バイオウェブ


2010年12月号 No.477
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○グラフェンを使う塩基配列解読法の提案

○太陽光を無駄なく使ってCO2を再利用する

○蛍光を使わない新しい生体試料可視化法

○パッチクランプ法に代わる電気生理学的測定法

○ヘモグラビンの四次構造変化の詳細

■ 化学かわらばん

○地球の中心を移動する鉄のかたまり

○紙でつくる薄型リチウムイオン電池

○レーザーの逆現象は起こるか

○金塊は菌の賜物?

○グラフェンから抗菌シートをつくる

○蔓延するイルカ皮膚病の謎

■ 2010年ノーベル賞は炭素の科学に

【化学賞】

パラジウム触媒クロスカップリング反応
-R.F.Heck博士・根岸英一博士・鈴木 章博士の業績‐

宮浦憲夫(北海道大学)
炭素‐炭素結合反応の概念を一新したクロスカップリング反応.
日本人2名を含む3名の業績を,ともに歩んだ研究者が紹介.

有機化学トレンドウォッチ:ノーベル化学賞編

クロスカップリングを創った人々
佐藤健太郎(東京大学)
クロスカップリングは,日本が生み育てたと言っても過言ではない.
その発展の歴史を辿ってみよう.

溝呂木とHeckが生んだ触媒反応
山本明夫(東工大名誉教授)

“炭素の科学”に授与された物理学賞と化学賞
大澤映二(豊橋技科大名誉教授)

【物理学賞】

グラフェン研究と日本人研究者のかかわり
榎 敏明(東京工業大学)

【生理学・医学賞】

体外受精技術が提起したもの
堤  治(山王病院病院長)

【解説】

DNAメチル化分析に威力を発揮する
バイサルファイト反応の発見

早津彦哉(岡山大学名誉教授)

【イグ・ノーベル賞受賞】

粘菌がつくる自己組織的な鉄道網
高木清二(北海道大学)
中垣俊之(公立はこだて未来大学)

■ レポート

ノーベル化学賞受賞共同会見

■ 連載

化学者のための現実的エネルギー講座 (3)
再生可能エネルギーの現状と課題―それぞれの特徴を活かす―

御園生 誠(東京大学名誉教授)

変革力でみる化学産業(9)
情報・エネルギー・環境 新時代の産業に活路をひらく
無機材料工業

田島慶三(日本化学会フェロー)

ニュースになった毒(19)
煙たがられるタバコ

後藤京子(医薬品医療機器総合機構)
Anthony T.Tu(コロラド州立大学名誉教授)

 

■あれ・これ
食べ過ぎは腸内細菌のせい?

■セキララかがく
背後の型
■やじうまかがく
ガスボンベ
 

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