羊土社 
2003年6月の書籍
 出版社  羊土社

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ポストゲノムの主役へ,その多彩なはたらき(中村 義一)
1 脇役から桧舞台へ
2 マテリアルとしてのRNA
3 ネットワークを織りなす調節システム
4 ゴールドラッシュのRNA研究
5 RNAのアポロ計画

基本編

第1章 RNAとは(井上 丹)
1 RNAの組成
2 RNAの合成
3 翻訳
4 RNAプロセッシングとスプライシング 
5 リボザイム
6 ノンコーディングRNAとマイクロRNA
第2章 RNAのプロセッシング(前田 明 大江 賢治)
1 rRNA前駆体のプロセッシング
2 グループI・グループIIイントロンのスプライシング
3 tRNA前駆体のプロセッシング
4 mRNA前駆体のプロセッシング
5 選択的スプライシング
6 エキソン・スプライシングエンハンサー
7 スプライシングに依存するmRNA核外輸送とNMD
第3章 RNAの運命(塩見 美喜子)
1 mRNA核外輸送
2 mRNAの安定性と分解
3 mRNAの細胞質内局在
第4章 タンパク質生合成(松藤 千弥)
1 遺伝暗号
2 タンパク質生合成のシステム
3 翻訳と他の細胞内過程のネットワーク
4 タンパク質生合成の調節
5 リコーディング
第5章 RNA・タンパク質相互作用(濡木 理)
1 タンパク質によるRNAの認識
2 RRMドメインによるRNAの認識 −構造を取らないRNAを塩基特異的に認識−
3 アミノアシルtRNA合成酵素によるtRNAの認識−構造を取るRNAを塩基特異的に認識−
4 RNA修飾酵素によるtRNAの認識−構造を取るRNAを塩基非特異的に認識−
5 RNAヘリカーゼによるtRNAの認識 −構造を取らないRNAを塩基非特異的に認識−
第6章 RNAの構造(河合 剛太)
1 NMRによるRNA構造の解析方法
2 RNAの立体構造
3 今後の展開
第7章 疾病とRNA(片岡 直行)
1 mRNAプロセッシングと疾患
2 U snRNP生合成と疾患
3 tRNA修飾と疾患
4 リボソームRNAプロセッシングと疾患
5 翻訳と疾患

トピックス編

1 RNAi(安田 純)
1 RNAiの分子機構と生理学的意義
2 RNAiの哺乳類への応用
2 RNAと品質管理(稲田 利文)
1 酵母におけるNMD
2 高等真核生物におけるNMD
3 ナンセンス変異依存選択的スプライシング
4 新たなRNA品質管理システム
3 tRNA擬態タンパク質 RNAの世界に擬態して潜り込んだタンパク質たち(伊藤 耕一)
1 はじめに−RNAが中心の翻訳反応
2 翻訳反応系における分子擬態
3 終止コドンに対応する,tRNA擬態分子「ペプチド鎖解離因子」
4 RNAと創薬(神津 知子 田中 陽一郎)
1 遺伝子ノックダウン
2 RNAアプタマー
3 RNA医薬品の開発
5 神経系におけるRNA結合タンパク質を介した 遺伝子発現調節機構(赤松 和土  岡野 栄之)
1 神経分化制御に関与するRNA結合タンパク質
2 神経細胞の機能に関与するRNA結合タンパク質
6 リボソーム(ribosome is ribozyme)(鈴木 勉)
1 リボソームの立体構造
2 30Sサブユニットにおける遺伝暗号解読機構
3 50Sサブユニットにおけるペプチド転移反応
4 リボソームトンネルによる翻訳制御機構

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バイオ実験英語でトライ!
バイオ研究者のための基本英会話

