3-1 細胞傷害活性と細胞増殖測定法
上野貴将
I.細胞傷害活性の測定
II.T細胞の増殖応答の測定
Column RIを用いた細胞内薬物動態解析−AIDS治療薬を例に−
中田浩智
3-2 タンパク質リン酸化研究−32Pを用いた酵素活性測定法と細胞内でのタンパク質リン酸化の検出法−
山本秀幸
I.液体シンチレーションカウンターを用いたリン酸化酵素の活性測定法
II.フィルムの感光作用を利用したリン酸化酵素の活性測定法
III.リン酸化特異抗体を用いた研究法
Column タンパク質リン酸化研究におけるRI活用のひと工夫
桑原一彦
3-3 放射性ATPと二次元電気泳動法を用いたin vitroキナーゼアッセイ
入江 厚
Column 網羅的プロテオミクス解析の限界と新規前処理法の必要性
佐藤孝明
3-4 ゲルシフトアッセイ
奥野 豊
I.ゲルシフトアッセイ
II.他の実験法との比較
Column コンピュータソフトウェアを用いた転写因子結合部位の検索法
Column 二本鎖オリゴヌクレオチドプローブは平滑末端にしなければならない
3-5 RI標識DNAプローブを用いたin situハイブリダイゼーション法
池田啓子
I.プローブの準備:プローブのデザイン
II.DNAオリゴヌクレオチドプローブの作製
III.新鮮凍結切片の作製
IV.in situハイブリダイゼーション
V.オートラジオグラフィー
VI.現像
VII.シグナルの評価
3-6 酸化ストレス研究−35Sを用いたタンパク質翻訳後修飾S-グルタチオン化の評価法−
岡本竜哉・澤 智裕・赤池孝章
I.[35S]GSHのHPLCによる精製
II.[35S]GSHの溶媒抽出法による精製
III.タンパク質-[35S]GSHアダクトのオートラジオグラフィーによる検出
IV.プロテオーム解析への応用
3-7 シナプス可塑性研究
飯島崇利・松田恵子・柚ア通介
I.神経スライス培養系を用いた刺激依存的なタンパク質合成の検出
II.RI標識脂肪酸転移によるタンパク質の代謝標識法
Column どうして普通の実験室でRIを使ってはいけないの?
3-8 チャネル研究−125Iを用いたクロライドチャネルCFTRのチャネル活性評価法−
橋本泰明・甲斐広文・沖米田 司
I.125Iを用いたフラックスアッセイ法
II.他の実験法との比較(特にNon-RI法との比較)
Column 簡易評価法
Column パルスチェイス法
3-9 酵母研究−in vivoパルス標識によるRNAの細胞内動態解析法−
水城史貴・萬年太郎・谷 時雄
I.in vivoパルス標識によるタンパク質翻訳活性の解析
II.リボソームRNA前駆体の生体内プロセシング過程のin vivoパルス標識による解析
3-10 逆転写酵素活性測定法−32Pを用いた免疫不全ウイルス(HIV)のウイルス学的研究技術−
長谷彩希・草川 茂・武部 豊
I.逆転写酵素の活性測定
II.実験例
3-11 マウス個体を用いた研究−アイソトープを用いたタンパク質の体内動態評価法−
安楽 誠・末永綾香・小田切優樹
I.RIによるガラクトシル化アルブミン(Gal-Alb)の標識法(標識体の作製)
II.マウスにおける標識ガラクトシル化アルブミン(Gal-Alb)の体内動態解析
III.Non-RIによるアルブミンの標識法
3-12 PET(positron emission tomography)の生命科学への応用
古嶋昭博・冨吉勝美
I.PETイメージング
II.PET薬剤
Column 実験動物用X線CT
田部井俊明
Column 環境同位体を用いた地下水循環プロセスの研究
嶋田 純