バイオウェブ

32号 (2017)
遺伝子医学MOOK  出版社  (株)メディカル ドゥ

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難病研究up-to-date - 臨床病態解析と新たな診断・治療法開発をめざして -

編集:
松原洋一(国立成育医療研究センター研究所長、東北大学名誉教授)

■ 序文

松原洋一

■ 序章:情報共有による難病研究の隘路解消をめざして

末松 誠

■ 第1章 難病の診断と病態解析

1.未診断疾患イニシアチブ
要  匡

2.エピゲノム
右田王介・秦 健一郎

3.ヒトマイクロバイオームデータと病態診断
服部正平

4.大規模コホート調査とメタボローム解析が明らかにする日本人代謝プロファイル
小柴生造・山本雅之

■ 第2章 難病の病態モデル作製

1.ゼブラフィッシュ
久保 純・宮坂恒太・松本 健・小椋利彦

2.患者由来iPS細胞を用いた病態モデル作製
戸口田淳也・山中伸弥

3.疾患モデルマウス:家族性アミロイドポリニューロパチー
山村研一

4.小型霊長類マーモセットによる病態モデル
井上貴史・佐々木えりか

■ 第3章 難病の治療法(総論)

1.遺伝子治療の現状と展望
金田安史

2.酵素補充療法の現状と今後の展開
奥山虎之

3.核酸医薬
佐々木茂貴

4.難治性神経変性疾患における治療開発〜 疾患特異的iPS細胞を用いた神経疾患モデルの構築と治療薬の開発
岡田洋平・祖父江 元

5.先天代謝異常症のタンパク質ミスフォールディングに対する治療:薬理学的シャペロンとタンパク質恒常性制御因子
大野耕策

6.同種造血幹細胞移植
矢部普正

7.再生医療 iPS ES
梅澤明弘

8.ゲノム編集
高橋 智

■ 第4章 難病の治療法(各論)

1.遺伝子治療

1) 慢性肉芽腫症
小野寺雅史

2) AADC欠損症に対する遺伝子治療
山形崇倫・小島華林・中嶋 剛・村松慎一

2.タンパク質・酵素補充療法

1) ライソゾーム病に対する酵素補充療法
井田博幸

2) 筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対するHGF
青木正志

3.核酸医薬

1) デュシェンヌ型筋ジストロフィーの新規核酸医薬品開発をめざして−エクソン53スキップ薬開発の現状−
青木吉嗣・武田伸一

2) 福山型筋ジストロフィー
戸田達史

4.薬剤の開発:低分子化合物,分子標的薬・抗体医薬

1) 肺がんの新しい分子標的薬
矢野聖二

2) 関節リウマチ
南木敏宏・川合眞一

3) 脊髄性筋萎縮症(SMA)における新規治療
齋藤加代子

4) PARP阻害薬開発の現状と展望
三木義男

5.シャペロン

1) リソソーム病の薬理シャペロン療法
檜垣克美・難波栄二

6.移植(骨髄移植,肝移植など

1) 副腎白質ジストロフィー(ALD)の造血幹細胞移植
下澤伸行

2) 先天代謝異常症に対する肝移植
笠原群生

7.再生医療 iPS,ES

1) 重症心不全に対する心筋再生治療法の開発
澤 芳樹

2) iPS細胞を用いた筋萎縮性側索硬化症の疾患モデル
仁木剛史・井上治久

3) ES細胞による再生医療
阿久津英憲・土田奈々絵

8.ゲノム編集

1) ゲノム編集
高田修治

2) 疾患モデルマーモセット
佐藤賢哉・佐々木えりか

9.トピック

1) 炎症性腸疾患の治療総論
水野慎大・金井隆典

■ 第5章 難病研究今後の展開

1.次々世代のゲノム解析
岩間一浩・松本直通

2.データシェアリングによる研究促進
小崎健次郎

■ 索引

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