Section I:イラストでわかる実験室での英語表現

Chapter1 意外に知らない実験機器の名前

(1)実験台の周辺
(2)計量台の周辺
(3)DNA実験の実験台周辺
(4)暗室
(5)細胞培養室
(6)クリーンベンチの周辺

Chapter2 目で見てわかるニュアンスのちがい

(1)水の種類
(2)混ぜる操作
(3)泳動ゲルの種類と分子量
(4)泳動ゲルおよびメンブレンの染色法
(5)実験材料の保存

Section II:Let’s speak! 〜実験中の英会話

Chapter1 実験の準備

(1)実験をはじめる前に
   1. 実験室での服装
   2. 実験計画
(2)試薬/器具の準備
   1. 試薬の準備
   2. 器具の準備
(3)試薬の取り扱い
   1. 試薬の調整
   2. 試薬の保存
(4)実験を終えて
   1. 廃液処理
   2. 実験機具の扱い

Chapter2 DNA実験をする

(1)DNAを抽出する
   1. エタノール沈殿
   2. フェノール抽出
(2)培地の準備をする
   1. 培地の作製(液体培地,寒天培地)
   2. プレート培養
(3)大腸菌を培養する
   1. 少量培養
   2. 大量培養
(4)プラスミド調整
   1. アルカリプレップ
   2. 市販のキットを用いる
(5)制限酵素処理と電気泳動
   1. 制限酵素処理/電気泳動
(6)サブクローニング
   1. インサートDNAの準備
   2. ベクター調整
   3. ライゲーション
   4. インサートDNAのチェック
(7)形質転換(トランスフォーメーション)
   1. 塩化カルシウム法
   2. エレクトロポレーション法
(8)発現解析を行う
   1. PCR法−(1)プライマーのデザイン
   2. PCR法−(2)PCR装置の設定
   3. ノーザンハイブリダイゼーション
   4. RNAaseプロテクションアッセイ
(9)塩基配列の決定(DNAシークエンス)
   1. 電気泳動
   2. オートシークエンサーを用いた解析
(10)データ解析とホモロジー検索
   1. エレクトロフェログラム
   2. データベース

Chapter3 タンパク質実験をする

(1)タンパク質の精製
   1. タンパク質の抽出
   2. タンパク質の分離精製(透析)
(2)精製タンパク質の分析
   1. タンパク質の定量
   2. タンパク質の分子量測定
(3)タンパク質の活性測定
   1. DNA結合活性測定
   2. DNA結合部位決定法
(4)タンパク質の機能調節の解析
   1. ウエスタンブロッティング
   2. 免疫沈降法
   3. Twoミハイブリッドシステム
(5)タンパク質の分布の解析
   1. in vivoでの検出
   2. in vitroでの検出

Chapter4 細胞培養をする

(1)培養器具/培養液の準備
   1. 滅菌と洗浄
   2. 培地をつくる
(2)細胞の準備
   1. 凍結細胞の取り出し
   2. 凍結細胞の融解
(3)細胞の観察
   1. 肉眼での観察
   2. 顕微鏡での観察
(4)細胞の継代
   1. 前準備
   2. 継代
(5)細胞数の測定
   1. 細胞浮遊液の調整
   2. 血球計算板での計測
(6)細胞のクローニング
   1. コロニーの選定
   2. 細胞の回収
(7)細胞の保存
   1. 細胞懸濁液
   2. 凍結
(8)培養実験を終えて
   1. 培養器具の処理
   2. 培養液の処理

Section III:4コマ漫画でシミュレーション〜実験結果を報告しよう!

(1) インサートの確認:制限酵素でDNAが切れない
(2) インサートの確認:制限酵素で予想外の断片が出る
(3) 形質転換の結果:コロニーが形成されない
(4) 形質転換の結果:セルフライゲーションのコロニーのみ形成
(5) PCR産物の確認:増幅バンドが検出されない
(6) PCR産物の確認:非特異的バンドが多い
(7) ノーザンブロッティングの結果:バンドが検出されない
(8) ノーザンブロッティングの結果:バックグラウンドが高い
(9) ウエスタンブロッティングの結果:バンドが検出されない
(10) ウエスタンブロッティングの結果:バックグラウンドが高い

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