反応の表現とGON2 細胞反応のシミュレーション
 4 多型情報解析とシミュレーション(遠藤 俊徳)  
      1 遺伝子とローカス・アリール2 形質とフィノタイプ・ジノタイプ
 3 連鎖不平衡とローカスマーカー
 4 シミュレーション
 5 今後の展望
 5 データベースから出発する創薬(松尾 洋)  
      1 ゲノムから構造化プロテオームへ2 残された創薬ターゲット
 3 マルチターゲティング創薬の可能性と必然性
 4 バイオインフォマティクスの技術革新
 6 薬物代謝酵素P450データベース(北島 正人)  
      1 P450遺伝子アノテーションデータベース2 薬物代謝情報データベース
 7 Real time PCRと系統アレイを用いた微生物相の網羅的解析方法(江崎 
      孝行)  
      1 マイクロアレイに固定する細菌の種類2 微生物に共通なDNAの抽出方法
 3 遺伝子増幅
 4 Realtime monitor
 5 PCR産物標識とマイクロアレイを使った解析
 6 常在菌の中の病原体の推測
  
    ======================================================= タンパク質がわかる 概論 21世紀のタンパク質研究(竹縄 忠臣)  
     
      1 タンパク質の構造とドメイン2 タンパク質の基本的扱い方
 3 タンパク質の構築と運命
 4 タンパク質の機能
 5 タンパク質の機能調節と翻訳後修飾
 6 タンパク質の動きを可視化する
  
    第1章 タンパク質とは何か(末次 
      志郎)  
      1 タンパク質の構造1)一次構造
 2)二次構造
 3)三次構造
 4)四次構造
 2 触媒活性(酵素活性)
 3 タンパク質の分離同定
 1)電気泳動
 2)タンパク質の可溶化,分画
 3)カラムクロマトグラフィー
 4)ペプチドシークエンスと質量分析
 4 今後の展開
 第2章 タンパク質合成(姫野 俵太)  
      1 翻訳装置1)tRNA
 2)mRNA
 3)リボソーム
 2 翻訳プロセス
 1)アミノアシル化
 2)開始
 3)伸長
 4)終結
 3 変則的翻訳と翻訳レベルにおける遺伝子発現調節
 第3章 分子シャペロン(南 康文)  
      1 さまざまな分子シャペロンの共同作業2 タンパク質合成の初期に活躍するHsp70
 3 大腸菌と真核生物のシャペロニン
 4 ベールを脱ぎ始めたHsp90
 第4章 細胞内タンパク質分解―メカニズムとバイオロジー(田中 啓二)  
      1 細胞内タンパク質分解機構2 ユビキチンシステム
 3 プロテアソームシステム
 4 リソソーム/液胞システム
 5 多種多様なタンパク質分解システム
 第5章 タンパク質の輸送と細胞内局在(中山 和久 中村 暢宏 申 惠媛)  
      1 小胞輸送の基本過程2 被覆小胞の種類と機能
 1)COPII被覆小胞
 2)COPI被覆小胞
 3)クラスリン被覆小胞
 3 輸送小胞と標的オルガネラ膜との融合
 4 ゴルジ体槽間の輸送―槽成熟モデル
 第6章 ドメイン構造(神田 大輔)  
      1 タンパク質ドメインとは2 ドメインの発見と命名
 3 多様なドメインの種類
 4 ドメインの機能
 5 ドメインの立体構造
 6 2つのドメインの組合わせ
 7 モザイクアーキテクチャーによるタンパク質のデザイン
 8 ドメインの相対配置変化による機能調節
 9 特化した生化学機能をもつドメイン
 10 多機能ドメイン
 11 ドメインの利用
 第7章 タンパク質修飾―リン酸化,アセチル化,メチル化(河尻 愛恵 稲垣 昌樹)  
      1 タンパク質のリン酸化1)キナーゼ自身の構造変化によるリン酸化と活性化機構
 2)細胞周期におけるタンパク質のリン酸化・脱リン酸化による制御
 3)細胞骨格のリン酸化による構築制御
 4)タンパク質リン酸化を介したシグナル伝達
 2 タンパク質のアセチル化
 3 タンパク質のメチル化
 第8章 細胞の形とタンパク質(山城 佐和子 馬渕 一誠)  
      1 細胞骨格タンパク質の基本的性質1)アクチン
 2)微小管
 3)中間径フィラメント
 2 アクチン細胞骨格の調節機構
 1)アクチン調節タンパク質
 2)アクチン調節タンパク質の活性制御機構
 3)Rhoファミリータンパク質
 
    1 研究用タンパク質試料の大量発現(本庄 
      栄二郎 黒木 良太) 
      1 タンパク質発現の目的と宿主の選択2 大腸菌でのタンパク質発現とリフォールディング
 1)可溶性球状タンパク質
 2)封入体とリフォールディング
 3 分泌発現
 1)分泌タンパク質
 2)膜タンパク質
 4 タンパク質大量発現のための工夫
 1)使用コドンの変更
 2)融合発現
 3)ドメイン領域ごとの発現
 4)構造の不安定化要因の除去
 2 原子レベルでの高次構造解析(池上 貴久 中川 敦史) 
      1 X線結晶構造解析1)X線結晶構造解析の特徴
 2)最新のX線結晶構造解析法
 2 NMR
 1)立体構造の解析
 2)動的構造の解析
 3)相互作用部位の解析など
 3 プロテオーム解析の最新技術と展望(石濱 泰 小田 吉哉) 
      1 質量分析(MS)によるタンパク質の分析2 基礎研究におけるプロテオミクスの現状
 3 相互作用解析
 4 翻訳後修飾解析
 5 プロテイン・アレイ
 6 臨床プロテオミクスから創薬プロテオミクス
 4 タンパク質の構造変化・代謝異常と神経変性疾患(多留 偉功 中矢 正 鈴木 利治) 
      1 アルツハイマー病1)原因タンパク質
 2)Aβペプチド
 3)Aβワクチン療法
 2 プリオン
 1)プリオン病
 2)プリオンタンパク質
 3)治療法
 5 蛍光タンパク質が面白い理由(宮脇 敦史) 
      1 蛍光タンパク質の研究の歴史2 GFPの発色団のでき方
 3 GFPが蛍光を発する理由
 4 異なるスペクトルを示すGFP変異体
 5 オワンクラゲGFP以外の蛍光タンパク質
 6 蛍光タンパク質へのこだわり
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