
○絶縁体が電界効果で超伝導体に変身
○大気中NF3の初観測に成功
○1個の金ナノ粒子触媒のふるまいを見る
○デンキウナギのように“発電”するには
○NASAの気温データの間違いをボランティアが指摘
○マンモスのゲノム解析
○カーボンナノチューブ製透明スピーカー
○走査型透過X線顕微鏡で反応中の触媒を観察
○サリドマイドの安全性を高める
○プラスチック製実験器具による実験誤差
○抗肥満薬の吉報と凶報
■Watch■
インフルエンザウイルスに何が起こっているのか
-タミフル耐性変異の現状と分子基盤-
鈴木康夫
タミフル備蓄が進む一方、耐性ウイルスの出現が警戒されている。薬の使用量が少ない地域で発生するなど不可解な点も多い。耐性の分子基盤は?
■解説■
“動的共有結合”で分子の動きを制御する
河合英敏・梅原健志
共有結合でありながら、可逆的に切れては再結合する特殊な結合が注目されている。動的共有結合は分子マシンの新たな駆動力になりうるか?
高分子ミクロ相分離でつくる小さな反応容器
-溶媒で満たされたソフトな細孔-
伊藤香織・彌田智一
ある種の高分子はミクロ相分離とよばれる規則的なナノ構造をとる。これを“鋳型(テンプレート)”として利用する、新しい工学的応用を紹介。
南部陽一郎の独創性の秘密を探る(1)
西村 肇
素粒子標準モデルの基礎にすべてかかわり、1980年代にはすでにノーベル賞が確実視された南部陽一郎。その“すごさ”をわかるための手引き。
10分で読める有機化学トレンドウォッチ(10)
期待の抗がん剤コルチスタンの全合成競争
佐藤健太郎 |
科学英語ポイント講義(10)
効果的なプレゼンテーションのヒント
-図はできるだけ簡素に-
Olaf Karthaus・上野早苗 |
免疫のしくみをめぐって(22) 予防接種には目的にかなった種類のワクチンが必要である
矢田純一
|
微生物世界への旅(22)
自然環境中での遺伝子操作
千浦 博 |
私の化学論(11)
近代化学のおいたち
-十七世紀の科学と哲学-
妹尾 学 |
|
■セキララかがく
空を飛ぶ |
■やじうまかがく
ネズミ |
■あれこれ
うつ病社会における心の定量化
|
■ほん |
BIOWEB(R)サービスに関するお問い合わせ: service@bioweb.ne.jp
|