
○高分子ゲル上で物を運搬する
○金属表面のナノ構造がカシミール力に影響
○光酸化還元触媒と有機触媒で行う不斉合成
○校正機能を変えて人工タンパク質をつくる
○細胞内のごみリサイクル運動
○巨大ウイルスにたかるウイルス(出典:Nature, 455, 100(2008))
○オリーブ油中の血圧降下作用成分(出典:Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 105, 13811(2008))
○樹木並みの吸水力をもつヒドロゲル(出典:Nature, 455, 2008)
○長い論文ほど引用されやすい(出典:http://arxiv.org/abs/0809.0692(2008))
○樹木の発する危険信号(出典:Biogeosciences, 5, 1287(2008))
○強い熱帯低気圧ほど最大風速が増している(出典Nature, 455, 92(2008))
2008年ノーベル賞:素粒子、ウイルス、そしてGFP
■ノーベル賞解説■
【化学賞】
クラゲから生まれたGFP革命
-生命科学研究に投じた新たな光-
小澤岳昌・宮脇敦史
光る物質は数多くある中で、なぜ緑色蛍光タンパク質(GFP)がバイオプローブとして威力を発揮したのか。その理由を受賞者の業績から探る。
【生理学・医学賞】
ヒト病原ウイルスハンターたちのサクセス・ストーリー
野田 亮
3人の受賞者の顔ぶれを見て、「よかった。でもなぜ・・・」と思った人も多いはず。落選したギャロも含む研究者たちの長い奮闘の物語。
【物理学賞】
素粒子の標準理論、その発端と完成
-二つの「対称性の破れ」-
平田光司
湯浅、朝永両博士に続く日本の素粒子物理学は、新たな才能を生み出し続ける。自由に発想を展開して到達した二つの業績への軌跡を追う。
■解説■
ひとりでに積み重なる分子
-次世代ナノテクノロジーへの新たな挑戦-
吉沢道人・小野公輔・藤田 誠
自己組織化を利用し、望みの個数の分子を精密に垂直に重ねる方法を紹介。
超重量級の元素の素顔に迫る
-原子1個を分析する化学-
永目諭一郎・豊嶋厚史
たった数個しか観測されない超重元素の極限領域の化学を解説。
免疫のしくみをめぐって(20)
細菌をどうやって退治するのか
矢田純一 |
私の化学論(9)
機械論的自然観と粒子哲学
妹尾 学 |
10分で読める有機化学トレンドウォッチ(9)
ナノマシンをあやつる:分子ブレーキさまざま
佐藤健太郎 |
微生物世界への旅(20)
培養できない微生物へのチャレンジ
重松 亨 |
新・新しい化学の実験室(12)
着色料が吸着しやすい食物繊維は?
井上正之
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■セキララかがく
着想とは |
■コラム
迷路を解く粘菌がイグ・ノーベル賞に |
■あれこれ
メラミンでなぜ健康被害が起こったのか
-単独では毒性の低いメラミンが、シアヌル酸と複合的に作用して害に- |
■やじうまかがく
加賀屋 |
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