
○原子1個で量子ドットができた
○細胞内の温度を精密に測る
○有機金属を隠し味に使った交差カップリング
○誘導ラマン錯乱で生体試料を見る
○ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士が帰国
○プリオンタンパク質とアルツハイマー病(出典:Nature, 457, 1128(2009))
○燃料電池用カーボンナノチューブ触媒(出典:Science, 323, 760(2009))
○磁気を利用して固相合成反応を追跡する(出典:J. Am. Chem. Soc., 130, 17678(2008))
○大規模発電用太陽電池に最適な材料は何か(出典:Environ. Sci. Technol., 43, 2072(2009))
○ペプチドの新しいイオン化法(出典:J. Am. Chem. Soc., 131, 940(2009))
○前立腺がんのバイオマーカー(出典:Nature, 457, 910(2009))
■Watch■
計量文献学から明らかになる事実
論文至上主義は研究の生産性を上げるか
小野寺夏生
毎日発表される論文の数は増加の一途をたどっているが、研究者の一人当たりの生産性は、必ずしも上がっているわけではない。
■解説■
自然変動の解明なしに気候予測は不可能
-温暖化が止まる理由-
赤祖父俊一
地球の急激な気温上昇が2000年以降止まっている。この不可解な現象の理由はわかっていない。自然変動で説明がつくとする立場を紹介。
材料探索が生み出した新しい光触媒による水分解
-太陽光による水からの水素製造へ-
工藤昭彦
新しい水分解光触媒を得るための研究から得られた光触媒ライブラリー。この中から、高効率、太陽光が利用可能などの、ユニークなものを紹介。
アクリルアミド生産に使われる酵素反応の謎
-ニトリルヒドラターゼの反応機構の解明-
尾高雅文・橋本浩一・養王田正文
重要な化成品アクリルアミドを生産する酵素反応機構は未解明のままである。提唱されている仮説と最新のモデルを解説。
免疫学×化学:インターフェロンγの分子構造
坪井正道
鍵分子の構造解明が進んでいる。化学の視点で免疫学をとらえてみよう。
輪島への旅 漆を探る(2)
いざ輪島へ
米山輝子
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私の化学論(14)
元素周期律と原子模型
妹尾 学
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ニュースになった毒(2)
再び害をもたらしたジエチレングリコール Anthony T.Tu |
微生物世界への旅(最終回)
私たちにとって微生物とは何か?
茂野俊也
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10分で読める有機化学トレンドウォッチ(13)
ヘキサシクリノール全合成にまつわる疑惑
佐藤健太郎
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■あれこれ
日本で花咲くステンドグラス
2000年のナノフォトニクス
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■やじうまかがく
消火器
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■セキララかがく
共同研究計画
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