PROTEIN, NUCLEIC ACID AND ENZYME |
VOL.42 NO.12 1997
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B5判・ 112ページ・T1105941091236
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ISSN 0039-9450
共立出版株式会社
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日本の生化学 研究者の系譜 編集:岩永貞昭・大場義樹
序 大場義樹
奥貫一男先生とその弟子たち 和田敬四郎
戦後の蛋白質化学研究の軌跡−故 鈴木友二先生を偲んで 加藤久雄・林 恭三
枯草菌と奮闘した人々−丸尾文治研究室の系譜 山根國男
名古屋大学医学部生化学教室−八木國夫先生の時代 小澤高将
今堀和友先生−華麗なる七変化 大島泰郎
失敗は成功のもと−早石 修とその門下生たち 山本尚三
水野伝一先生の研究と教育 名取俊二
遺伝子生化学のパイオニア−高木康敬教授とその研究室 関口睦夫
山川民夫−糖脂質との遭遇 鈴木明身
カルシウム時代の幕開け−江橋節郎先生と筋収縮制御機構 遠藤 實
NADからPKCへ−一研究者の軌跡 西塚泰美先生 山村博平
糖質化学から糖鎖生物学へ−山科郁男先生 京都大学薬学部での26年 川嵜敏祐
菊池吾郎先生の研究の縦糸と横糸 平賀紘一
船津 勝先生を囲む悪童たち 山ア信行
南海に夢を追った生化学者,田宮信雄 吉田 浩
癌と融合遺伝子 中田匡信・大木 操
融合遺伝子は染色体転座によって形成される,正常には存在しない異常遺伝子である。ここから産生される融合蛋白質は,多くの急性白血病と一部の肉腫で腫瘍化の原因となっている。
グルクロン酸含有酸性糖脂質の役割
−HNK-1エピトープと免疫性末梢神経疾患の成因 有賀敏夫・神田 隆・山脇正永
免疫性末梢神経障害患者の血清中に抗糖脂質抗体が存在する。この抗体の認識するエピトープの1つは細胞接着,血液神経関門形成に関与することが明らかになってきた。
アルツハイマー病βアミロイド蛋白質によるイオンチャネル形成と神経細胞死 川原正博・黒田洋一郎
アルツハイマー病脳の中で何が起こっているか。βアミロイド蛋白質によるイオンチャネル形成説を中心に,神経細胞死の分子メカニズム研究の最近の進歩を,アポトーシスでのBcI-xL蛋白質の役割とからめて紹介する。
Wg/Wntシグナル:発生と発癌の接点
presenilin 1ノックアウトマウス
NSFは本当に小胞融合蛋白質か?
ヒストン脱アセチル化酵素は転写抑制に関係する?
BcI-2とテロメラーゼの関係
糖転移酵素・細胞情報伝達国際会議 小島直也
【Book Review】【今月のKey Words】
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