
■ 特集 早期がん診断の研究最前線―がんの兆候をとらえる― |
【特集を読むにあたって】
進展する早期がん診断の研究
馬場嘉信
早期にがんの兆候をとらえる最先端の研究アプローチを概観する.
迅速ながんイメージングを可能にする蛍光プローブの精密設計
神谷真子・浦野泰照
体内のがんをリアルタイムに生可視化する蛍光プローブができた.
血中循環がん細胞検出によるがん診断
岡本行広・馬場嘉信
がん組織から血中へ漏れ出たがん細胞を診断ターゲットとする動き.
マイクロRNAのがん診断マーカーとしての可能性
富永直臣・小坂展慶・落谷孝広
がん細胞に特有のマイクロRNAを微量検出すれば診断可能に.
マイクロRNAによるがん診断プラットフォーム
一木隆範
少量の血液でがん診断を行うデバイスの開発が進んでいる.
エピジェネティクスから迫るがん診断
近藤 豊
ゲノムとエピゲノムに関する異常は,がんの目印となる.
メタボロミクスによるがんの診断マーカー探索
曽我朋義
がん患者特有の代謝がわかれば代謝産物の解析で診断できる.
がん細胞のみを特異的に殺す生薬成分は有望か?
尾崎友紀・野島 博
インド原産のハーブ成分は,がんの特効薬となるか?
結晶美術館(3)
アダマンタン
田中陵二
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化学の目でみた考古学・文化財学(7)
白濁した修復剤を除去する
中條利一郎
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論文で使ってみたい英語表現(16)
不定詞を使いこなそう(1)
赤羽良一・飯野一彦・R.Sampson
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■あれ・これ
百花繚乱のイチゴテクノロジー
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■セキララかがく
雪 |
○蛍光をより多く出す有機分子の設計
○1000万回も反応を繰返す“金サブナノ粒子”
○卵巣腫瘍の診断に使える二機能性の造影剤
○近赤外光が出るようにルシフェリンを改造
○セシウムを光らせて検出(物質・材料研究機構プレスリリース
○体から電力を取出す
○カエルツボカビの宿主はザリガニ
○超巨大な表面積をもつ金属錯体を合成
○論文タイトルに美辞麗句はご法度
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