―免疫系における新規細胞増殖関連分子 桑原一彦・吉田 尊・坂口薫雄
高等植物の性決定機構
―顆粒球コロニー刺激因子とその受容体の複合体のX線結晶構造解析 有富正治・国島直樹・森川耿右 顆粒球コロニー刺激因子とその受容体の複合体の三次元構造を決定した。その結果、顆粒球コロニー刺激因子と受容体が2:2複合体を形成することが判明した。これは新しい分子認識機構である。高親和性コリントランスポーター ―ゲノム情報を利用したクローニング 奥田隆志・芳賀達也 最近、高親和性コリントランスポーターがクローニングされ、30年前の予想どおり、コリン作動性神経に特異的に発現していることがわかった。膜4回貫通型蛋白質CD9の新しい機能 ―受精における役割 宮戸健二・小林輝一・目加田英輔 受精過程のなかでも、精子と卵子の細胞膜が融合するときに、CD9という分子が重要らしい。ジフテリア毒素レセプターの研究から見いだされたこの分子の生い立ちと新たな役割を紹介する。神経接着分子による軸索成長円錐の運動制御 ―L1の細胞内輸送とシグナル伝達系 上口裕之 神経細胞接着分子は、単なる細胞間の糊ではない。細胞内トラフィッキング・シグナル伝達により細胞接着を動的に制御し、軸索成長円錐の運動をコントロールしている。
土田信夫・西垣玲子・高 崇峰・土田幸子・中島琢磨
―熱ショック蛋白質の新しい機能 RNAiの反応機構 アミロイドβ蛋白質だけが悪いんじゃない 樹状突起はセマフォリンがお好き
―先駆的役割を果たした100年の歴史 岡田吉美 20世紀はウイルスの時代であった。それはタバコモザイクウイルスの発見から始まった。20世紀に果たしたその役割と、節目節目に生まれた人間のドラマを振り返る。
大和雅之・串田 愛・岡野光夫
中村健道
森 望
Alimjan Idiris & Mohammed Taufiq Alam
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