2007年6月号 No.435
現代化学  出版社  (株)東京化学同人

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■ FLASH

○地球温暖化にはこれで対処

○超分子の助けでタンパク質が集合

○ウイルスでつくる光合成の初期経路

○感覚神経と糖尿病との意外な接点

○呼吸酵素がうまく働くには?

■ 化学かわらばん

○ナノ粒子で鮮明な指紋を採取する(出典:Chem.Commun.,1142(2007))

○誰にでも輸血できる血液(出典:Nature biotech.,25,454(2007))

○奇想天外な地球温暖化防止策(出典:Journal of British Interplanetary Society,60,82(2007))

○製造年で異なるBCGワクチンの効果(出典:PNAS,104,5596(2007))

○インクジェットプリンターで人工骨をつくる(出典:Adv.Mater.,19,795(2007))

○イチョウからダウン症の記憶障害改善薬(出典:Nature Neuroscience,10,411(2007))

■ おもな解説記事

特集:科学コミュニケーション
―対話しはじめた科学と社会―

■科学と親しむ■
“リビングサイエンス”のアプローチ
―子ども料理科学教室の実践から―

上田昌文

科学者と対話しながら文化として科学を楽しむ
カフェ・デ・サイエンス
三井恵津子

大学にミニ科学館を!
―千葉大学サイエンスプロムナードの試み―

現代化学編集グループ

■科学を伝える■
「発掘!あるある大事典」が提起した科学報道の問題点

松永和紀

米国科学者のコミュニケーション力
―世界最大の科学コミュニティーAAASの年会に参加して―

難波美帆

■科学を育む■
どうあるべき?
科学コミュニケーション実践教育
―小さなしかけ・大きなしかけ―

林 衛

ここまで見えた分子軌道
―HOMOの可視化―

新倉弘倫
目で見えるはずのない量子の世界を可視化できるようになってきた。
実測値をもとに見えた窒素分子の分子軌道は、さてどんな形?

粒子線照射によるがん治療技術の現状と課題
桜井 淳
日進月歩で進化しつづける粒子線がん治療。原子力研究開発機構と放射線医学総合研究所で実施されている最先端粒子線がん治療を紹介。

高速化が進む 糖鎖解析
―糖鎖構造研究を加速する新しい解析法:グライコブロッティング法―

天野麻穂・西村紳一郎
最近、糖鎖の構造が病気の目印となることが報告された。ますます重要性の高まる糖鎖構造解析を高速化する新しい方法を紹介する。

■ 連載

免疫のしくみをめぐって(3)
何億種もの異なった抗原レセプターをどうやって作るのか

矢田純一
微生物世界への旅(3)
微生物のいない場所はどこか?

茂野俊也
私のゲノム像(2)
たかがゲノム、されどゲノム

近藤 滋
セキララかがく
「しみんこうざ」
■あれこれ
コレステロール値が高いといわれたら
■ピックアップ
Books & Information
■やじうまかがく
くさい話
 


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