バイオウェブ


2010年3月号 No.468
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○巻貝の左右を反転させる

○抗原を高感度に同時定量できる光共振器

○再利用できる白金触媒で複素環を構築

○金属タンパク質を“金属酵素”へ転換する

○最難関化合物パラウアミンついに完成

■ 化学かわらばん

○ヒトゲノムから探るアジア人の移動

○形も機能も赤血球にそっくりな粒子

○ハスの葉のような表面をもつ効率のよい太陽電池

○食物中のメチル水銀の迅速な検出法

○細菌の光合成機構を利用した効率のよい水素製造法

○新しければよいわけではない

■ Watch

基本原理から生まれた フォトニクスポリマー
ー光を自在に操る 小池康博 博士ー

ポリマーの散乱・屈折を積極的に制御する道が拓けてきた

■ 解説

ユビキチン研究の新たな展開
−タンパク質分解系の枠組みを超えた多彩な機能ー

岩井 一宏

“ユビキチンといえばタンパク質分解”という連想はもう古い。情報伝達系にも匹敵するほどの多様なユビキチンの活躍を紹介。

バイオの技術を応用した新しい半導体デバイスの研究
浦岡 行治・山下 一郎

究極のシリコン純度が要求される半導体プロセスに、不純物ともいえる炭素系の生体超分子を用いたら、新しいデバイスができた。

海外で活躍する研究者 材料化学と界面化学の調和が生み出すサイエンス
ードイツ マックスプランク研究所 コロイド界面部門ー

中西 尚志

日本と海外の研究機関との連携で生まれたラボのリーダーが語る。

■ 化学基礎講座

X線小角散乱でナノ空間を照らし出す
秋山 修志

溶液から固体まで、さまざまな状態の構造をナノレベルで分析。

■ 免疫学×化学

病原体の侵入を監視する Toll 様レセプター3の分子構造
坪井 正道

病原体が体内に侵入したことを、いかにして免疫系へ知らせるか。

■ 連載

10分で読める有機化学トレンドウォッチ(22)
N-ヘテロサイクリックカルベンが拓く有機分子触媒の新次元

佐藤 健太郎

“安定なカルベン”の触媒としての魅力と可能性。

ニュースになった毒(11)
飲むべき?飲まないべき?プラスチックボトル入り飲料水

Anthony T. Tu

プラスチックボトル入りの水はどの程度安全か?

ウイルス世界への旅(6)
ウイルスの役割を見直す

山内 一也

ヒトの胎児を守る役割をウイルスは担っている。

■あれ・これ
都市のランドマーク
三つのタワーの物語
■やじうまかがく
タマネギ
■セキララかがく
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