Vol.27 No.12 2008

細胞工学 CELL TECHNOLOGY				◆　出版社　◆　株式会社Gakken

特集　ウイルス感染の仕組みを追う
パンデミックから慢性ウイルス感染まで
監 修　松岡雅雄

序：拡がるウイルス感染にいかに対処するか
松岡雅雄

■　特集

インフルエンザウイルスのヒトへの適応
新矢恭子

HCVの複製に必須な宿主因子の同定と創薬の可能性
森 嘉生，森石恆司，松浦善治

HTLV-1とヒトとの攻防と共存
佐藤賢文，松岡雅雄

EBVによる免疫系シグナル伝達修飾と病原性発現
岩切 大，高田賢藏

ヒトポリオーマウイルス
Raphael Viscidi

オートファジーとウイルス感染
笹井美和，岩崎明子

自然免疫によるウイルス感染防御機構
小野口 和英，米山光俊，藤田尚志

エイズウイルス：細胞とウイルスのせめぎあい
鈴木陽一，小柳義夫

ウイルス感染症の化学療法の進展：牽引車としてのAIDS治療薬開発
満屋裕明

■　HOT PRESS

還元酵素ERdj5を介した新しい小胞体関連分解機構の解明
潮田 亮，永田和宏

Cthrc1はWntと受容体の複合体を安定化して平面内細胞極性シグナル経路を選択的に活性化する
山元進司，佐々木 洋

■　My Technology

ヒトiPS細胞技術の現状と課題
桜田一洋，石川哲也

■　TOPICS：2008年のノーベル賞

ノーベル医学・生理学賞（1）：全がんの5％強の原因となるHPVの発見
清野 透

ノーベル医学・生理学賞（2）：エイズウイルス発見のおもてうら
小柳義夫

ノーベル化学賞：もし長崎の原爆が下村少年の命を奪っていたら
宮脇敦史

■　連載

1枚の写真館
生まれたての生殖細胞cDNA！
斎藤通紀

創造の構造：創造性あふれる研究のために
第12回 日本の科学技術政策：歴史的エポックと現状そして課題（2）
中西 章

転写因子第一号：ラック・リプレッサーへの道
最終回 2008年，転写調節因子のプロトタイプ
鈴木 理

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