
○“ナノーコロナ放電”で化学分析
○ソムリエがかぎ分ける“陰の香り”が現れるには
○真珠を手本に強い材料をつくる
○カーボンナノチューブでタンパク質をラマン分析
○インターフェロンγのシグナル伝達機構
○タミフルの「3工程」合成法
○迅速なゲノム解読法
○高脂肪の食物を摂取すると食欲を抑制する物質
○カーボンナノチューブを超遠心で選り分ける
○有望なマラリアワクチン
○一年生植物が多年生植物に変わるしくみ
○結核菌にも多様性がある
■Watch■
太陽光発電は真に地球環境・エネルギー問題を解決できるか
-カギを握る化学技術-
鯉沼秀臣
太陽光発電が注目を浴びているが、バブル的な活況はいずれ冷めるだろう。長期展望が見据えつつ基幹材料の基礎化学技術を開発すべきだ。
■解説■
観測による気候感度の推定
-CO2濃度が2倍になると気温は何℃上がるか-
伊藤公紀
人工衛星観測にもとづく複数の推定結果によると、気候感度の値はシュミレーションの推定よりも小さい値におさまる可能性がある。
細胞がつくるシステムのロバストネスを測る
-細胞の頑健性とアキレス腱-
守屋央朗
生物体は外部環境の変化に対して驚くほどの頑健性(ロバアストネス)を備えている。細胞のロバストネスを定量的に測れる手法を紹介。
南部陽一郎の独創性の秘密を探る(2)
西村 肇
大学卒業後、最初の論文から超一級の仕事をしたといわれる南部陽一郎。それを可能にした南部の独創性の特質とは?
10分で読める有機化学トレンドウォッチ(11)
超原子価ヨウ素化合物
ペルヨージナン試薬のルネッサンス
佐藤健太郎 |
科学英語ポイント講義(11)
x-yグラフの基本をおさえよう
Olaf Karthaus・上野早苗 |
免疫のしくみをめぐって(23)
免疫不全はどのようにして発生するのか
矢田純一
|
微生物世界への旅(23)
ゲノムを超えたゲノム メタゲノム
中島敏明 |
私の化学論(12)
化学原子説の展開
-電気化学的二元論と有機化学構造論-
妹尾 学 |
|
■あれこれ
実用段階に入ってきた電子ペーパー
|
■やじうまかがく
麻薬がほしい? |
■セキララかがく
理想の教育
|
■ほん
海洋微生物と共生
クーパー細胞生物学
アトキンス生命科学のための物理化学 |
BIOWEB(R)サービスに関するお問い合わせ: service@bioweb.ne.jp
|