バイオウェブ


2010年2月号 No.467
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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FAX 03-3946-5316
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■ FLASH

○大気汚染と気候変動の関係

○金属タンパク質の還元電位を操る

○軟らかいコロイドで強いガラスができる

○光でイオンチャネルを開閉する

○大型共用施設をどう運用するか

■ 化学かわらばん

○フラーレン触媒

○5000ドル以下でヒトゲノムを解読

○昆虫で見つかった新規不凍化合物

○アルゴンのケイ素化合物

○ろ紙を利用して細胞を三次元培養する

○遺伝子組換えダイズ製ωー3脂肪酸に安全宣言

■ Watch

薬物取締まりに欠かせない化学分析
ー元厚生労働省 麻薬取締部 主任鑑定官 牧野由紀子博士にきくー

現代化学編集グループ

化学分析は、薬物取締まりの現場でどのように活用されているのか。

■ インタビュー

日本独自の科学コミュニケーションとは
ー毛利 衛さんにきくー

現代化学編集グループ

科学者集団と一般社会との認識のギャップを埋めるには?

■ 解説

ユニークなビオチン化反応を利用したタンパク質解析
末田 慎二

ある細菌から生成物をがっちりつかんで放さないユニークな酵素がみつかった。それはタンパク質解析に大きな利点をもたらした。

一次元電子系を1nmに閉じ込めた!ー常識の壁を越えた“分子階段”との出会いー
平原 衣梨・山下 正廣

何の変哲もない金属錯体を一次元に集積すると、さまざまな電子物性を発揮する。では、次元性を広げてみたら?

巨大タンパク質を舞台とする触媒化学
上野 隆史

構造生物学の進歩によって、タンパク質より大きく細胞小器官より小さい10〜100nmのメゾ空間を対象にした化学研究が可能に。

■ 免疫×化学

細菌破壊の引き金
補体C1の分子構造

坪井 正道

細菌を破壊する補体の反応は、どのように始まるのだろう。

■ 連載

10分で読める有機化学トレンドウォッチ(21)
炭化水素の未踏峰:21世紀版 夢の化合物

佐藤健太郎(東京大学特任助教)

ニュースになった化学物質(9)
ダイエット薬(2)ーなかには危ないものもあるー

A. T. Tu (コロラド大学名誉教授)

ウイルス世界への旅(5)
ウイルスの存在戦略

山内一也(東京大学名誉教授)

■あれ・これ
心配されるナノ材料の安全性

■やじうまかがく
金沢の珍味
■セキララかがく
つかの間の自由
 


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