5号 (2006)
遺伝子医学MOOK  出版社  (株)メディカル ドゥ

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先端生物医学研究・医療のための遺伝子導入テクノロジー
ウイルスを用いない遺伝子導入法の材料,技術,方法論の新たな展開

編集: 原島秀吉(北海道大学大学院薬学研究科教授)
田畑泰彦(京都大学再生医科学研究所教授) 

■ 序文

今、ウイルスに頼らない遺伝子導入が熱い
原島秀吉・田畑泰彦

■ 序論にかえて

ウイルスを用いないで遺伝子導入を高める材料、技術、方法論
田畑泰彦

■ 第1章 遺伝子導入のための材料

1.脂質
川上 茂・橋田 充

2.刺激応答性をもつ脂質ベクター
高橋俊成・河野健司

3.カチオン性ポリマー
橋本朋子・山岡哲二

4.デンドリマー
有馬英俊

5.多糖
城 潤一郎・田畑泰彦

6.遺伝子キャリアとしての高分子ミセル
大庭 誠・片岡一則

7.高分子微粒子
藤本啓二

8.ナノゲル
今栄東洋子

9.遺伝子導入におけるセラミック材料−リン酸カルシウムを中心に−
木村 剛・古薗 勉・岸田晶夫

10.フラーレンC60の生体関連機能
磯部寛之・中村栄一

11.ナノ磁性粒子による新たな遺伝子導入法
野村祥太郎・望月勇輔・北 善紀・西尾広介・坂本 聡・加部泰明・半田 宏

12.MEND
小暮健太朗・原島秀吉

13.人工改変型ウイルスベクターの現状と今後の展開
倉知慎之輔・中川晋作

■ 第2章 遺伝子導入のためのDDS技術,方法論

1.徐放化
櫛引俊宏・田畑泰彦

2.生分解性ゼラチンを用いた遺伝子・ペプチドの徐放化
宮原義典・永谷憲歳

3.持続的遺伝子発現のためのアプローチ
西川元也・高倉喜信

4.高分子によるターゲティング
山本雅哉・田畑泰彦

5.リポソームによるターゲティング
清水広介・奥 直人

6.リバーストランスフェクション
三宅正人・吉川智啓

7.遺伝子発現増強のための培養方法の工夫−バイオリアクターの利用−
城 潤一郎・岡崎有道・田畑泰彦

■ 第3章 遺伝子導入のための物理刺激

1.エレクトロポレーション法
猪阪善隆・今井圓裕・高原史郎

2.超音波を用いた遺伝子導入法の開発
谷山義明・島村宗尚・冨田奈留也・荻原俊男・森下竜一

3.レーザー光を用いた遺伝子導入
佐藤俊一・寺川光洋・小原 實

4.高水圧遺伝子導入法
倭 英司・宮崎純一

5.温度による遺伝子発現効率の向上
横山昌幸

■ 第4章 遺伝子導入のための細胞生物医学とその関連技術

1.エンドサイトーシス経路における選別輸送
大橋正人

2.核膜孔複合体:核−細胞質間分子流通のメディエーターとしての機能と構造
今本尚子

3.ウイルス感染のメカニズム
中西真人・瀬川宏知・江口暁子

4.細胞内導入
二木史朗

5.細胞特異的遺伝子デリバリー
片山佳樹・新留琢郎

6.膜融合能を利用した遺伝子導入法の開発:HVJ-Eベクター
西川智之・金田安史

7.エンドソーム・エスケープ
新留琢郎

8.細胞内トラフィック
秋田英万・原島秀吉

9.遺伝子修復
紙谷浩之・原島秀吉

10.人工核酸シャペロン:核酸のハイブリッド形成を促すバイオマテリアル
丸山 厚・新谷 彩

11.デザイナブル核酸修飾
杉本直己・中野修一・大道達雄

■ 索引


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