2008年1月号 No.442
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○水銀を撒いて汚染経路を調べる

○トウガラシで痛みだけを“麻酔”

○同時に三つの酵素反応を実現するベシクル

○人工原子を使ったレーザー発振に成功

○小動物の足に学ぶ粘着技術

速報 ・ヒトiPS細胞開発:ヒトES細胞研究はもういらないか?

■ 化学かわらばん

○世界最長の「水」の橋(出典:J. Phys. D40, 6112(2007))

○原子の振動と摩擦(出典:Science, 318, 780(2007))

○太陽光で水を分解する新しい光触媒(出典:Angew. Chem. Int. ed., doi:10.1002/ anie.20071626)

○「善玉」だったマスト細胞(出典:Nature Immunology, 8, 1095(2007))

○後処理の楽なセルロース分解法(出典:Angew. Chem. Int. Ed., 46, 7636(2007))

○ポプラの木の有害物質除去能力を高める(出典:Proc. Natl. Acad. Sci. USA, doi: 10. 1073/ pnas. 0703276104(2007))

■ おもな解説記事

■新春座談会■
研究で一歩先をゆく発想力とは

長野哲雄・管 裕明・上杉志成

専門領域を自在に越えて新鮮なアイデアを生み続ける「発想力」は、研究者にとって欠かせない能力である。この力を身につけるには?

■解説■
心を映し出すDNAチップの開発

-ストレスの理解と制御に向けて-
六反一仁

現代人の誰もが感じている心理的・心身的ストレス。DNAチップの進歩が、ストレスの正体を科学的に解明するのに一役買うかもしれない。

ダイレクト・アブイニシオ分子動力学(MD)法を使って
化学反応を実時間で追う

田地川浩人

反応ステップごとに計算を行う新たなダイナミクス計算の方法は、今まで扱うことができなかった条件の分子・反応の計算を可能にした。

共役系高分子を自在に並べる
若林里衣・竹林新二・竹内正之

優れた電気的特性を示す共役系高分子。その力を十分引き出すには、整然と配列させることが重要となる。配列を制御する新しいコンセプトとは?

われわれは現代の科学教育の施策に何が不満なのか
細矢治夫

■ 連載

免疫のしくみをめぐって(9)
免疫系はウイルスにいかに対抗するか

矢田純一
微生物世界への旅(9)
無機物だけで生きる微生物

片山葉子
ナノ粒子を測るには?(2)
気相でのナノ粒子径測定
-大気汚染調査から工業応用まで-

奥山喜久夫
中西香爾先生の文化勲章受章をお祝いして
原田宣之
■セキララかがく
研究がはじまるとき
■ほん 生化学反応機構
    もやしもん
■やじうまかがく 
録音・録画
■ピックアップ
Books & Information


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