2009年10月号 No.463
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○完璧な有機半導体膜をつくるには

○カーボンナノチューブをDNAで効率よく分ける

○狭い場所での緑膿菌の会話と行動

○危険物質を“化学的に”保管できる四面体

○微生物は環境の変化を予測しているのか

■ 化学かわらばん

○ラパマイシンで寿命が延びる (出典:D. E. Harrison ほか, Nature, 392, 460(2009))

○ゴキブリ駆除物質の全合成 (出典:H. Ueda ほか,Angew. Chem. Int. Ed. , 48, 1(2009))

○グラフェン膜の簡単な作製法 (出典:L. J. Cote ほか, JACS, 131, 11027(2009))

○8億種類の化合物ライブラリー (出典:M. A. Clark ほか,Nature Chemical Biol., doi: 10.1038/mchembio. 211(2009))

○コガネムシの体色は円偏光性だった (出典:V. Sharmaほか,Science , 325, 449(2009))

○RNAポリメラーゼIIは忍耐強い (出典:C. Hodge ほか, Science, 325, 626(2009))

■ おもな解説記事

未来を拓く次世代型窒素固定法の開発ーエネルギーおよび環境問題を解決するアンモニア社会の実現に向けてー
西林 仁昭

肥料資源として重要なアンモニアをエネルギー資源として捉え直すことによって, 次世代型窒素固定法の開発に新たな意義が加わる.

循環型エネルギー資源の開発を目指した金属錯体触媒による二酸化炭素や水の多電子変換反応
田中 晃二

実験室系で複数の電子が関与する酸化還元反応を構築するのは困難を伴うが, 金属錯体の中心金属と配位子をうまく組合わせることで可能に.

■ 連載

ニュースになった毒(7)
芸能人をむしばむ薬物:覚醒剤, MDMA, コカイン

Anthony.T.Tu

【新連載】 ウイルス世界への旅(1)
ウイルスはどのように見つかったのか?

山内 一也

10分で読める有機化学トレンドウォッチ(18)
天然物から医薬へ
ハリコンドリン 24年目のテイクオフ

佐藤健太郎
科学英語ポイント講座【番外編】
アブストラクトを書こう

Olaf Karthaus ・上野 早苗
■あれこれ
寒天・ゼラチンの不思議な物性:菓子からハイテクまで
■やじうまかがく
睡眠
■セキララかがく 
大学説明会

 



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