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PROTEIN, NUCLEIC ACID AND ENZYME VOL.51 NO.7 2006
    蛋白質 核酸 酵素

6

A4変型判 100ページ T1105941091588

ISSN 0039-9450 共立出版株式会社

 


 ■ 特集

遺伝暗号解読40周年
編集 西村 暹・三浦謹一郎

特集の趣旨
三浦謹一郎

遺伝情報解読の瞬間にいて
西村 暹

分子生物学黎明期における蛋白質合成研究の思い出
野村眞康

エッセイ
Ochoa研究室での遺伝暗号の解読

上代淑人

Khorana博士の幸運と努力
大塚栄子

突然変異実験からの遺伝暗号の実証
岡田吉美

tRNAの構造研究から情報学へ
竹村彰祐

進化と遺伝情報−突然変異と淘汰
末岡 登

翻訳段階のサプレッション
小関治男

アンチコドン認識−1966年シンポジウム招待講演者のひとりとして
林 博司

人工塩基対による遺伝情報の拡張
平尾一郎

ナンセンス!
伊藤耕一

“正常”と“異常”を識別する管理システム
稲田利文

遺伝暗号の普遍性と進化的変遷
渡辺公綱・鈴木 勉

 ■ 学会見聞記

京都大学21世紀COEプログラム 国際学生セミナー
学生主体の国際セミナー,その“収支”やいかに

伊東真知子

 ■ リレーエッセイ 研究の森の中から

Mobiusの輪
鈴木邦彦

 ■ Review

概日周期と睡眠覚醒制御機構の分子生物学的理解
粂 和彦

概日周期として哺乳類では睡眠と覚醒が重要であるが,ショウジョウバエでも睡眠に類似した行動が発見され,哺乳類と同じくドーパミンにより制御されることが明らかとなった.時計遺伝子と睡眠覚醒遺伝子を概説する.

 ■ Short Review

細胞質で起こるmRNAスプライシング
吉田秀郎

これまで,mRNAのスプライシングは核内で行なわれると考えられていたが,異なるタイプのスプライシングが細胞質でも起こっていることが示されつつある.なぜ,細胞質でもスプライシングが行なわれるのだろうか.

気孔の開口を駆動する細胞膜H+-ATPase
木下俊則・島崎研一郎

陸上植物の気孔は青色光に反応して開口し植物と大気のあいだのガス交換を促進している.そこでは気孔孔辺細胞の細胞膜H+-ATPaseが重要な役割を果たしており,その独自の活性調節機構が明らかになってきた.

 ■ Fraction Collector

好みのタイプを嗅ぎ分けるしくみ
性と脳をつなぐ免疫系ペプチド

雄はなぜ絶滅しない?

コレステロールがないと休眠する
線虫のステロイドホルモンの同定

気合いで炎症反応を抑える!
脳は副交感神経系を介して全身の炎症反応を制御している

袋を管にする方法

DNAストレスに応答せよ,NEMO

コラーゲン分解物はケモカイン受容体に結合して悪さをする
炎症の慢性化の機構

TGFβがインターロイキン17産生を誘導する
制御性T細胞が自己免疫疾患を誘導するのか

 ■ 実験キット解体新書

蛋白質機能解析・立体構造解析の飛び道具? 無細胞蛋白質合成系
RTSシステム
PROTEIOSTM
PURESYSTEM(R)

 ■ Book Review

 ■ Cuvette

 ■ 公募・大学院・アナウンスメント

 ■ 次号予告

 ■ 広告索引

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