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現代化学 増刊39
ボディープランと
器官形成

浅島 誠編
 出版社  (株)東京化学同人

〒112-0011 東京都文京区千石3-36-7
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総論 
浅島 誠


■ 第T部 ボディープラン

1.生殖細胞形成
長浜 嘉孝
1・1 はじめに
1・2 生殖細胞の起原
1・3 生殖腺の形成
1・4 配偶子形成
1・5 精子形成と精子成熟
1・6 おわりに

2.初期発生における中胚葉と神経形成
上野 直人

2・1 初期発生における卵割
2・2 三胚葉ができる仕組み
2・3 細胞増殖因子の作用メカニズム

3.神経冠細胞分化の制御に見るボディープラン
若松 義雄,大隈 典子

3・1 はじめに
3・2 体幹部神経冠細胞の分化制御
3・3 頭部神経冠のパターン形成とその遺伝的制御
3・4 おわりに

4.消化管形成のボディープラン
福田 公子,八杉 貞雄

4・1 消化管の正常発生および消化管形成にかかわるボディープラン
4・2 胚体内胚葉の成立
4・3 内蔵板中胚葉の成立
4・4 前後軸に沿ったパターニング
4・5 上皮を中心とした同心円状のパターンの成立
4・6 前胃形成の分子機構
4・7 これからの研究
5.肢芽形成
井出 宏之

5・1 四肢の選択
5・2 肢芽の構造
5・3 肢芽の形成
5・4 肢芽の成長
5・5 肢芽の後期発生
5・6 細胞死と指パターン形成
5・7 関節形成
5・8 筋肉の形成
5・9 肢芽の再生能

6.変態
鈴木 賢一,朝比奈 欣治,吉里 勝利  

6・1 両生類の変態
6・2 甲状腺ホルモンによる変態のメカニズム
6・3 無尾両生類皮膚の変態
6・4 変態研究の新しいアプローチと今後の展開
■ II部 組織と器官形成

7.筋肉

大日方 昂
7・1 骨格筋の起原となる体節の部域化と筋前駆細胞の形成
7・2 筋細胞分化への過程
7・3 筋分化制御因子
7・4 筋細胞の形づくり

8.骨組織の形成について
野田 政樹

8・1 胎生期の骨形成
8・2 骨形成にかかわるラント型転写因子
8・3 骨芽細胞に発現するHLH型およびLZ型転写因子
8・4 軟骨とCbfa1
8・5 骨の形成におけるシグナリングシステム
8・6 骨吸収に関する細胞制御のメカニズム
8・7 おわりに

9.肝臓
小清水 右一,中村 敏一

9・1 肝臓の機能と構造
9・2 肝の発生
9・3 肝芽細胞の誘導と肝原基の形成
9・4 肝芽細胞の増殖・生存維持機構
9・5 肝細胞の機能的分化と成熟化
9・6 おわりに

10.心臓
駒崎 伸二

10・1 脊椎動物の心臓形成の概要
10・2 心臓形成の誘導
10・3 心臓形成の初期過程で発見する遺伝子
10・4 心臓形成の系統発生
10・5 心内膜と心外膜の形成
10・6 心筒の領域化
10・7 心臓の弁の形成
10・8 興奮と収縮機能の発達

11.腎臓
武藤 重明,浅野 泰

11・1 はじめに
11・2 腎臓の構造
11・3 腎臓の発生
11・4 間充織細胞から上皮への変換
11・5 尿管芽の分岐形成と増殖
11・6 ネフロン形成を総括,調節する転写因子
11・7 おわりに

12.膵臓
小島 至

12・1 膵臓の構成
12・2 膵芽の形成
12・3 内分泌細胞・外分泌細胞への分化
12・4 膵臓の分化と転写因子
12・5 おわりに

13.幹細胞の可塑性を考える:血液分化の多様性
西川 伸一

13・1 問題の発端
13・2 多能性の中間段階の細胞は成熟個体にも存在するのか?
13・3 リプログラミング
13・4 リプログラミングはどの程度の頻度で見られるのか?
13・5 間違いの原因
13・6 Dollyの十年から21世紀へ

14.血管形成のボディープラン
梅渓 通久,浜窪 隆雄,児玉 龍彦

14・1 血管系の発生を決定する増殖因子とチロシンキナーゼ受容体
14・2 内皮細胞の起原
14・3 生体期の血管新生のプログラミング
14・4 今後の課題

15.脳と脊髄
岡野 栄之

15・1 哺乳類における神経系の初期発生
15・2 神経幹細胞からのニューロンとグリアの分化
16.眼
渡辺 憲二
16・1 眼領域の決定
16・2 眼の前駆細胞の確立
16・3 眼の前駆細胞からの細胞分化
16・4 神経性網膜の前後軸,背腹軸の決定
17.耳の発生
原田 康夫,工田 昌矢
17・1 外耳の発生
17・2 中耳の発生
17・3 内耳の発生
18.皮膚
松崎 恭一,熊谷 憲夫
18・1 はじめに
18・2 ヒトの皮膚
18・3 胚子の皮膚
18・4 胚子の皮膚から胎児の皮膚へ
18・5 第2三半期間の皮膚
18・6 第3三半期間
18・7 皮膚の発生と分子生物学
  索引

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