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30号 (2016)
遺伝子医学MOOK  出版社  (株)メディカル ドゥ

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今,着実に実り始めた遺伝子治療 - 最新研究と今後の展開

編集:金田安史
(大阪大学大学院医学系研究科遺伝子治療学教授、日本遺伝子細胞治療学会理事長)

■ 序文

金田安史

■ 第1章 遺伝子治療の現状

1.遺伝子治療の復活:世界の現状
小澤敬也

2.日本の遺伝子治療
谷 憲三朗

■ 第2章 遺伝子治療革新技術

1.ゲノム編集法を利用した遺伝子修復治療
三谷幸之介

2.次世代がん治療用HSV-1の開発
岩井美和子・藤堂具紀

3.標的化アデノウイルスベクターの開発
町谷充洋・水口裕之

4.アデノウイルスベクターによる遺伝子発現制御技術
鈴木まりこ・近藤小貴・鐘ヶ江裕美

5.レンチウイルスベクター
島田 隆

6.AAVベクターの現状と問題点の克服に向けて - AAV Barcode-Seq解析法を用いた新たな取り組み -
足立 圭・中井浩之

7.センダイウイルスベクター
井上 誠

8.ワクシニアウイルス
中村貴史

9.悪性腫瘍に対するコクサッキーウイルス療法開発の現況
宮本将平・小原洋志・谷 憲三朗

10.HVJエンベロープベクター
金田安史

11.高分子ナノミセルを用いた生体へのin vivo mRNAデリバリー
内田智士・位啓史・片岡一則

12.化学的アプローチを駆使した核酸医薬の最前線
小比賀 聡・中川 治

■ 第3章 単一遺伝子の異常による遺伝性疾患と遺伝子治療

1.ライソゾーム蓄積症とペルオキシゾーム病
大橋十也

2.慢性肉芽腫症
小野寺雅史

3.先天性免疫不全症 (ADA欠損症,X-SCID,WAS
大津 真

4.遺伝性網膜疾患
池田康博

5.表皮水疱症に対する遺伝子治療の現状と展望
玉井克人

6.デュシェンヌ型筋ジストロフィー
岡田尚巳・武田伸一

7.血友病に対する遺伝子治療の現状と展望
水上浩明

8.HGF遺伝子を用いたリンパ浮腫に対するリンパ管新生療法
齊藤幸裕

■ 第4章 がんと遺伝子治療

1.臨床の現場に近づいた前立腺がん遺伝子治療の現状と今後の展開
那須保友

2.ナノパーティクルを用いた脳腫瘍治療

大岡史治・夏目敦至・若林俊彦

3.悪性グリオーマに対するウイルス療法
伊藤博崇・藤堂具紀

4.食道がんに対する放射線併用アデノウイルス療法の臨床開発
藤原俊義・田澤 大・香川俊輔・白川靖博

5.TCR改変T細胞による食道がん治療
池田裕明・珠玖 洋

6.Oncolytic Adenovirusによる消化器がん治療
佐藤みずほ・山本正人

7.悪性中皮腫に対する遺伝子治療の現状
田川雅敏

8.白血病 / リンパ腫に対するCAR-T遺伝子治療
小澤敬也

9.Lung cancer gene therapy using armed-type oncolytic adenovirus
A-Rum Yoon・Jinwoo Hong・Chae-Ok Yun

■ 第5章 神経疾患と遺伝子治療

1.Parkinson病
村松慎一

2.Aβ分解酵素ネプリライシンによるアルツハイマー病の遺伝子治療
永田健一・西道隆臣

3.筋萎縮性側索硬化症 - 孤発性ALSモデルマウスを用いたALSの遺伝子治療法開発 -
山下雄也・郭  伸

■ 第6章 循環器疾患/感染症と遺伝子治療

1.心不全の遺伝子治療
谷山義明・眞田文博・村津 淳・楽木宏実・森下竜一

2.末梢血管病変に対する遺伝子治療
松田大介・松本拓也・米満吉和・前原喜彦

3.結核
岡田全司

■ 第7章 遺伝子治療におけるレギュラトリーサイエンス

1.遺伝子治療関連規制
久米晃啓

2.遺伝子治療の審査体制と海外動向
山口照英・内田恵理子

■ 索引

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