
○膜タンパク質を壊さずに質量分析する
○細胞1個の重さを量る
○フッ素化の位置を決める技
○NF3は温室効果ガス?
○こすると発色光が変わる液晶
○学術雑誌電子化の弊害(出典:Science, 321, 395(2008))
○透過型電子顕微鏡で水素原子を観察する(出典:Nature, 454, 319(2008))
○素早い色変化を示すフォトクロミック化合物(出典:Org. Lett., 10, 3105(2008))
○カーボンナノチューブ製の微量はかり(出典:Nature Nanotech., DOI:10.1038/nnano.2008.200)
○タンパク質の迅速な切断法(出典:Journal of Proteome Research, 7, 3276(2008))
○副作用から既存薬剤の新用途を探す(出典:Science, 321,263(2008))
■Watch■
iPS細胞の特許の行方とその諸問題
越智 豊
研究開発を推進する上で特許の役割は大きいが、一企業が医療上の発明を独占する行為は人道的でない。iPS細胞でも医療特許のあり方が問われる。
■解説■
押すと発光色が変わる
有機ピエゾクロミック材料の設計に向けて
荒木孝二・務台俊樹
分子の並びが変わることで発光が変化する有機分子が開発された。まったく新しい材料を一からつくり上げた際の、思考の軌跡を追ってみた。
記憶の神経回路に迫る
-海馬における長期増強現象の分子機構-
林 康紀
最新の可視化技術を駆使してわかってきた「記憶の分子機構」の一端を解説する。人と技術とアイデアが噛み合って予想外の成果が出た研究物語。
米国の化学教育システム
-高校〜UCバークレー校化学科での体験から-
中村優希
米国で中学校から大学までを過ごした著者が、米国流・化学教育の実態をレポート。アグレッシブに活動し、猛勉強する米国学生たちの姿も報告
免疫のしくみをめぐって(18)
免疫はがんを退治できるのか
矢田純一 |
私の化学論(7)
中世キリスト教世界とアルケミー
妹尾 学 |
10分で読める有機化学トレンドウォッチ(7)
アミド縮合反応の過去・現在・未来
佐藤健太郎 |
微生物世界への旅(18)
小さい「微生物」は表面が大切
-不思議な空間「バイオフィルム」に至る道-
森崎久雄 |
科学英語ポイント講義(7)
ヘビの尻尾を切ろう:接尾辞で見分ける
Olaf Karthaus・上野早苗
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■セキララかがく
科学を愛する人 |
■やじうまかがく
対称 |
■あれこれ
NASA誕生50年 |
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