羊土社 
2001年7月の書籍
 出版社  羊土社

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Dr. Asaのニッポンのバイオ研究者

アメリカで研究していこう! ラボを持とう!

《読んでくれる君に》

〜第1章 どうやってラボを選ぶ?〜多国籍ラボはオススメ〜

最初に/ラボ選びの失敗例?/ラボの選び方/最初からsalaryの出るラボは注意しよう/有名ラボはおもしろいかもしれないが、サバイバルは楽でない/多国籍ラボはオススメ/ボスはMDかPhDか?

〜第2章 ラボの日本人、ラボの外国人〜多国籍ラボでのサバイバル〜

ラボのアメリカ人、non-アメリカ人/そこまで喜ばなくても…/国民性の違い…/ラボでの仕事の仕方/日本人であること

〜第3章 研究プロジェクトと日本人〜

◆科学すること…ソロモンの指輪

研究プロジェクトの持ち方/プロジェクト捕り、ラボの中でのポジション捕り/ソロモンの指輪

◆プロトコールですべてが決まる

designのない旅立ちはありえない/夢を語るためのリサーチと推敲/プロトコールの建て方/The simple is the best.

〜第4章 ラボの中のコミュニケーション〜

◆VS ラボの仲間(ポスドク,テクニシャン)

ラボでの大切な人達/コミュニケーションをとることの大切さ/対等な立場でのrespect/friendshipの獲得/コミュニケーションの糸口

◆VS ボス

ボスとの会話/ボスはどうやって君を評価するのか/じゃあ、ボスから言わせてもらおう…/ボスにとってのリサーチャー・ランキング

〜第5章 研究の進め方〜ラボのFeedbackネットワーク〜

Feedback(天使の声・悪魔のささやき)/Feedbackネットワーク/科学はアートだ

〜第6章 学会・セミナーへ行こう〜

僕の楽しみ/なぜ、学会・研究会・セミナーに行くのか?/何しに行くのか?/抄録を書こう/共同研究のすすめ

〜第7章 Presentationのススメ〜

3つのPresentation/憧れのPresentation/自分のためのPresentation/他人のためのPresentation

◆Update Presentation

Presentationの基本的チェック/推敲が重ねられているだろうか?/Presentationのストーリー/理論的に正しくても…

◆Abstract Presentation

ジェフの奥義/聴衆の生態/ジェフのアドバイス

〜第8章 論文を世に出す方法〜

論文を書くための奥義、7箇条/論文を仕上げるための秘技、7箇条

〜第9章 拝啓 Editor/Reviewer様〜

vs Scientist myself(vs 科学者としての自分)/vs Boss(vs ボス)/vsEditor/Reviewer(vs編集者・査読者)/vs Scientist themselves(vs読者)

〜第10章 You got a lab!〜

でも… 道はそれだけじゃないよ/ラボの設立/グラント狂想曲/グラントの書き方?/知的所有権の所属/パテント狂想曲/そこの“指輪”を持っている君へ

〜付録1:英語実用表現〜

◆会話編

Lesson1:プロジェクトをはじめるときの会話例

Lesson2:質問やアドバイスをするときの会話例

Lesson3:コミュニケーションをとるときの会話例

Lesson4:共同研究を申し込むときの会話例

Lesson5:ボスが君に望むもの

◆手紙編

Lesson1:ボスの目から見たapply letter

Lesson2:Reviewerへの手紙

Lesson3:E-mailで情報を集めよう

◆WORD編

略語、ラテン語、校正記号

〜付録2:海外ラボ独立体験談!E-mailインタビュー〜

海外ラボ独立 in アメリカ:Dr. 北村 俊雄
海外ラボ独立 in アメリカ:Dr. 高橋 弘
海外ラボ独立 in アメリカ:Dr. 黒尾 誠
海外ラボ留学 in アメリカ:Dr. 鴨川 由美子
大学院生 in アメリカ:Ms. ミユキ

エピローグ …“Serendipityの夢”

〜COFFEE BREAK〜

◆第1話:ラボライフ

ラボ・ミーティング/ラボ・セミナー/ラボの朝/ラボの午後/ラボの1日の終わり

◆第2話:ラボにも奇妙な出来事

前門のボス,後門のドア/敵と味方は紙一重/FeDexのパッケージ

◆第3話:EPC物語

モノリス/ソロモンの指輪をはめるまで/EPCとの遭遇/W. Risau/血管屋が血液学も?/EPCにいざ出陣/92 J. Folkman(Angiogenesisの神様)/カミング・アウト/Science誌 /ラボを?!/リバウンド/PCその後

