バイオウェブ


2010年8月号 No.472
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○人工ゲノムが細胞内で起動した!

○ブロック共重合で簡単に多孔質膜をつくる

○“歩くDNAロボット”に新型が登場

○血流中で抗体として働く高分子ナノ粒子

○グラフェンからフラーレンを直接合成

■ 化学かわらばん

○猛毒リシンの阻害剤を発見

○鉄分補給はナノ粒子で?

○ウイルスの表面に光触媒系をつくる

○微生物がD-アミノ酸をつくる理由

○カーボンナノチューブで爆薬を検出する

○ヒ素は皮膚からも取込まれる

■ インタビュー

生物発光ひとすじの道 ー下村 脩博士、明美夫人に聞くー
聞き手:馬渕 一誠

緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見者である下村博士が、明美夫人を交え、研究の歩みや日本の科学について率直に語った。

■ Watch

化合物に代わる創薬領域となるか 今、なぜ抗体医薬なのか
増保 安彦

新しい抗体医薬が多く生まれている。なぜ今、化合物でなく抗体なのか。創薬の大きな技術的転換期を迎えているのだろうか。

抗体医薬に化学は貢献できるか
佐藤 健太郎

長年、創薬研究の中心であった合成化学は、バイオ技術によって生み出される抗体医薬に対して、ごのような貢献が可能か。

■ 解説

ホタルの発光の効率と色変化機構 ー定量計測による新事実ー
秋山英文・安東頼子・王 瑜

ホタルの発光に関する仮説は、50年間検証されていなかった。

バイオ材料とデバイス技術の融合 −電気化学による細胞のパターニングー
西澤 松彦

細胞をデバイス上へ自在に配列させる界面制御技術を紹介。

海外で活躍する研究者 異質で多様な研究環境で過ごす意義 ー米国 UCLA Yaghi研究室ー
生長幸之助

■ 連載

変革力でみる化学産業(5)
医薬品工業

田島 慶三

釉をめぐる尾張の旅(最終回)
七宝町を歩く

米山 輝子

ここがPOINT! 院試問題で学ぶ基礎(5)
量子化学:多原子分子

中田 宗隆

ニュースになった毒(16)
取締まりに躍起になる中国
アヘン系麻薬の今昔

Anthony T. Tu

■あれ・これ
存在感を増すアジアの科学技術

■セキララかがく
こぼすな
■やじうまかがく
冬至はいとこ煮、夏は蒲焼
■ほん
基礎細胞生物学

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