バイオウェブ


2011年3月号 No.480
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

〒112-0011 東京都文京区千石3-36-7
TEL 03-3946-5311
FAX 03-3946-5316
URL https://www.tkd-pbl.com/

■ FLASH

○ペプチドでつくる量子ドットとナノチューブ

○多様な炭素源から大面積のグラフェンをつくる

○アンモニア合成に活性な新触媒を発見

○金属粒子を泳がせる新しい方法

○自己免疫性糖尿病に分子構造論で挑む

■ 化学かわらばん

○合金の“レアメタル”

○水素結合の定義が広がりそう

○グラフェンをフッ素加工

○リンは進化の後ろ盾?

○活性酸素の攻撃を重水素で防ぐ

○ネコの巧みな舌使い

■ Watch

創薬プロテオミクス時代の化学
―低分子化合物でタンパク質相互作用を制御する―

夏目 徹

創薬のトレンドはすっかり生物医薬に移ってしまったのだろうか.
実は,化学者が得意とする低分子創薬に新潮流が生まれつつある.
■ 解説

「たかが水,されど水」
―水の電気分解を利用して,絶縁体を大きな熱電効果を示す金属に―

太田裕道

「なんだろう?」その疑問が解けたとき,研究は意外な方向へ進展した.

ウイルスを模倣したペプチドナノ材料
―キャプシドの自己集合戦略に学ぶ―

松浦和則

ウイルスの構造は,ナノ材料としての魅力に満ちている.

ナノテクの先駆け 米国Mirkinラボでの研究
酵素のように働きを調節できる分子触媒の開発

桑原純平

「反応を止めたり進めたりできる触媒」の構想から実現まで.
■ 化学基礎講座

高価なレーザーを使わない便利な分析法
低温マトリックス単離法
―電子励起状態の振動スペクトルを測定する―

中田宗隆

■ 連載

今さらきけない有機化学(4)
ルイス塩基は還元剤ではない?

奥山 格

変革力でみる化学産業(最終回)
日本で最も歴史の古い化学産業
無機化学工業

田島慶三

化学者のための現実的エネルギー講座(最終回)
日本のエネルギー長期戦略を考える
御園生 誠

若い力:分子生物学の扉をひらいた人々(3)
理論物理学からファージの分子生物学へ転向
デルブリュック26歳

岡田吉美

データでみる日本の科学技術(2)
基本計画24兆円は数字のマジック
伸びない研究開発費

林 幸秀

ニュースになった毒(22)
楽に死ねるという誤解
硫化水素の毒性学

Anthony T. Tu

■ 追悼

田宮信雄先生を偲ぶ
大島泰郎


■あれ・これ
カカオゲノム解読でチョコレート危機打開?

■やじうまかがく
信号機
■セキララかがく
理想の業績リスト
 

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