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わかる実験医学シリーズ
ゲノム医科学がわかる

【概 論】

21世紀の医学をつくる (菅野 純夫)

1.「ゲノム」×「医科学」=「ゲノム医科学」?
2.単因子遺伝病から多因子生活習慣病に
3.ゲノムスタイルの研究
4.ゲノム医科学の未来

【基本編】

〜第1章 ヒトゲノムシークエンスの現状と今後の展望  (豊田 敦 矢田 哲士 榊 佳之)〜

1.ヒトゲノム全塩基配列決定

2.ヒトゲノムのアノテーション

3.ゲノム解析技術の進歩

4.ヒトゲノムの現状と今後の展望

〜第2章 SNPsとは何か?〜

その意義と解析の現状 (馬場 真吾 林 健志)

1.SNPsの定義

2.SNPsの意義

3.SNPsの検出とタイピング

4.SNPsとアリル頻度解析

5.SNPs収集の現状:主なSNPsデータベース

6.SNPsの今後

〜第3章 個人化医療の時代にむけて (山岡 孝 板倉 光夫)〜

1.個人化医療の概略

2.個人化医療に有用な遺伝子多型の種類

〜第4章 疾患遺伝子の探索 (徳永 勝士 大橋 順)〜

1.単一遺伝子疾患の遺伝疫学的解析

2.多因子疾患の遺伝疫学的解析

3.なぜマーカー解析から疾患遺伝子が推定できるか−連鎖不平衡とハプロタイプ

4.疾患遺伝子の特定

〜第5章 DNAチップの解析原理と医療への応用  (油谷 浩幸)〜

1.DNAチップの種類と原理

2.発現プロファイル解析の実際と課題

3.疾患研究への応用

〜第6章 ヒトプロテオーム解析の全体像とプロテオミクス〜

基本技術とその応用にむけて (大海 忍)

1.プロテオーム解析の基本:単細胞生物からヒトへ

2.プロテオーム解析の基本技術

3.プロテオーム解析技術の応用:プロテオミクス

4.ヒトプロテオーム解析の意義と問題点

〜第7章 ゲノム創薬とは?  (長張 健二)〜

1.創薬の背景

2.遺伝子特許が及ぼす影響

3.ゲノム創薬の流れと開発のポイント

〜第8章 DNAデータバンクとゲノム研究 (舎官野 義男 五條堀 孝)〜

1.国際DNAデータバンク

2.DDBJにおけるゲノムデータベース活動

〜第9章 日本のベンチャーをとりまく世界  (村松 正明)〜

1.ビジネスの視点でゲノムを眺めてみる

2.多種多様なベンチャー

3.ベンチャー:世界の趨勢と日本の現状

4.日本型研究開発モデルの問題点

5.大学発のベンチャーをつくり出すべきだ

6.早急なベンチャーシステムの確立をめざして

〜第10章 遺伝子診断と倫理問題  (福嶋 義光)〜

1.遺伝子診断の定義

2.遺伝子診断の種類と倫理問題

3.遺伝子診断の倫理問題の解決方法

4.遺伝子解析研究と倫理

5.遺伝子診断に関係するガイドライン

【トピックス編】

〜1 SNPsタイピング技術の進歩とSNPsの今後 (坂上 拓郎 井ノ上 逸朗)〜

1.SNPsデータベース

2.SNPsタイピング法

3.SNPs解析の展望

〜2 ヒト遺伝子の多様性と進化 (斎藤 成也)〜

1.遺伝子系図

2.遺伝子頻度と遺伝的浮動

3.集団の近縁図と古代DNA

4.ヒト遺伝子の多様性

〜3 E-CELLシステムを用いたバーチャル赤血球細胞の構築とその応用 (中山 洋一  冨田 勝)〜

1.赤血球シミュレータの構築

2.浸透圧による体積変化の代謝への影響

3.バーチャル赤血球による酵素欠損症シミュレーション

〜4 遺伝子の絶対発現量プロファイル (大久保 公策)〜

1.遺伝子の絶対発現量

2.絶対発現量の定量法 ボディーマップ・SAGE・MPSS

3.公的データの取得法と無作為抽出の誤差

4.発現プロファイルの意味−3つのアバンダンスクラスとZipfの法則

5.絶対発現データの役割と展望


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